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フレームの違いは体感しづらいのか?タイヤやホイールに比べてわかりづらい?

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フレームの差について質問いただきました。

いつも楽しく拝見させていただいてます。
この問い合わせは2台目の購入を迷っているわけでなく、もうすでに持ってます(笑)なので購入相談というわけではありません。
私はこのブログを見させていただいてから、自分がアホだなーと痛感しております。
理由としましては、プロロードレーサーでもない素人の私がフレームの良し悪しなんてわからないからです。
実際にCAAD12とラレーCRNを所有しております。素材だけを見ればアルミとクロモリだから振動が~~~なんて思ってました。ロードバイク好きは多くのホームページのインプレなどを見て、そんな振動やら剛性やら知識を蓄えているかと思います。(私もその一人でした)
ですが私がわかったのはホイールの漕ぎ出しの軽さ(完成車からの比較)とタイヤからの振動の変化くらいです。
こうしてみると乗り換えでもなくただ2台所有することはランニングコストの増加くらいで実際乗る人間は一人一台な訳で。。。
主さんのおかげでただ雑誌などからの言葉を鵜呑みにして試乗した感覚はプラシーボ効果だったなと感じ、自分を客観的にみることができました。
主さんは2台所有することをどう思いますか?




回答いたします。

体感できるかは人それぞれ

このサイトでよく書いていることですが、差については体感できるかどうかは人それぞれです。
これはどんな分野でもそうだと思うのですが、ちょっとの差に敏感な人もいれば、違いを感じないという人もいます。

 

私は、松屋の牛丼の肉の量については異常に敏感です。
職場のすぐ横に松屋があるので時々買うのですが、スタッフによって肉の量がまるで違うので、まずは調理スタッフが誰なのかを確認してから券売機で注文します。
定食系なら肉の量は同じですが、牛丼の肉の量はスタッフによって差がありすぎます。

 

肉の恨み、恐ろしいですw

 

話は逸れましたが、ロードバイクにおいて、一般的にはタイヤやホイールは体感しやすい要素と言われます。
逆にフレームについては、わかりづらいという人もいます。

 

ただし、プロだから感じ取れるというわけでもない気がします。
一般サイクリストでも敏感な人はいます。

 

私が知っている人は、完成車付属の鉄下駄からデュラエースC24に変えても違いがわからないと言ってましたが、こういう人もいます。
なので体感できるかどうかは人それぞれとしか言いようがありません。

 

一番わかりづらいのは、サイクルモードなどの試乗会です。
この場合、ポジション合わせもテキトーですし、タイヤの空気圧も人によって変えているわけでもないし、何の性能を体感しているのかすらわからない時があります。
同じロードバイクでも、空気圧が1Bar高ければ印象はかなり変わります。
私がサイクルモードを勧めない理由は、こういうところにあります。

ホイールやタイヤは体感しやすい要素

正直なところ、タイヤとホイールの交換については、ほかのパーツよりも体感しやすい部分です。
完成車に付属するタイヤは廉価なもの、ヴィットリアのザフィーロなどが多いですが、これをハイエンドタイヤに変えるだけでほとんどの人は走りの違いがわかるのではないでしょうか?

 

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ホイールについても同様です。
ただしタイヤもホイールも、安物を選ぶと差がわかりづらい気がします。
ホイールのほうですが、当サイトでは完成車付属の鉄下駄からの交換なら、最低でもゾンダを推奨しています。

 

正直なところでいうと、ゾンダに変えても違いがわからないという人も一定数います。
ただ、個人的な経験からすると8割以上の人は【かなり違う】という感想を持つので、ゾンダ以上を勧めています。

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雑誌などのインプレ記事には注意

雑誌などのインプレ記事については、個人的にはあまりアテにしないことをオススメしています。
これの理由はいくつかあるのですが、まず雑誌のインプレというのは、あくまでもフレームメーカーなどが出版社側に広告費を払っているようなものです。
インプレするライダーも、出版社から報酬を得ている立場です。

 

もしボロクソにインプレ記事を書いたとすると、次からはそのライダーは呼ばれないでしょう。
広告主であるフレームメーカーの意向に反するわけですし。
なので根本的に、いい方向の感想しか書けない場と考えたほうが合理的です。

 

そうなると、実際に乗ってみてダメだなと思っても、何かしら褒めるポイントを探します。
人間だって、どんなにクズみたいな人でも、何かしら褒めるポイントはありますよね。
あら捜しすれば。

 

また、雑誌のインプレで気になるところですが、例えば完成車販売がなく、フレームセットでしか売ってないモデルってありますよね。
そういうのをインプレするときに、付けるホイールによってだいぶ変わるはずです。

 

フレームセットしか販売がないモデルというのはそこそこ高級なフレームですが、インプレ用完成車ではボーラが付いていたり、ライトウェイトが付いていたりするわけです。
ほかの完成車は、シマノRS010が付いてたりする状態でインプレしているにも関わらず。

 

そうなってくると、純粋にフレームの性能を語っているのか、ホイールの性能を評価しているのかすらわからないと思うんですね。

 

なのであまり信用していません。
ふーーーーん、くらいに読んでおいたほうがいいでしょう。



フレームの差は体感しづらいのか?

これについてですが、似たような価格帯の者同士の比較でいうと、人によっては違いはわからないという人もいるでしょう。
例えばですが、ジャイアントのコンテンド2とメリダのライド80を乗り比べて、明確な差を感じ取れるかというと私には出来ません。

 

ホイールとタイヤは同じものを使うという前提であれば、アルミフレームとハイエンドのカーボンフレームの差なら、多くの人は体感できると思います。
ハイエンドのカーボンフレームですので、フレームセットで50万超えてくるようなモデルですね。
ここは乗り比べた場合、ほとんどの人が差を体感できるのではないでしょうか?

 

これが例えば、ハイエンドアルミ、例えばCAAD12みたいなものと、30万くらいのカーボン完成車を比べた場合、大きな差はないと感じる人もそこそこいると思います。

 

ロードバイクを複数台持っているという人はいます。
そういう人は走る場所や用途などによって使う機材を変えているのでしょうけど、私自身は一台あればそれで十分というか、何台も持っていても面倒見切れないので、一台しか持ちません。
ロードバイクの最大のメンテナンスって乗ることだと思ってまして、あまり乗らない車体を持ちたくないんですね。
乗らずに放置のロードバイクって、ワイヤーが固着したり回転部のグリスも固着気味で回転性能が落ちたり。
乗ることで適度に動かすことって、最大のメンテナンスだと思うんですね。

 

あとは2台置くようなスペースがないということもあります。

 

私の場合、5年周期くらいでフレームを変えたいと思っています。
私の乗り方だと、それくらいで十分元は取ってますし、違うフレームに目が行くという感じでしょうか。

 

どんな機材でも、差として体感できないという人はいます。
これは人それぞれすぎる要素なのです。




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