blog 直進車が右折車に譲った先にあるもの。 交差点でもそうだし道路外右折車でもそうですが、「対向右折車に譲る」ドライバーについて質問を頂きました。 これ、「譲らないほうがいい」という考え方もあるし、「どうでもいい」という考え方もあるとは思いますが。 対向右折車に譲る 交差点だろうと道... 2023.02.25 blog交通法規、マナー
blog 荒北仮面氏の説。「道路交通法違反」と「違反ではないが安全とも言えない」ことは区別すべき。 先日の記事。 「道路交通法違反」と「違反ではないが安全とも言えない」は区別 その後ネタ元の読者様からメールを頂いたのですが、例えばここ。 尾根幹ですが、片側三車線あります。 そのまま三車線が続いてトンネルから出ますが、 トンネルを出てもう少... 2023.02.25 blog交通法規、マナー
blog 自転車の急な進路変更。なぜ第二通行帯へ行く? うわー、という感じですかね。 2つの違反 自転車の違反を見ていきます。 ①通行帯違反 現場には「進行方向別通行区分」があるので、自転車は第一通行帯しか走れません(20条1項、35条1項)。 (車両通行帯) 第二十条 車両は、車両通行帯の設け... 2023.02.24 blog交通法規、マナー
blog 「普通自転車通行指定部分」と優先権。 歩道の中にある普通自転車通行指定部分。 これについての誤解は多い気がする。 普通自転車通行指定部分 普通自転車通行指定部分のルールから。 (通行区分) 第十条 3 前項の規定により歩道を通行する歩行者は、第六十三条の四第二項に規定する普通自... 2023.02.23 blog交通法規、マナー
blog 進行方向別通行区分から左折するクルマと、車両通行帯最外側線の外側から追い抜きする二輪車が衝突した場合。 ちょっと前の話の続き。 道路交通法上、進行方向別通行区分がある場合には34条1項でいう「あらかじめできる限り左側端に寄って」を排除しているため(35条1項)、車両通行帯の中から左折する義務があります。 しかし、実態としてはこういう事態が起き... 2023.02.23 blog交通法規、マナー
blog 代官町通り、通行帯違反? 読者様から質問を頂きました。 以前は尾根幹清水入陸橋の件()を取り上げていただきありがとうございました。 もしよろしければ、皇居周回の代官町料金所付近の交通ルールについて記事で解説いただけると嬉しいです。私はここの通過や信号の多さが懸念でそ... 2023.02.22 blog交通法規、マナー
blog ノールックで車道に来る自転車をどうすれば? ノールックで歩道から車道に来る自転車はなんとかならないのか?とメールを頂いたのですが、 「あの人たちは無敵の人」だと考えるようにしてます。 ノールックはあかん こんなのよくあるプレイですし、歩道の状況を見ているとなんとなく「やりそうな自転車... 2023.02.21 blog交通法規、マナー
blog スイスの横断歩道、今と昔②。 先日の続き。 性別差 これなんですが、職業ドライバー(ほぼ男性)の場合、女性の「モルモット歩行者」に対する停止率が「著しく」高かったとも書いてあります。 ちなみに女性ドライバーの場合、男性の「モルモット歩行者」に対する停止率が高かったともあ... 2023.02.21 blog交通法規、マナー
blog ロードバイクに「ベル」が付いてないと、事故になった際に過失扱い? 世の中、いろんなことを考える人がいるもんだなとある意味では感心します。 うーん、聞いたことないですね。 ベル未装着が過失扱いに? いくつか例を挙げますね。 緊急時の場合 例えばなんですが、ロードバイクで走行中に歩行者が突如飛び出してきたとす... 2023.02.20 blog交通法規、マナー
blog なぜ対向車を含めなかったか?道路交通法38条2項の考察とまとめ。 道路交通法38条2項は、横断歩道手前に停止車両があるときには強制的に一時停止する規定。 あくまでも同一進行方向の停止車両がある場合と解釈されます。 なぜ対向車を含めなかったか?という疑問がありますが、一応調べた範囲のまとめ。 38条2項新設... 2023.02.19 blog交通法規、マナー
blog いまだに「38条は横断歩道では自転車も優先」という人がいて震えるのですが。 いまだに「横断歩道では自転車も道路交通法38条1項で優先」という人がいて震えるのですが。 現実はこうですよ? 自転車で交差点を横断するときは、車両が交通弱者である自転車や歩行者に配慮すべきであるから、自身は、信号色と交差点進入直前に接近して... 2023.02.18 blog交通法規、マナー
blog 路側帯直進自転車と、交差点左折自転車の関係性。 自転車の事故判例って車ほど多くはないのですが、自転車同士の事故判例です。 路側帯直進自転車と、交差点左折自転車の関係性 判例は福岡地裁 昭和61年11月27日。 事故現場はT字路交差点で、路側帯が約1mあります。 事故の態様。 車道を先行し... 2023.02.17 blog交通法規、マナー
