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ホイールを変えてみよう

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完成車に付属するホイールは、正直な話あまりいいものではありません。
よく言われるのが『鉄下駄』。重いから鉄下駄と呼ばれます。



ホイールの軽量化は、明らかに速くなります。
とはいえ、ホイールはそれなりにお金がかかるパーツです。
安いものだと前後1万円からありますが、高いものは前後で80万とかします。
高いものだと、カーボン製ホイールもありますが、カーボン製ホイールは扱い方を間違えると割れて壊れます。
なので最初のホイール選びは、アルミリムのものから選ぶのが無難です。

注1:一部のホイールには『シマノフリー』と『カンパフリー』の選択があります。これは使っているコンポがシマノならばシマノフリーを選択し、カンパニョーロのコンポを使っている場合は『カンパフリー』を選びます。
注2:『シマノ10・11s対応』というホイールは、シマノの8-11sまで対応します。使っているコンポがクラリスやソラでも使えますし、別途スペーサーなどを購入する必要もありません。

2018年モデルのホイール選びはこちらです。
http://roadbike-navi.xyz/archives/4513

予算3万まで

シマノ RS21


スポーク数 フロント16本、リア20本
重量 フロント820g、リア1030g(総重量1850g)
8s-11sまで対応
シマノのエントリーグレードのホイール。コスパが良く低予算でちょっとだけレベルアップしたい方にはオススメ。
RS-21の詳細はこちら

予算5万くらいまで

マヴィック アクシウムエリート

スポーク数 フロント20本、リア20本
重量 フロント800g、リア935g(総重量1735g)
8-11sまで対応

堅実な作りで頑丈なホイールとしても知られ、そこそこ軽量に仕上がっている。タイヤとチューブが標準装備な分だけ割高に。

WH-6800(アルテグラ)


スポーク数 フロント16本、リア20本
重量 フロント700g、リア940g(総重量1640g)
8-11sまで対応

コスパも良く、そこそこ軽量に仕上がった逸品。
WH-6800(アルテグラ)の詳細はこちら

カンパニョーロ シロッコ


スポーク数 フロント16本、リア21本
重量 フロント780g、リア930g(総重量1710g)
8-11s対応

リム高が35mmあり、平坦なところ向け。リムの重量が重いため登りにはあまり向かない。
カンパニョーロらしい派手なルックスと独特のスポークパターン『G3組』がかっこいい。
シロッコの詳細はこちら
※フルクラムのレーシングクアトロは、シロッコとほぼ同じ製品です。フルクラムはカンパの子会社です。

カンパニョーロ ゾンダ


スポーク数 フロント16本、リア21本
重量 フロント670g、リア880g(総重量1550g)
8-11s対応

この価格帯では最もコスパがいいホイールで、軽量であり良く回る。カンパニョーロ独特のスポークパターン『G3組』がかっこいい。
この価格帯ではイチオシ!
海外通販では5万以下になることも。
ZONDAの詳細はこちら

予算7万くらいまで

シマノ RS81-C24


スポーク数 フロント16本、リア20本
重量 1502g
8-11s対応

デュラエース(WH-9000-C24)と全く同じリムを、アルテグラグレードのハブで組んだホイール。
外周部であるリムが軽いのでヒルクライム向き。リム重量は385g前後。
ホイールとしては柔らかい部類なので、体重がある人には向かない。
注:カーボンクリンチャーと表記される場合がありますが、アルミのリムに薄いカーボンを巻きつけているだけなので、分類的にはアルミクリンチャーです。
RS-81-C24の詳細はこちら

フルクラム レーシング3


スポーク数 フロント16本、リア21本
重量 フロント670g、リア885g(総重量1555g)
8-11s対応

カンパニョーロとフルクラムは兄弟のような関係で、カンパニョーロのゾンダに相当するのがレーシング3。
ゾンダよりはやや硬い乗り味であるが、基本的な性能はゾンダに近い。
レーシング3の詳細はこちら

予算10万くらいまで

マヴィック キシリウムエリート

スポーク数 フロント18本、リア20本
重量 フロント680g、リア870g(総重量1550g)
8-11s対応

マヴィックのリムは頑丈でありながらも軽量で、リム重量は410g。10万以下のホイールではかなりの高性能。
タイヤとチューブが付属するため、他社ホイールよりも割高になるのが難点だが、一度は試してみてほしいホイール。




シマノ RS81-C35


スポーク数 フロント16本、リア21本
重量 1631g
8-11s対応

デュラエースと同じリムをアルテグラグレードのハブで組んだホイール。リム高が35mmありながらもカーボンラッピングのリムで軽く、平坦からちょっとした登りまでこなす万能型。
注:カーボンクリンチャーと表記される場合がありますが、アルミのリムに薄いカーボンを巻きつけているだけなので、分類的にはアルミクリンチャーです。
RS-81ーC35の詳細はこちら

WH-9000-C24ーCL


スポーク数 フロント16本、リア20本
重量 1387g
8-11s対応

非常に軽いリムを、回転性がよいデュラエースハブで組んだ逸品。ヒルクライム向き。
柔らかめのホイールなので、体重がある人には向かない。
注:カーボンクリンチャーと表記される場合がありますが、アルミのリムに薄いカーボンを巻きつけているだけなので、分類的にはアルミクリンチャーです。
デュラエースC24クリンチャーの詳細はこちら

アルミスポーク系

上記に挙げたホイールはすべてスチールスポークだが、アルミスポークのものもある。
アルミスポークだとホイールの硬さが大きく上がるため、踏み込んだ時にホイールのたわみが少なく、ダイレクトな走りができる。
一方、体力がない人には疲れるだけという意見もあるため、自分の実力を見極める必要もあり。

フルクラム レーシングゼロ


スポーク数 フロント16本、リア21本
重量 フロント607g、リア830g(総重量1437g)
8-11s対応

レース向きのホイール。踏み込んだ時の『かかり』の良さは、アルミクリンチャーホイールの中では最高峰と言っても過言ではないほど。
レーシングゼロの詳細はこちら




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