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ゾンダとシロッコ、どっちを選ぶのが正解??大人気カンパニョーロホイールの比較。

2018モデル
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低価格で買えるカンパニョーロのホイールに、ゾンダC17とシロッコC17という二つのホイールがあります。
どちらもカンパニョーロのホイールであるという共通点がありますが、どっちを買うか悩んでいるという声をよく聞きます。
このサイトにもこの質問はそれなりに来ます。

 

そこでゾンダを選んだほうがいいケースと、シロッコを選んだほうがいいケース、両者のメリットとデメリットを書きましょう。



まずはゾンダとシロッコのスペックから

まずはゾンダとシロッコのスペックから見ていきましょう。

 

※ゾンダは2年くらい前にすでにワイドリム化しましたが、シロッコは2018年モデルよりワイドリム化しました。
そのため、シロッコを買おうとした場合に旧製品のシロッコ(C15)もいろんなサイトで見つかりますが、ここではワイドリム化したシロッコC17を取り上げます。


Campagnolo – Zonda (ゾンダ) C17 ホイールセット


Campagnolo – Scirocco (シロッコ) C17 ロードホイールセット

まずは見た目の違い。
これはわかりやすいですよね。
ゾンダはローハイトリムですが、シロッコは35mmハイトのセミディープリムです。
数年前まではもうちょっと派手なロゴだったのですが、近年のモデルはややおとなしくなってきました。

 

スペック上の違いを比較してみましょう。

ゾンダC17 シロッコC17
重量 1596g(ペア) 1654g(ペア)
リムハイト F25mm,R30mm 35mm
対応タイヤ クリンチャー クリンチャー
23cタイヤ ×(25C以上) ×(25c以上)
スポーク数 16/21 16/21
ハブ カップ&コーン シールドベアリング
対応スピード シマノ8-11s シマノ8-11s
定価 69,541 43,300
実売 39,998 29,323

※定価はウイグルでの表記、実売価格は2018年2月13日現在のウイグル価格。

 

(注)シロッコのベアリングですが、本国サイトによるとカップ&コーンと表記があります。
https://www.campagnolo.com/JP/en/Wheels/wheel_scirocco_h35_mm
ですが、国内の販売店様などのサイトを見ると、従来通りシールドベアリングと表記されているようで、正直どっちが正しいのかよくわかりません。
旧モデルのシロッコについては、間違いなくシールドベアリングでした。

 

<追記>

日本のカタログでは、シールドベアリングとなっているようです。

 

主な違い

リムハイト

ゾンダはフロント25mm、リア30mmということでローハイトリムなのですが、シロッコは前後ともに35mmハイトのセミディープリムです。

 

リムハイトが高くなる(=シロッコ)と、リム重量は当然重くなります。
このリム重量差が、ホイール全体の重量差にそのまま反映されていると思えばいいです。

 

リムが重いと漕ぎ出しや登りでは重さを感じますが、一旦スピードに乗ると慣性力でスピードが落ちにくいという特徴があります。
なのでゾンダはオールラウンド向きと言っていいでしょうけど、シロッコは主に平坦向きと言えます。

ハブはどちらもカップ&コーン

カンパニョーロのホイールは、下位グレードだとシールドベアリング、上位モデルだとカップ&コーンを採用しています。
カップ&コーンだと剛性面で有利だとか調整がしやすいという特徴がありますが、シロッコクラスでもカップ&コーンを採用。

 

シールドベアリングだとメンテフリーだということがありますが、ロードバイクのホイールは自分でメンテしながら最高の回転を作り上げていくものなので、どちらもカップ&コーンであることはいろいろ弄りたい人にとっては最高でしょう。

 

(注)シロッコのベアリングですが、本国サイトによるとカップ&コーンと表記があります。
https://www.campagnolo.com/JP/en/Wheels/wheel_scirocco_h35_mm
ですが、国内の販売店様などのサイトを見ると、従来通りシールドベアリングと表記されているようで、正直どっちが正しいのかよくわかりません。
旧モデルのシロッコについては、間違いなくシールドベアリングでした。

<追記>
日本のカタログではシールドベアリングとなっているようです。

どちらもワイドリム

どちらもワイドリム化しているので、推奨タイヤ幅は25c以上となります。
ワイドリム化するということはリムが太くなりますのでリム重量が重くなるのが普通なのですが、シロッコについては前作のナローリム(C15)バージョンよりも軽くなりました。

 

前作のシロッコは1792gと鉄下駄ぶりを発揮していましたので、一気に軽量化された感じです。
ちなみにまだ前作のシロッコは在庫がありますね。

Campagnolo – Scirocco (シロッコ) 35 クリンチャーホイールセット

ゾンダの旧モデルはもうだいぶ前になくなっていますが、ナローリムのゾンダは1555gでしたのでワイドリム化によりちょっと重くなっている感じです。

重量

ゾンダは1596g、シロッコは1654gとなっているので、重量差は以前(C15時代)よりも差が少なくなりました。
これはシロッコの軽量化が効いている感じでしょうか。

価格

定価ではそれなりに差があるのですが、実売価格だと差は1万円程度まで下がります。

どちらもG3組


カンパニョーロのホイールは、リアホイールのスポークパターンに特徴があります。
3本のスポークを一つの塊のように配置したG3組のリアホイールが特徴なのですが、ゾンダもシロッコもどちらもG3組になっています。

ゾンダが向く人、シロッコが向く人

ゾンダが向く人ですが、オールラウンドに様々なコースを走るのに使いたい人向けでしょう。
ゾンダはプロ選手も練習用に使っていたりしますので、低価格ながらも性能は折り紙付きです。

 

シロッコが向く人ですが、登りがほとんどない平坦コースばかり走っていて、さらにスピードを追求したい人向けです。
リムの重さによる慣性力が働くので、平坦でかっ飛ばす分にはスピードが落ちにくいという特徴があります。

 

またシロッコの場合はリムのインパクトがありますので、単純にカッコよさを求めたい人にもいいでしょう。

 

平坦コースしか走らないけど、さほど脚力があるわけでもないという人は、ゾンダを選んでおいたほうが無難です。
漕ぎ出しの軽さにはそれなりに違いがあります。

 

もしどっちか迷うというならば、ゾンダにしておいたほうが無難です。
カンパニョーロのホイールですが、考え方がブレないというか、一貫してG3組にこだわっています。
G3組の利点はカッコよさだけでなく、駆動剛性や乗り心地が良くなると言われています。

 

あと、ゾンダでもシロッコでも、買うときには【シマノフリー】と【カンパフリー】の選択肢があります。
これの意味ですが、あなたが使っているコンポはシマノですか?カンパですか?という質問と同じなので、シマノコンポを使っている人はシマノフリーを、カンパニョーロのコンポを使っている人はカンパフリーを選択します。
カンパフリーのホイールに、シマノのスプロケは付けることができません。

 

また様々なサイトで【9-11s対応】と書かれていることがありますが、9sと8sではスプロケ幅が同じなので、9sに対応するホイールは8sでも使えます。
8s用にスペーサーなどがあるわけではありません。

Campagnolo – Zonda (ゾンダ) C17 ホイールセット


Campagnolo – Scirocco (シロッコ) C17 ロードホイールセット

 




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