blog 特定小型原付の路側帯通行。うーん、どっちだこれは。 改正道路交通法では特定小型原付が一部の歩道や路側帯を通行可能になりますが、今まで、歩道通行時にのみ「歩道通行モード(時速6キロ)」だと思ってました。 路側帯は通常モードかと。 けど先日読者様からコメントを頂いて、ちょっと違うんじゃねーか?と... 2023.02.15 blog交通法規、マナー
blog その事故はなぜ起きたのか? こういう見通しが悪い交差点は要注意ですが… なぜこうなるのでしょうか? なぜこうなる 右折車側は赤点滅(一時停止)、直進車側は黄色点滅。 点滅信号は交通整理には該当しません。 双方の義務を確認します。 青車(右折) 赤車(直進) 一時停止(... 2023.02.15 blog交通法規、マナー
blog 自転車並進(並走)の意味と歴史。 読者様からちょっと意見を求められたのですが、自転車は原則として並進が禁止されています。 これを読んでどう思うか?との話。 稚拙すぎてどうとも思わないのですが(笑)、ついでなので自転車の並走と歴史を。 昭和35年以前(道路交通取締法) 現行規... 2023.02.15 blog交通法規、マナー
blog 「歩行者自転車専用信号」と対面の範囲。 先日、某巨大なメディアからある件について情報提供の依頼がありまして、そんなもん自分で調べろやとは言わずに情報提供しました。 その際ついでなので、 ・ダブル左折レーン ・左折専用通行帯と直進自転車 ・歩行者自転車専用信号 などの「車道を通行す... 2023.02.15 blog交通法規、マナー
blog 横断歩行者の義務と歴史。なぜ歩行者には義務が少ない? 横断歩道を横断する歩行者は、信号に従う義務くらいしかありません。 ほかにも「付近に横断歩道があるなら横断歩道を使う義務」などもありますが、罰則もない。 横断歩行者の「義務」に焦点を当てて歴史をみていきます。 昭和35年以前 まずは昭和35年... 2023.02.14 blog交通法規、マナー
blog サイクリングロードと特定小型原付②。 こちらの記事について。 道路法施行規則の改正により、サイクリングロード(道路法でいう歩行者自転車専用道路)は特定小型原付も通行可能になります。 道路交通法上は「歩道と車道の区別がない道路」になるため、時速20キロモードでの通行が可能。 下記... 2023.02.13 blog交通法規、マナー
blog ロードバイクが二連発信号無視!「ロードバイクに乗る人は信号無視が多いよね」と言われるとね。 「ロードバイクに乗る人は信号無視が多いよね」と言われたことがありますが、私の感覚では逆な気がします。 ただまあ、多いか少ないかなんてデータもないし、 「人によりけり」なんじゃないのかな。 信号無視 一発目は歩車分離式交差点のようですが、残念... 2023.02.13 blog交通法規、マナー
blog 道路交通法38条の2と、その意味。 道路交通法38条の2は、横断歩道がない交差点における横断歩行者の保護を定めています。 (横断歩道のない交差点における歩行者の優先) 第三十八条の二 車両等は、交差点又はその直近で横断歩道の設けられていない場所において歩行者が道路を横断してい... 2023.02.12 blog交通法規、マナー
blog 自転車横断帯通行義務とダブスタ。 まあまあどうでもいい話になりますが、私としては驚きしかなくて。 ちょっと前に書いた記事についてです。 ダブスタだよ こちらの記事にご意見を頂きました。 2つ前の記事とはこちらですね。 ダブスタ… 両者を同等に扱う…の? そもそもなんですが、... 2023.02.11 blog交通法規、マナー
blog 車両通行帯と公安委員会の規制。 先日の記事について、「車両通行帯に公安委員会の意思決定が必要とは道路交通法に書いてない」という意見を頂いたのですが。 個人的にはまたこのネタか…という思いしかありませんが、道路交通法の歴史から見れば明らかです。 車両通行帯と公安委員会の規制... 2023.02.11 blog交通法規、マナー
blog 自転車によるひき逃げ事故!目撃者がいたら急募。 自転車によるひき逃げ事故だそうです。 けどこれ、おかしくないか? 目撃情報がないと警察の方も動けない んなアホな。 目撃情報がないから動くのが警察では? 警察はそれこそ一般人にはない権限などもあるし、お店の防犯カメラなども警察から協力要請が... 2023.02.10 blog交通法規、マナー
blog 一般道に車両通行帯があると…困りません? 先日の続き。 車両通行帯があるとするなら 一般道の複数車線が車両通行帯だとすると、これ違反になるのですよ。 (車両通行帯) 第二十条 3 (略)この場合において、追越しをするときは、その通行している車両通行帯の直近の右側の車両通行帯を通行し... 2023.02.10 blog交通法規、マナー