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先日の道志みち事故について【補足】。追記アリ。

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先日、神奈川県の国道413号(通称 道志みち)において、高校生が乗るロードバイクと、対向車であるバスの事故について書きました。
http://roadbike-navi.xyz/archives/6301

 

この件ですが、当サイトの読者様からのタレコミ情報でして、私も本来ならばきちんと取材してから載せるべきだったと今は反省しています。
記事では、ほかのニュースサイトからの情報として【ロードバイクがセンターラインを越えた可能性】について書きましたが、さらに違う読者様からタレコミ情報を頂きました。



タレコミ情報

読者様からのタレコミ情報は、こちらです。

https://twitter.com/barubaru24/status/1026009651559596033
こちらの件ですが、続報があってバス側のセンターライン越え
が原因だったそうです。

 

これについてリンク先からさらにリンクで国土交通省のメルマガに行くのですが、そこではこのような記載があります。

 

(2)貸切バスの死傷事故
7月18日(水)午後0時04分頃、神奈川県の国道において、東京都に営業所を置く
貸切バスが回送運行中、上り坂の右カーブでセンターラインを超えて進行したた
め、対向車線を走行してきた自転車2台と衝突した。
この事故により、自転車の運転者1名が死亡し、もう1台の自転車の運転者が軽傷
を負った。

これは間違いなく道志みちでの事故の件だと思われます。
国土交通省は、【バスがセンターラインを越えた】と明言されていますね。

 

これについて、どこのニュースでもこのような過失については触れていません。
で、真相を確かめるべく、管轄の津久井警察署に聞いてみました。

管轄の警察署では

管轄の津久井警察署に電話をし、当サイトの運営、国土交通省のメルマガ、そして真相はどうなっているのかを聞きました。
担当者が会議中なので折り返し電話しますということで、一時間後に電話が来ました。

 

対応していただいたのは、交通課の課長さん(だったと思います)。
結論から言うと、津久井署でプレスリリースしたのは、あくまでも事故があったという事実、事故の場所、事故の日時、自転車側が下り左カーブを走行中に対向車のバスと衝突し、一名死亡、一名負傷、バスの運転手が逮捕ということだけだそうです。

 

ロードバイクかバスのどっちがセンターラインを越えたとか、そういう情報はどこにも一切出しておらず、国土交通省のメルマガについても全く関与していないので分からないという話でした。
また【バスがセンターラインを越えたか】と【ロードバイクがセンターラインを越えたか】については、現在も捜査中の案件なのでお答えできないという話でした。

 

なので今現在、国土交通省に、メルマガ記載の文章について事実関係を確認するようにメールで求めているところです。
回答があり次第、追記します。

 

<追記>
読者様からのタレコミで、以下のようなメールを頂きました。

国交省のメルマガの情報についてですが事故事業者からの事故報告が元ではないでしょうか。
旅客運送事業者は↓のURLの通り事故を発生させた場合、報告の義務が生じます。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/03safety/report.html
大本の法律は、道路運送法か道路運送車両法だったと思います。

今回のように若い命が失われることは大変残念ですが、本件を他山の石として、どの様に事故を回避するか、安全を確保するか考えるきっかけとしないといけないですね。

バス事業者は事故を起こした場合に、国土交通省に報告義務があるようです。
なのでバス会社からの報告のままメルマガに掲載した可能性が高そうです。

 

国土交通省からの返答があり次第、さらに追記します。

<追記>
国土交通省によると、バスがセンターラインを越えたというのは、バス事業者からの報告に基づくもののようです。



被害者様、ご遺族様、ご関係者様にお詫び申し上げます

前回の記事では、ほかのニュースサイトのソースを元に、【ロードバイクがセンターラインを逸脱した可能性】という情報を元に記事を執筆いたしましたが、事実関係をしっかり調べずに憶測が含まれてしまったこと、心よりお詫び申し上げます。

 

何度も書きますが、この事故の原因は現在も捜査中であり、ロードバイクがセンターラインを越えたのか、バスがセンターラインを越えたのか、管轄の警察署では公表していないし、お答えできないという話です。

 

理屈の上では、片側一車線の道路で対向車と衝突する事故が起こった場合、当たり前ですがどちらかがセンターラインを越えていないと衝突することはあり得ません。
ただ、管轄の警察署では、今時点でも、今後でもどっちがセンターラインを越えたのかということについてはマスコミも含めてお答えできないという話です(捜査中のため)。

 

どっちがセンターラインを越えたのかについては、裁判して判決が出ない限りはわからないと思います。

 

憶測のみで記事を書いてしまったこと、深く反省しています。

安全性確保のために

前回の記事では、ロードバイクがセンターラインを越えないようにするためにはどうしたらいいのか、というテクニック的な話も書きました。
それはそれで重要なことですので、記事はそのままにさせていただきます。

