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試乗車に乗るときは、〇〇〇に注意なんです。

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この記事は、素人さん向けではありません。
既にロードバイクを持っている人が、大規模な試乗会などに参加した場合を想定しています。

 

さて、近年、様々なメーカーのロードバイクに試乗することが出来るイベントって結構ありますよね。
確かに、普段乗ることができないような車種にも乗れたりするのでそれなりには有意義なイベントなのですが、〇〇〇には注意しないと、重大な間違いを起こします。



でも、大規模な試乗会って、〇〇〇は変えることができません。

試乗会での注意事項

試乗イベントの場合、試乗待ちの人も多いので、そもそも満足いくほど試乗できないという問題もあります。
ここでいう満足いくほど、というのは、距離と時間の話ですね。

 

ただ、それ以上に要注意なのが、タイヤの空気圧なんです。

試乗車の場合、だいたいは空気圧がやや高めにセットされています。
やや高めな理由ですが、体重が重い人が乗ってリム打ちパンクされると面倒ですので、とりあえず高圧入れておけばパンクしづらいでしょ?という理屈です。

 

その結果、普段乗っているロードバイクとは、まるでかけ離れたような空気圧で試乗してしまうこともあるわけです。

 

試乗した後って、当然ですが何らかの感想を持ちます。
加速性があーだこーだ、振動吸収性があーだこーだ・・・

 

で、ロードバイクに普段から乗りなれている人ならお分かりいただけると思いますが、空気圧が普段と1Bar違うと、乗り味って全く変わります。
0.5Barの違いでも、結構違うということは、皆さん経験していることだと思うんですね。

 

例えばなんですが、何らかの事情により、試乗車Aでは7Barになっていて、試乗車Bでは8Bar入っていたとします。
この時点で、もうまともな比較は出来ません。
試乗車Bに乗った後、【結構振動が伝わりやすいフレームだが、加速感はかなりよい】などと間違った感想を持ってしまう可能性すらあるわけです。

イベント試乗車は〇〇〇を弄れない

もうお気づきだと思いますが、〇〇〇というのは当然【空気圧】です。
イベントでの試乗車は、人によって空気圧を変えるという細かなサービスなんかしていません。
せいぜい、ざっと見てスタッフがサドル高あわせる程度の話。

 

ロードバイクに乗りなれている人ならお分かりだと思いますが、サドル高、空気圧、ペダルがいつもと違うだけで、ものすごく違和感ってありません??
サドル高だって、ミリ単位で調整しているわけだし、普段ビンディングペダルなのに、フラペになるだけでもかなりの違和感です。
普段と違うシューズというだけでも、かなり違いますわな。

私自身、こういう理由から、イベントでの試乗については超否定的です。
本来とはかけ離れた感想を抱いてしまう可能性があるからです。

 

少なくとも、記事に出来るほどの情報量を得ることが絶対に出来ないので、私はイベントでの試乗には行きません。
ただし、普段乗れないロードバイクにも乗れるチャンスがあるというのは魅力的です。
なのでそういうイベントで試乗する際は、試乗後に一度タイヤを押してみて、何となくの感覚で空気圧がどんなもんか見ておくことをオススメしています。

振動吸収性がイマイチだな、と思うロードバイクがあったとして、タイヤ触ったら普段の自分のタイヤよりもカチカチ度が高いように感じたとします。
そうしたら、そのロードバイクの振動吸収性が悪い原因は、もしかしたら単純に空気圧が高めだからという可能性もありますし、空気圧を下げてもフレームの振動吸収性はそこまで良くないという場合もあります。
ただ、イベントでの試乗会だと、空気圧調整なんてさせてくれませんので、疑念が残ったロードバイクについては、結論を保留して答えを出さないことです。

 

私自身、こういうのが凄く嫌なので、試乗したいときは試乗車があるショップを探していきます。
そういう場合、試乗希望者は私一人だったりするわけで、サドル高も私のロードと同じにしてくれますし、ビンディングペダルも同じものを使わせてくれます。
空気圧についても、スタッフさんから聞かれる場合もありますし、【私が入れてもいいですか?】と言って空気入れをさせてもらうこともありますし。

 

これを書く理由ですが、ずいぶん前に試乗したあるロードバイク、前評判の高さとは裏腹に、凄く加速性が悪く、死ぬほどイマイチだなと思ったものがありました。
その時、乗ってすぐに思いついてタイヤを触ってみたところ、ちょっと緩めの空気圧に感じたんですね。

 

で、その日の印象は、【買う価値を感じないほど、イマイチな加速性】だったんですが、後日、違うショップで同じロードバイクの試乗しています。
そのときは、こちらから空気圧を指定したのですが、結論から言うと前回よりははるかにマシだけど、加速性で引っかかるような感覚が気になるな、恐らく原因はクソ重いホイール、と前回よりはマシな感想を持つことが出来ました。

 

イベントでの試乗会って、舗装自体もかなりいい場所を使います。
そのため、出展しているメーカー側も空気圧高めにしても振動吸収で不満が無いだろうと言う意味も込めて、やや高めになっていることって結構あります。

空気圧って、大切です。
普段との差が0.1Barとかだったら、違いはわかんないでしょう。
普段6.5Bar程度で乗っている人が、試乗車で8Barとかにされていたら、もう悲劇です。
正しいインプレなんて不可能です。

本来は、タイヤの銘柄がいつもと違うだけでも結構な走りの差になってしまうのですが、それを言い出すとキリがないので、諦めるしかないです。
難しいのは、私はタイヤの銘柄によって、適正な空気圧って微妙に変わると思っているので、そこまで考えるともうダメポなんですけどね。

 

どうせなら、自前のホイールごと持込での試乗会があれば、フレームの性能のみを純粋に評価できます。
令和の時代ですので、そういうイベントがあっても面白いと思うんですけどね。

 

そんなわけで、イベントでの試乗を記事にするサイトさんもいますが、見た目がカッコいいとかその程度の感想しか書けるわけもないので、私は今後も行かないと思います。

ショップでの試乗での注意

ショップにある試乗車に乗る場合ですが、ショップにもよるかもしれませんが、ある程度の時間を指定されます。
だいたいのショップは20分くらいを目処に、と言われます。
過去に【好きなだけ乗っていいので、1時間でもいいですよ】と言ってくれたショップもありましたが・・・

 

で、限られた試乗時間を有効活用するためにどうするかですが、事前に以下の点を探しておきます。
・ド平坦
・登り
・やや舗装が荒れ気味な場所

 

ド平坦はすぐにわかるのですが、登ってみたときの感触、ダンシングしたときの挙動なども確かめたいので、ショップ近くに坂が無いかを調べておきます。
舗装状態が荒れたところも見つけておいて、わざと試乗車で走ってみて、振動吸収についても見ます。

 

坂は見つからなければ、スタッフさんに聞けばよいです。
【このロード、坂での登りの感触も確かめたいんですけど、この近くって激坂とかないですかね?】と聞くと、何かしら教えてくれる場合もあります。
過去に【ちょっと遠いけどあっちのほうに坂があって、20分じゃ戻ってこれないだろうから、とりあえず40分くらい試乗してきてもいいですよ。他に試乗待ちの人もいないんで】と言われたこともあります。

 

ショップの人だってどうせなら満足いくまで試乗して、最終的には買って欲しいわけなので、こういうあたりは臨機応変に対応してくれることが多いです。

 

まとめると、試乗会には要注意であることと、試乗系の記事には要注意です。
試乗会で数分乗っただけで、そのロードバイクについて結論を出すのはやめましょう。
本当の性能の1割くらいしか見えてないと思います。




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