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何回チューブを変えてもパンクします【質問いただきました】

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ロードバイクのパンクについて質問を頂きました。

先日初めてパンクしまして、チューブ交換しました。
それ以降、走っているときに急にパンクします。
バン!というすごい音が走行中にしてパンクしてしまうのですが、タイヤも変えないとダメでしょうか?




回答いたします。

これの答えは簡単なのですが

この文章を読んだだけでパンクの原因がわかるのですが、正解はひとまず置いといて、パンクが頻発する原因について考えていきます。
答えはすぐにわかりますが、ロードバイクで何かメカトラブルが起こった場合に、原因を追究する能力がないとヤマ勘であれでもないこれでもないとパーツを変えてみては違う・・・というサイクルに陥る人もいます。

 

なのであえて正解よりも、一般的にパンクが頻発する原因について書きましょう。

パンクが頻発する原因

パンクというのは理由もなく起こることはありません。
理由があるからパンクします。

タイヤの異物が残っている

何か鋭利なものを踏んずけてパンクした後、その鋭利なものがタイヤに刺さったままならパンク頻発です。
これは当たり前ですね。

 

このタイヤには針金のようなものが刺さっています。

わかりづらい画像ですが、タイヤの内部まで針金が到達しています。

これを取り除かずに新しいチューブを入れても、またパンクするのは当たり前です。
こういう針金などの異物はタイヤに埋もれていてわからないこともあります。
なので目で見て、手で触って異物がないかきちんと確認し、場合によってはピンセットなどで取り除く必要もあるわけです。

タイヤの劣化

タイヤがすり減ってくるとパンクを頻発することがあります。
ただすり減った程度ではパンク頻発とはならないことが多く、表面のゴムが削れて中の繊維層が見えていたらもう終わりです。

 

大きな穴とか開いているときは交換したほうがいいですね。

リムテープの消耗

ホイールによってはリムテープが必要になりますが、リムテープが消耗してニップルホールの穴の跡がクッキリしてくると、パンクを頻発することがあります。
この場合、パンクしたチューブの穴は、当然ですがリムテープ側になります。

 

タイヤの摩耗や異物によるパンクだと、チューブの穴はタイヤ側ですね。
パンクしたときにチューブに軽く空気を入れてみて、耳に当てるとどこで空気が漏れているのかわかりますが、穴の位置がタイヤ側にあるのかリムテープ側にあるのかで話が全然違うわけです。

 

リムテープは1年に一回くらいは交換したほうがいいですね。



空気圧管理が出来てないことによるリム打ちパンク

空気圧が低すぎる運用をしていると、ちょっとした段差などでチューブがリムに強く打ち付けられるようになりパンクします。
これをリム打ちパンクといいます。

 

このパンクでは、リムテープ側に2つの穴が出来ることが多いです。
だいたいは【空気ですか??2週間に一度は入れてますよ】とかそういう話をする人が多いです。

 

ロードバイクって、原則としては【乗る前は毎回空気を入れる】のが正解です。
どんなに横着しても2,3日に一回入れることです。

チューブ交換時の作業ミス

パンクしてチューブを交換するときに、チューブが捻じれているとか、チューブがタイヤに噛んでいるとパンクの原因となります。
これは人的な作業ミスです。

真犯人は?

パンクが頻発する場合には様々な原因で起こるわけですが、原因追及もせずに【タイヤ変えてみるか】とか【リムテープ変えてみるか】と行き当たりばったりでいくと、交換する必要がないパーツまで交換してお金の無駄です。
なので原因を追究することが大切なのですが、今回のケースは実は簡単です。

先日初めてパンクしまして、チューブ交換しました。
それ以降、走っているときに急にパンクします。
バン!というすごい音が走行中にしてパンクしてしまうのですが、タイヤも変えないとダメでしょうか?

異物を踏んでパンクするとき、音ってします??
シュっという小さな音がすることはありますが、バン!!なんて大きな音はなりません。
リム打ちパンクでも同様です。

 

バン!!という音がするときは、チューブを変えるときにタイヤで噛んでいます。
これが噛み込みパンクの大きな特徴です。
それ以外の要素だと、ほぼ大きな音がするようなことはありません。

 

チューブ交換してタイヤを嵌めるときにタイヤレバーを使うと噛みやすいのと、バルブ付近の作業を怠ると噛み込みしやすいです。

 

詳しくはこちらにまとめていますが、
http://roadbike-navi.xyz/mente/page-176

 

バルブのところはタイヤで噛み込みしやすいので、一度タイヤを全部嵌めた後、バルブを押すのです。
バルブの先端を締めた状態でつまんで、

リム側に押す。

なんでこんなことするかというと、ここでタイヤ内にチューブが収まっていないことが多いからです。
きちんとタイヤ内に収まっていて噛み込みがない状態なら、【ズボッ】ってバルブが動きます。
バルブがほとんど中に入らないときは、噛み込んでいます。
その場合、何回かグイグイ押せばズボっと入ります。

 

これってすごく重要なんですが、なんでかわかりませんがメンテ本とかネットとか動画ではあまり説明されてないんですよね。
ユーチューブの動画とかでも、イマイチな動画のほうがはるかに多いですが、最近はユーチューブでやり方を調べる人が多いらしく、間違ったやり方を鵜呑みにしている人も多いです。

 

パンクが頻発するのは原因があります。
原因を追究せずにパーツ交換に走ると、無駄金使う結果になりかねません。
パンクしたときは
・チューブのどちら側に穴があるのか?
・タイヤの異物が残っていないか?
・音の有無

 

これらを見ていけば原因はだいたいわかるわけです。

 




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