 

今回お話していただいた警察官の方には、当サイトが月間約80万のアクセス数があるということをお伝えしていますが、是非とも交通安全について書いていってほしいという要望がありました。
神奈川県警は正直好きになれない事案もあったのですが、交通安全は別なのでしっかり取り上げて行きたいと思います。

 

警察が言うには、津久井署管内でのロードバイク事故は決して多いわけではなく、今回のは稀なケースだと言っていました。
ただ、ふらついて走っているロードバイクと車が接触した事例などはあるようです。

 

ロードバイクを安全に走るためにですが、一番わかりやすいところで言うと、自動車のドライバー目線で走るといいということがあります。
自分が車を運転しているとして、前を走るロードバイクに【こういう動きをされたら嫌だな】とか【こういう走り方をされると怖いな】と思うような乗り方は避けるということです。

 

特に峠の登りだと、蛇行しているロードバイクもいます。
蛇行は危ないです。

 

あと前に書いた記事で、このようなことも書きました。
http://roadbike-navi.xyz/archives/6345/

ロードバイクに乗っていて、曲がり切れずにセンターラインオーバーというのは、残念ながら乗り手のテクニック不足です。
コーナーリングに入る前にしっかり減速するとか、視線をコーナーの出口に向けることで曲がるとか、オートバイ乗りなら当たり前のようなテクニックが必要です。

 

私自身はオートバイには乗りませんが、こういったテクニックは免許講習で習うのでしょうか??

 

ロードバイクの場合、免許もありませんし自転車に乗ることができる人なら、普通に乗りこなすことができます。
そういう意味では、垣根が低い乗り物というか、買うお金さえあれば買って乗ることができます。

 

ロードバイク人口は、漫画の影響も大きいのでしょうけど確実に増えている印象です。
誰でも乗れてしまうロードバイクなので、正直なところ無茶な走り方をしている人も時々見かけます。

 

信号無視とか逆走とか、交通法規を無視するのは論外ですが、車道の真ん中に寄りすぎなロードバイクとか、コーナーリングで膨らみすぎている膨らみすぎているロードバイクは時々見かけます。

 

免許制があれば、講習でテクニックも教わることとなるでしょうけど、ロードバイクの場合は自分で調べて学ぶしかないんですね。
逆に言えば、調べないし学ばない人は、危ない乗り物になりかねません。

 

失敗から学ぶということも大切ですが、事故で死んでしまったら失敗から学んで活かすタイミングすら失います。
最低限のテクニックは、自分で習得する必要があるわけです。

 

ロードバイクに乗る人の中には、自動二輪の免許を持っている人も多いような印象ですが、特に学生さんの場合、競技として速いかどうかが問われるのは当然ですが、それ以上に交通法規とかテクニックも学ばないと、公道で練習するのは危険だと言えます。

これについてご意見を頂きました。

テクニックと書いていますが、もしロードバイクに乗るのに免許が必要になっても、自動車学校のようなテクニックは習わないでしょ。
速くするためのテクニックと、免許は別物なのに。

これについては完全に誤解です。
私が言うテクニックとは、あくまでも安全に走るために必要なテクニックの話で、速くなるためのテクニックとは別物です。

 

自動2輪でもスラロームとかありますが、ああいうのってバイクコントロールのテクニックを見ているわけです。
ロードバイクも同じで、バイクをコントロールできないと危ないですよ、という意味のテクニック。

コーナーリングでは視線を使って曲がるとか、ハンドル操作ではなく重心移動で曲がるとか、安全性を求めているという意味です。

 

時々自転車の免許制について議論が上がりますが、個人的には自転車に免許制を導入するのは反対の立場です。
理由ですが、免許制を導入するにはかなりの費用がかかるはずで、反則金の徴収や免許更新費用などを徴収しても、大赤字なのではないかと思うからです。
取り締まりを行う警察官も、今の人数では足りてませんし。

 

財政的に大赤字でも、免許制導入することで大幅に事故などが減少すれば効果はあったと言えるでしょうけど、そんなに期待できない気がするからです。

 

なのでロードバイクに乗る人は、自己防衛のために自分でテクニックを覚えていくしかないんですね。

 

さて話は逸れましたが、現段階では警察はどちらがセンターラインを越えたのかについて公表していません。
それをほかのニュースサイトを鵜呑みにして、ロードバイクがセンターラインを越えた可能性が高いという論調で書いてしまいました。
ご遺族様、ご関係者様には深くお詫び申し上げます。

 

それと同時に、国土交通省が発表している【バスがセンターラインを越えた】ということについても、警察は発表しておらず、なおかつ捜査中の案件なので肯定も否定もできないそうです。
国土交通省から返信があり次第追記します。

 

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