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BMXもブレーキレバーが無く、コースターブレーキのものがあるとのことです。

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本日書いた記事で、ブレーキレバーが無いけど法的に合法な自転車の話をアップしました。
http://roadbike-navi.xyz/archives/8962

 

これについて、ご意見いただきました。



BMXでもコースターブレーキのものがある

補足をしてもらえればと思いコメントします。
コースターブレーキはビーチクルーザー以外にもBMXにもよく利用されています、BMXは次回の東京オリンピックの競技にもなり多少は競技者人口も増えると思いますのでこういったトラブルを減らす為にも広めてもらえれば幸いです。

とのことです。

 

正直なところ、BMXはほぼ知識が無いのでいろいろ調べたのですが、タイプによってはフロントブレーキが無い状態で販売されているようなことが書いてありました。
これはBMXの競技の特性上、ハンドルをグルグル回すような技(?)などがあるために、ワイヤーがあると出来ないということのようです。
ただし、フロントフォーク内部にワイヤーを通す形でフロントブレーキは装着できるようですし、前後ともに法的に認められたブレーキを装着していないと、当然ですが違法走行になります(制動装置の不整備)

 

コースターブレーキは当たり前ですがリアブレーキにしか使えませんので、リアブレーキはレバーもワイヤーも、キャリパーも無いからといって即座にノーブレーキとは言えません。
きちんと構造を見て、コースターブレーキが付いていればリアブレーキについては合法です。

 

BMXの真の愛好家の方は、当然ですが公道を走行する際は前後ともにブレーキを付けているでしょうから、もちろん合法な走行になります。
BMXの世界でもルール違反やマナー違反する方がいるのか詳しくは知りませんが、フロントは間違いなくブレーキレバーと制動装置が目に見える形で付いていないと違法ということです。
リアは目に見える形のブレーキ(レバー、ワイヤー、キャリパーなど)か、コースターブレーキならパッと見ではわからないでしょう。

 

ただし、真の愛好家の方々は当然ルールを熟知して守るでしょうから、そういった方々に対して【オメー、リアブレーキ付いてなくね??】などと絡むことが無いようにしましょう。
疑問があったら、【これってコースターブレーキですか?】と聞くのはアリです。
ロードバイクとは全く違う世界ですが、自転車であるという共通点はありますし、質問すれば教えてくれるでしょう。

問題は警察かと・・・

グーグルで【コースターブレーキ 警察】と検索すると、コースターブレーキが付いているのに、【リアブレーキ外しただろう!】と警察に言われて処分された方もいるようです。

 

で、警察官でも、コースターブレーキを知らない人はいると思います。
制動装置不良自転車の運転は、5万円以下の罰金となっていますが、フロントブレーキが付いていて、リアはコースターブレーキが付いているのに赤切符切られてしまうと、刑事責任を問われかねません。

 

なので万が一、警察官がコースターブレーキの存在を知らずに赤切符切ってこようとした場合は、以下のことで説明しましょう。

 

・自転車をひっくり返して、コースターブレーキがどんなものなのかの実演。

・コースターブレーキは日本の法令上認められていることを説明し、わかってもらえないようなら、警察本部に問い合わせするように要求

・本部に問い合わせしてくれない場合、自ら110番通報し、事情を説明。【何ら違法なことは無く、コースターブレーキが付いているのにノーブレーキだと言われて犯罪者扱いされそうになっている】ことを説明

・すぐ近所に自転車屋があるなら、応援要請

 

警察官って、人にもよるんですが、決め付けてくる傾向が強いです。
要は見た目でノーブレーキだと判明しているから、コースターブレーキだという説明を嘘だと思い込んでいたりします。
また、自転車に詳しくない警察官のほうが圧倒的に多いわけで、【ハイハイ、固定ギアの逆回転ストップでしょ?】などと知ったかぶりされたり。

 

一度赤切符切られてしまうと、ちょっと面倒です。
なので説明しても警察官がわかってくれなかった場合には、110番通報してしまったほうがいいです。
そうすれば、もしかしたら警察本部のほうで調べてくれる可能性もありますし、一旦自転車を預かりで処分保留になるかもしれませんし。
その間、ユーチューブやネット上で検索して、コースターブレーキは法令上認められた制動装置であることを主張しましょう。
(ただし、警察官はスマホで調べた情報とか、あまり見てくれません)

 

赤切符を切られてしまうと、それを覆すのはなかなか困難なので、切られる前に何とかしたほうがいいでしょう。
処分を覆そうと思うと、審査請求という面倒な手続きを取らないといけなくなるので、本格的に面倒です。
罰金自体の額はそれほど大きくないので、面倒だから払っておしまいにしようと思う人もいるかもしれませんが、何も悪くないのに罰金払うことはおかしいですし、悪いのは無知な警察官のほうですので、徹底抗戦したほうがいいでしょう。

そんなわけで

ブレーキレバーがないとか、ブレーキキャリパーが付いてないとかで【お前、ノーブレーキピストだな!!】と考えるのはちょっと違います。
コースターブレーキが付いている車種は、原則としてフロント用のレバーとキャリパーは付いています。

 

ずいぶん前に、ピストバイクの制動装置不整備で捕まった芸能人は、確かフロントだけブレーキを付けていたと記憶しています。
要は、リア用のレバーとキャリパーがなくても、100%違法だとは限らないということです。
コースターブレーキの可能性は十分あります。

 

調べてみると、海外ではむしろコースターブレーキのほうが主流だとか書いてあるものもあるのですが(一般車の話)、正確なところはわかりません。
日本で流通している、コースターブレーキの車種というと、ビーチクルーザーとかBMXくらいだと思います。
これらは、いわゆるピストバイクとは見た目が大きく違うので、そこが1つの判断材料かもしれないですが、ビーチクルーザーでも固定ギアのタイプは少ないですがあるそうです。

 

今回コメント頂いた方は、恐らくBMXの愛好家なんだろうと推測します。
愛好家でルールを守っている方からしたら、いきなり知らない人に【オメー、ちゃんとブレーキつけろよ!】と絡まれるのはテロみたいなことでしょう。
警察にわかってもらえないというのも、コースターブレーキの認知度が低いからでしょう。

 

認知度が低いものについては、正直なところこういったトラブルは宿命とも言えるのですが、見知らぬ人に絡まれたら、是非正しい知識を教えてあげてください。
ピストバイクの【バックを踏む】とは全く違うことを教えてあげてください。
知らないということは不幸なことですので。

 

世の中、意外と知らないことってありますよね。

 

ちなみになんですが、実は私も4,5年前まで、ビーチクルーザーのコースターブレーキのことは知りませんでした。
たまたま仕事上のお客さん(サーフィンが趣味)の方と話しているときに、初めてコースターブレーキの存在を知りました。
その方は、サーフィンに行くときに知人がそのビーチクルーザーを貸してくれたので乗ってみたそうですが、操作方法が慣れなくて怖かったという話を聞いて、そういうものもあるんだと知ったわけです。

 

今回は私も1つ知識を得ることが出来ました。
情報提供、ありがとうございます。




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