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10速/11速兼用のSTIレバー「ST-U6030」。

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以前、CUESのSTIレバー「ST-U6030」は10速/11速兼用だと書きましたが、

シマノCUESのSTIレバー「ST-U6030-R」は、10速/11速兼用だった!
先日紹介したCUESのSTIレバー。意味不明なことに、右レバーのST-U6030-Rが10速・11速兼用であるかのように書いてある。シマノ互換性を確認しても、10速には「10R」と書いてあるけど別製品なのかわからない。気になって確認してみま...

どういう話かというとこれ。

レバーにスピードセレクターをつけると10速用、スピードセレクターを外すと11速用になる。
おそらく、スピードセレクターを脱着することにより最後の「1枚分」をクリックできるか?を制御しているんだと思われる。
10速と11速ではギアピッチが違うわけで、ワイヤーの巻き取り量が同じだと困ることになりますが、

10速と11速では違うリアディレーラーが指定されているので、ここでワイヤー比を制御してんのかな。

 

ところで、10速としてST-U6030を使っていた人が11速化したくなったときに、レバーの買い換えが不要になるという点ではメリットがあるし、在庫管理する上でも共通パーツになっていることはメリットがあると考えられる。

 

というよりも、これはユーザーのメリットというよりも、作るメーカーや問屋/小売店の在庫管理上のメリットなんじゃないかと思うのね。
CUESは変速段数にかかわらず11速用チェーンを使うことになってますが、そのメリットは主にメーカーが複数のチェーンを作らなくていいことと、問屋/小売店が複数のチェーンを在庫管理しなくて済む点にある。

 

それの一環として10速/11速兼用レバーにしたのかと。
まあ、ユーザーからしてもパーツの入手性が良くなるからメリットはあると思われるけど、そもそもシマノは全般的に入手性はいいのでして。

 

まあ、シマノは特にそうだけど、従来のようにグレードごとにレバーを用意していたらメーカーは大変。
その意味でも10速/11速兼用レバーは意味があるのかも。

 

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