自転車保険のロードサービスが抱える、2つの欠点。

先日、自転車ロードサービスの記事を書きましたが、

自転車保険にロードサービスは当たり前の時代!?保険入ってますか?

ロードサービスにも欠点はあります。
今回はロードサービスが抱える欠点について。



ロードサービスの欠点

ロードサービス付きの保険に加入してないと使えない!というのは当たり前ですので割愛します。

すぐに来ない

読者様からの情報では、ロードサービスを要請してから到着まで2時間くらい掛かった事例もあるようです。
ネット上でいろいろと体験記が個人ブログにあったりするのでいくつか見てましたが、早いケースだと1時間程度、遅いと2時間程度、平均的には1時間半くらいなのかなという印象を持ちました。

まあ、タクシーじゃあるまいし、呼んですぐに来ることは期待しないほうがいいでしょう。

同乗できない

ロードサービスの場合、ロードバイク自体は運んでくれます。
しかし人間のほうは、原則としては同乗不可です。

これについてですが、実際には乗せてもらえるケースもあるようです。
結局のところ、保険会社はたくさんの運送屋と契約していて、お客さんからロードサービスの要請を受けたら、契約している運送屋に連絡してOKかどうかを確かめるわけですが、その運送屋次第ということでしょうか。

ただし保険の規約上は、同乗不可になっていると思います。
というのも、同乗可にしてしまうと、白タク行為と変わらなくなる恐れがあるので、法的に問題があるからだと思われます。
あくまでも荷物の運搬を出来るサービスであって、人間の運搬はまた違う問題が出るということですね。

同乗可の場合も、事故などが起きても自己責任という扱いになるようです。

実際にロードサービスは必要なのか?

ネット上でいろいろとロードサービスを使った方の事例を見ましたが、中には

パンクしたけど、携帯ポンプ持ってくるの忘れた

とか

パンクしてしまい、焦ってチューブ交換したらチューブが噛んでいたようで爆発させた

タイヤが大きくバーストしてしまい、替えタイヤがないので・・・

チェーン落ちしてクランクに挟まった

このような事例もありました。
中にはフレームのクラックを疑ってというケースもありますし、両輪同時にパンクしてチューブが一本しかないという事例もありました。

確かにロードサービスがあると便利かもしれませんね。
しかし、

パンクしたけど、携帯ポンプ持ってくるの忘れた

⇒常にフレームに付けておけば忘れることはありません。

パンクしてしまい、焦ってチューブ交換したらチューブが噛んでいたようで爆発させた

⇒焦らずやれば、失敗するようなものでもありません。
経験不足や練習不足なら、もっと自宅で練習しましょう。

タイヤが大きくバーストしてしまい、替えタイヤがないので・・・

⇒新品タイヤでも大きな異物を踏んで大きくバーストすることもなくはないですが、どちらかというと大きなバーストは、タイヤが磨耗していて劣化しているときのほうが多いと思われます。
なので普段からタイヤをチェックしておけば、そこそこ防げますし、小さなタイヤの穴で済めば、タイヤブートで応急処置も可能です。

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チェーン落ちしてクランクに挟まった

⇒チェーン落ちを100%防ぐことは出来ませんが、きちんと整備して変速調整が決まっていれば、そうそうチェーン落ちなどしません。

このような事例は、防げるトラブルともいえますので、普段から防ごうとするメンテナンスをしっかりしていれば何とかなりそうな話でもあります。

ただ、完璧レベルまで整備しても、トラブルというのは起こります。
私自身、ロードサービスが欲しいなと思ったのは1度だけです。
走行中に後輪のスポークが飛んでしまい、振れまくってブレーキシューに当たるため、自走不可になりました。

走行中、急にリアホイールがロック!さて、原因は??

私の場合ですが、常に輪行袋を持っています。
ボトルケージに刺してあるままのことが多いです。
このトラブル時も、とりあえず駅まで2キロくらい押して歩いていき、輪行でプロショップまで運びました。

輪行袋を持っている理由ですが、ずいぶん昔に走行中にハンガーノックなのか物凄く気分が悪くなり、帰るのに苦労したからです。
一応、輪行袋に詰めているなら、タクシーでも乗せてもらえる可能性はあります。
タクシーによっては乗車拒否されますが・・・

タクシーが来るとは思えないような山の中や、駅まで恐ろしく遠い場合などでは、ロードサービスは有効な手段でしょう。
そういう場合だと、保険会社も気を遣って、本当は同乗不可だけど今回は特別に・・・みたいに言ってくれるケースも多いようです。

しかし原則としてはロードサービスでは同乗不可なので、人間のほうはタクシーなり捜さないといけない可能性も高いわけです。
そうなってくると、輪行袋を持っておき、万が一のときはタクシーでというほうがトータルで見たら安上がりかもしれません。
もちろん、山の中とかだとタクシーが来てくれるのかわからないので、そういうケースだとロードサービスは有効でしょうけど。

安易にロードサービスに頼らないことも重要

メカトラブルは100%防ぐことは出来ませんが、普段から整備していればチェーン落ちとかは防げますし、パンク修理なんかも普通にやれば失敗するようなものでもありません。
スポーク折れとかチェーン切れの場合はなかなか代替品を持ってないケースも多いでしょうけど、自力でできることはちゃんとやるということも、スキルを上げることに繋がるので重要です。

ロードサービス付きの保険に入るべきかどうかは人それぞれでしょう。
しかしケアレスミスによるメカトラブルは予め防げるものも多いので、いかに普段の整備が重要なのかということですね。

前にユーチューブの動画で、スプリントかけたらディレーラーハンガーが折れたという内容を見ましたが、スプリント程度で折れるようなら、恐らくは既に曲がっていてやばかったなど何かしら前兆が出ていたはずです。
ハンガーが曲がっていれば変速もおかしくなるわけで、そういうところもチェックしていれば防げるトラブルなワケです。

ロードサービスは無いよりはあったほうが選択肢が広がることは間違いありませんが、それと同時に、例えば携帯ポンプを持っていき忘れるとか、替えのチューブ持ってないとか、そういうケアレスミスはしないことが鉄則ですし、普段からメンテナンスしていればチェーン落ちもかなり防げます。

なので結局は

・持つべきものは、きちんと持っていく
携帯ポンプ、タイヤレバー、替えチューブ×2、アーレンキーあたりは必須。
欲を言えば、チェーン切りと替えのハンガーもあればなおさらベスト

・普段からメンテナンスは必須

・消耗品、タイヤの磨耗とかチェーンの伸びとかは定期的にチェックしておく

・輪行袋があると超便利

こういうことをしっかりしておけば、それなりにトラブルは防げるものです。