こちらについて思うのですが、
この話題は一部界隈でああだこうだ言われていて、ちょっっとだけ気になっていたので良い機会だったから聞いてみました。
新品時に塗布されているグリスは乗る人が必要と思ったならば落としてもいいけど、悪さをするものではないから躍起になって落とす必要も無い、と。 https://t.co/jez5nRgTVr— サンクスサイクルラボ小岩店 (@tclab0503) June 18, 2026
某ケミカル屋がいうには、初期グリスと鉄粉がスラッジ化してチェーンを攻撃し寿命を短くするから、初期グリスは抜くべきと主張する。
しかし、そんなに躍起になって初期グリスを落とす必要があるのか?と聞かれたら、必要な人は落とせばいいし、そうでない人は躍起になる必要もない。
ちなみにチェーンメーカーの中の人がいうには、新品チェーンにおいて最適化した物質をわざわざお金を掛けてつけているのだし、落としたい人がいるならご自由にどうぞだけど、そうではないならそのまま使ってもらえればという。
むしろ問題になるのは、以下だという。
・初期グリスを落とした際に使ったケミカルが残留しており、それが新しく注油した成分を分解するリスク
・十分乾燥させてないことによる錆リスク
問題なのは、「きちんと内部まで注油できたか?」「きちんとケミカル類を洗い流せたか?」「きちんと水分を飛ばしたか?」を証明することは困難な上に、現にこれらの作業不十分に起因すると考えられるチェーントラブル事例はメーカーに蓄積されている。

それらを考えたら、チェーンメーカーとしては「そのまま使ってね」「アルカリや酸を使わないで」というのは当然でしかない。
どこかの粉ものにしても、「お湯で溶いて」と書いていたとしても、奇想天外な思考をするユーザーが灯油を加熱して溶かす…なんてことすら予見される。
だから「お湯」と書くことで、想定外の使用方法をされたとしてもメーカーに責任がないことにするのは当然のこと。
メーカーは、ユーザーが行う作業を信用するわけにはいかないからチェーンメーカーは各種アナウンスをするし、ワコーズなんかはプロ向けで市販してないケミカルもある。
プロなら一定のスキルがあると考えられても、一般ユーザーのスキルはかなりバラツキがあるから、そういう対応を取らざるを得ない製品もあるのよね。
まあ、某ケミカル屋がまた「書いてないことを書いたことにする」や「切り抜きにより意味を変えてしまう」ことが予想されますが、チェーンピン周りのクリアランス計算のような簡単な話ですら間違える人なので…
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。


コメント
チェーンのグレード依存かも知れませんが、初期グリスそのままだと200km辺りを超えたタイミングで妙に重くなるんですよね。なので、いきなり長距離走る時は、軽くチェーンルブをさして走る事があります。慣らしてから走れよ、と言われればそれまでですが。
コメントありがとうございます。
>いきなり長距離走る時は、軽くチェーンルブをさして走る事があります
たぶん多くの人はそうしているかなと。