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自転車業界はなぜ「未塗装重量」という存在しないものを表記するのか?

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以前から不思議に思っているのですが、ロードバイク界隈では「フレームの未塗装重量」という謎表記がデフォルトです。

ヨネックス史上最軽量540gのバイクフレーム「CARBONEX SLD」に新色3カラーと限定完成車が登場|YONEX | Bicycle Club
スポーツ用品メーカーのヨネックスは、同社史上最軽量となる540g(Sサイズ/未塗装)を実現した日本製カーボンバイクフレーム「CARBONEX

YONEXのCARBONEX SLDは540g(Sサイズ/未塗装)だそうですが、そもそも未塗装状態では販売されてないのだから、無意味な数字に思える。

 

なんで未塗装重量という概念が横行するのだろうか。

 

まさか、ユーザーが塗装を落として使う場合を想定している…とは考えにくい。
どこかのケミカル屋のようにチェーンを完全脱脂する人にとっては、チェーンの重量表記も「グリス未注入重量」にすべきなのだろうか?

 

いややはり変。
販売される状態での重量表記にすべきだと思うんだけど、いまだに納得いく答えにはぶち当たらない。

 

ところでやや疑問なのは、このフレームのタイヤクリアランスは28cまでらしい。
昨今の流れからすると狭い。
ロードバイクはここ10年くらいで大きく変化しているので、数年前の価値観が今は古く感じてしまうこともありますが、なぜかフレーム重量表記は一貫して未塗装重量なのよね。

 

未塗装という存在しない製品の重量を知らせることの意味がいまだにわからないんだけど、自転車業界特有の風習だよね。

 

けど、全体の流れが「未塗装重量」の中、一社だけ塗装済み重量表記にすると、なぜか損した気持ちになる。
要は軽さを表現するために未塗装重量表記なんだろうけど、変な風習だよなと思うのは私だけだろうか?

 

ある業界ではサービスをしてくれる人の年齢を実年齢ではなく、「キャラ年齢」で表記する。
明らかに40歳を越えていても、サイト上では29歳などと表記しているのだが、

 

なぜこれが詐欺に当たらないのか謎である。
もちろんいろいろ言い訳は成り立つ。
「サイトを更新し忘れた」と言い張ることもできるし、「いや29歳ですよ」と強弁することもありうる。
それに対して「年齢がおかしいのではないか」と抗議すると、たちまち機嫌を損ねてサービスレベルが低下するのである。

 

フレーム重量を未塗装重量表記にするのと、実年齢ではなくキャラ年齢で表記する問題はどこか似ていると思っているのですが、変な風習だよね。

コメント

  1. まる より:

    モーターサイクルは、長らく乾燥重量(液類が入って無い状態で走れない)表記してましたが、最近は装備重量(走れる状態)表記になりましたね。

  2. ひげメガネ より:

    ペイントによって重量がわずかに異なるから?と思いましたがどうでしょうね。

    • roadbikenavi roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      それならそれぞれのカラー別に塗装後重量を示せば済むような…

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