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完成車についてくるホイールの実力は?

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初心者が最初の一台を買うとき、気になるのは重量ですよね
ほとんどのメーカーは、完成車の総重量についてはサイトやカタログに記載されています。
ですがホイールの重量については書いてないことが多いです

そこで【完成車付属のホイールってどうなの?】という疑問にお答えします。

まずはメーカーサイトにて、ホイールがノーブランド品かどうかを確認する手法

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ロードバイクの場合、各車種の細かいパーツ構成がサイトやカタログに書いてあります。
例として、ビアンキのヴィアニローネ7ティアグラを挙げてみます。
http://www.cycleurope.co.jp/bianchi/bikes/road/endurance_racing/via_nirone_7_pro_tiagra_compact.html
ホイールに関わる項目をピックアップすると
Wheels
Front Hub(フロントハブ)   Shimano TIAGRA
Rear Hub(リアハブ)    Shimano TIAGRA
Rims(リム)      Alex R500 28H

このような記載があります。
ハブというのは、ホイールの中心部のことです。
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これがハブ。
リムというのは、ホイールの外周部のことです。
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これがリム。

つまりヴィアニローネ7ティアグラの場合、シマノのティアグラのハブを、アレックスリムというもので組んだものです。

次に同じくビアンキのインテンソ105を見てみます。
http://www.cycleurope.co.jp/bianchi/bikes/road/endurance_racing/intenso_105_compact.html

ホイールに関わるところを見ていくと、
Wheels Shimano WH-RS010
と書いてあります。
この場合、シマノのWH-RS010という市販のホイールを装備していることがわかります

ホイールには完組ホイールと手組ホイールがあります。
完組というのは、ホイールとしての完成形で市販されているもので、代表的なホイールメーカーとしてはシマノ、カンパニョーロ、フルクラム、マヴィック、イーストンなどがあります。
手組というのは、ハブとリム、スポークを別々に買ってきて組み立てるオリジナルホイールで、上のヴィアニローネの場合、シマノのハブとアレックスリムをビアンキがオリジナルに組み立てたホイールが装備されていることがわかります。

この手組ホイールというのが、いわゆるノーブランド品という扱いになるわけです。
性能的には、完組ホイールよりも落ちます。



ノーブランド品のホイールは、前後で2キロ超えが普通

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ロードバイクメーカーがオリジナルで組み立てたホイールは、前後で2キロ超えが当たり前です
これはいわゆる完組ホイールではありえない重さです。

なぜにこんな重たいホイールをセットして売っているかですが、単純にコストダウンの結果です。
安くホイールが作れれば、ロードバイクの完成車としての値段を下げることができるからです。

重たいホイールにも一応利点はあります。
まず頑丈です。
軽量ホイールは扱いがシビアなものもありますが、ノーブランド品は雑な扱いでも壊れにくいのです。
初心者は何が丁寧な乗り方で、何が雑な乗り方なのかわからないと思いますから、下手に軽量ホイールをつけて売るとガシガシ壊されてしまいメーカーはクレームの嵐になりかねません。
なので重たいホイールは、ある意味では初心者にはいいのです。

完成車付属のホイールは、何がついていても交換するのが前提

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ネット掲示板を見ると、『このバイクのホイール重量を教えてください』などという質問をよく見かけます。
気持ちはよくわかります。
軽いほうがお得感はありますよね。

でも、ビアンキでも、スペシャライズドでも、トレックでも、メリダでも、ジャイアントでも、完成車についてくるノーブランド扱いのホイールの重量はほとんど変わりませんし、たとえ100g程度の差であっても、乗って差がわかるものでもありません。
よく、「ホイールは100g軽くなるだけで全然違う」という書き込みを見ますが、何が100g軽いのかで話が変わります。

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ホイールは、リム、ハブ、スポークから構成されていますが、ハブが100g軽くなっても乗ってみて違いを感じることはほぼありません。
リムの100gの軽量化は、ほとんどの人がわかるはずです。
ノーブランドホイールの場合、リム重量は600gくらいあったりします。
これはどこのメーカーでも同じくらいなので、完成車付属ホイールで重量差があったとしても、それはスポーク本数だったりハブの重量のことが多いのです。

だから、完成車付属ホイール重量を比べること自体が無意味といっていいでしょう。

完成車にフルクラムとかマヴィックのホイールがついてくれば、正直お買い得感はあります。
ただし、ほとんどの場合フルクラムやマヴィックの最下層のホイールです。

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ホイールは完成車の走りを大きく変えるパーツであると同時に、ヒルクライム用、平坦用など目的により異なります。
そのため、完成車を買った後にその人の好みに応じて、欲しいホイールを買うようにできているのです。

ごくまれに、そこそこのホイールがついてくる場合もあり

例えばですが、こちら。

コンポがアルテグラ(6800)なのですが、なんとホイールまでアルテグラ(WH-6800)なのです。
アルテグラのホイールは、名前がアルテグラなのにエントリーグレードというちょっと複雑な事情はありますが、ホイールの交換を考えなくても走りが期待できる一台として、コスパは高いです。
完成車付属ホイールというと、高級車は別にして、ほとんどがフルクラムのレーシング7とか、マヴィックのアクシウム、シマノRS010など最下層なものが装備されていますが、あえてアルテグラのホイールを持ってきているあたりは評価できるポイントです。

とはいえ、予算があるなら以下のようなホイールを買うと、もっと走りが期待できます!

フルクラム レーシング3


フルクラム レーシングゼロカーボン
今ならウイグルで50%オフですし。

マヴィックのキシリウムエリートなんかも走りが最高ですよね。

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