ARGON18をご存知でしょうか?
プロチームにも供給されているブランドですが、正直なところで言うとマイナーブランド扱いされることが多いような気がしてまして、そもそもどこの国のブランドなのかすら知らないという人もいるかもしれません。
そんなアルゴン18ですが、2020年モデルではそこそこ人気が出るのでは?と思ったりしてまして。
ARGON18
アルゴン18はカナダのメーカーでして、出発は1989年なので比較的新しいブランドです。
元々プロ選手だったGervais Riouxによって立ち上げられたブランドになります。
カナダのメーカーと言うと、サーヴェロのほうがまだ知名度は高いかもしれません。
アルゴン18は今はアスタナプロチームにロードバイクを供給し、ツールドフランスなどでも活躍しているブランドです。
で、日本では正直なところあまりアルゴン18が浸透していないというか、そもそも売っているショップも少ないと思ってみてました。
ずっとインターマックスが代理店だったと思うのですが、18年あたりから代理店が日直商会に変わっていたようで、少しずつ取扱店も増えているようです。
日直商会というと、デローザとかの取扱い代理店ですね。
インターマックスよりは日直商会のほうが販売網が広いと思うので、2020年あたりでそこそこ人気が出てくるのではないかと勝手に思っているわけです。
ちなみに、インターマックスというと、過去にはライトウェイトを扱ってました。
2年位前にライトウェイトの代理店がポディウムに変わったのですが、全く同じホイールなのに定価が20万以上下がるという珍事を引き起こして話題になりました。
アルゴン18でも同じような効果があるのかなと勝手に期待していたのですが、定価で見るとさほど変わってないようです。
ARGON18のラインアップ
値段は全て2019モデルです。
まずは軽量フレームで、オールラウンドなクライミングバイクと言う位置付けのGALLIUM PRO(ガリウムプロ)。
ARGON18 (アルゴン 18) 2019モデル Gallium Pro
フレーム重量は759g(塗装済み、小物含む)。
多くのメーカーはフレーム重量と言うと未塗装重量でディレーラーハンガーやら全て外した数字だったりするのですが、塗装済み&小物含めてこの重量はかなり軽いです。
完成車販売はなく、フレームセットのみで定価は38万(税別)。
ディスクブレーキモデルもあります。
ARGON 18 アルゴン18 Gallium Pro Disc フレームセット
こちらは定価41万(税別)。
続いてはセカンドグレードのGALLIUM(ガリウム)。
ARGON18 (アルゴン 18) 2019モデル Gallium ガリウム
こちらはガリウムプロと同じフレーム設計ながら、カーボンのグレード等を落としてコストダウンしたモデル。
ガリウムプロがフレーム重量759gに対し、ガリウムは835gとその差は76gしかないので、お買い得かも。
こちらもフレームセット販売のみで、定価28万(税別)。
ガリウムにもディスクブレーキモデルがあります。
ARGON18 (アルゴン 18) 2019モデル GalliumDisc
続いてはエアロロードのNITROGEN DISC(ナイトロジェン ディスク)。
ナイトロジェンはエアロ性能もそうですが、剛性バランスなどが非常にいいと評判が高い気がします。
エアロフレームの中では軽量なことでも知られていますね。
フレームセット販売のみで定価は32万(税別)。
続いてはエントリーレーサーのGO。
カラーは二色展開ですが、上位モデルともちょっと違う色使いですね。
フレーム重量は1190g。
GOについては完成車販売があり、105完成車と、カンパニョーロのケンタウル完成車があります。
メーカーサイトではオープン価格となってますが、105完成車で税別24万程度の模様。
最後はエンデュランスのKRYPTON CS(クリプトン)。
ARGON18 (アルゴン 18) 2019モデル Krypton CS クリプトン
こちらはディスクブレーキ用フレームのみで、完成車販売はありません。
レッドカラーのフレームってありそうであまりなくて、それでいて欲しいと思う人って結構多い印象なので、なかなか良さそうですね。
フレームセット販売のみで定価は22万(税別)。
このあたりは完成車もあったほうが売れそうな気がしますが・・・
アルゴン18がより身近に
知らぬ間に輸入代理店が変更になっていたので、今までよりもアルゴン18を取り扱っているショップは増えていると思います。
フレームセット販売がメインのメーカーなので、なかなか実車が店頭に置いてあることは少なくて、メインは取り寄せになると思いますが、プロチームでも活躍しているアルゴン18が今までよりも買いやすくなっている分、2020年モデルでは今までよりも人気が高まるのではないでしょうか?
今のところ2020年モデルは発表されていませんが、完成車が増えるとより買いやすいのかもしれませんね。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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