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【悲報】フルクラムのレーシング3が2018年モデルとしてワイドリム化する模様。

2018モデル
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近年、多くのホイールがワイドリム化してきています。
ワイドリムのついての賛否はとりあえず置いといて、ワイドリムの問題点があるとしたら23Cタイヤが使えないということでしょう。

ワイドリム化することでリム重量が増し、23⇒25C化でタイヤ重量も増します。
もちろんデメリットだけでなくメリットもあるのですが、今まで23c派だった人は今後のホイールに困るわけです。



カンパニョーロとフルクラムはほぼすべてのホイールがワイドリム化していましたが、どういうわけかレーシング3についてはワイドリム化していませんでした。
そんなレーシング3が2018年モデルにて、ワイドリム(C17)に変わるようです。

レーシング3のスペック

まずは現行のレーシング3(C15)を見ていきましょう。


Fulcrum – Racing (レーシング) 3 クリンチャーホイールセット

重量 F670g,R885g

1555g(ペア)

リムハイト F25mm、R30mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

まず、カンパニョーロとフルクラムは同じ会社です。
一昔前は、【コンポがシマノなのに、ホイールがカンパというのはカッコ悪い】みたいな風潮があったことがあります。
要はコンポも出しているホイールメーカーのものを使うなら、コンポとホイールは合わせるべき、みたいなことです。

 

今はそんな風潮は全くありませんし、シマノコンポ+カンパホイールの組み合わせは普通です。
なんですが、あえて別会社としてフルクラムを作ることで、シマノコンポを使っている人にもカンパホイールを使いやすくするみたいな意味合いがあったわけです。
そのほか、特許の問題などもありますが。

 

なのでカンパニョーロとフルクラムでは、同じグレードのホイールが存在します。
カンパのゾンダに対してフルクラムのレーシング3ですし、カンパのシャマルに対してフルクラムのレーシングゼロです。

 

カンパはリアホイールのスポークパターンがG3組なのに対し、フルクラムは2:1パターンという違いもあります。
そのほか微妙に違う点もありますが、ゾンダとレーシング3は同格のホイールとみなすことができます。


Campagnolo – Zonda (ゾンダ) C17 ホイールセット

重量 1596g(ペア)
リムハイト F25mm、R30mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ ×(25C以上)
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

このように重量などもほぼ同じです。

で、ゾンダは昨年ワイドリム化してC17となりましたが、どういうわけかレーシング3についてはナローリム(C15)のままでした。
それが今期、レーシング3もワイドリム化するようです。

 

ワイドリム化したレーシング3のスペックはこちら。

重量 1560g(ペア)
リムハイト F25mm、R30mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ x(25c以上)
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

どうやら重量の増加は本当に微々たるところで収まっている模様です。
これにはフルクラムの新しい技術で、リムの切削によりリムを軽量化しているようです。

 

ナローリム⇒ワイドリムになれば、当然ですがリム重量は増えます。
これは当たり前で、リム幅が広がればその分、使うアルミの量は増えます。
ですが、リムの切削技術を駆使して、リムの重量増加を最小限に抑えている模様です。

今のうちに買っておくのもアリ

正直なところでいうと、23c⇒25cのタイヤに変わることでの重量増加は、せいぜい5~30g程度です。
ですがちょっとでも重量を減らしたいと考えるライダーもいますし、【やっぱ23cこそがロードバイクらしい】と考える人もいるでしょう。

 

そういう人は、今のうちにレーシング3を買っておくのもアリかもしれません。

 

レーシング3のワイドリム化ですが、正直これは予想していました。
というのも、もう何か月にも渡って、ウイグルでのレーシング3の値引き率が異常なくらい小さくなっていまして、数ヶ月前までは40%くらいの値引きで3万円台後半とかもザラだったのが、この数ヶ月間は20%の割引に止まっていたからです。
なので何か動きがある予兆だとは思っていました。

 

またレーシング3だけワイドリム化しないというのも不自然で、そろそろだろうという予感もありました。

 

ワイドリム化ですが、リムの剛性が上がるとかメリットもあります。
どっちがいいかは人それぞれ違うと思いますが、どちらにしても今後、レーシング3のC15版は手に入らなくなるわけです。

 

ゾンダがワイドリム化してC17になったとき、C15を探しているという話はいろんなところで聞きました。
いろんな掲示板で【ゾンダC15を売っているところを教えてください】などという書き込みは見かけましたし、みんな必死に探している様子が伝わってきました。

 

某オークションサイトでは、ゾンダのC15版を10万とかで売り出している人もいましたが、普通の人なら10万出すならレーシングゼロを買います。
便乗商法の怖さってすごいですよね。


Fulcrum – Racing Zero (レーシングゼロ) LG クリンチャーホイールセット

重量 1518g(ペア)
ハブ USB
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ ワイドリム
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s
スポーク アルミ

サイクリングエクスプレスなら、レーシングゼロが激安になっていますし。
サイクリングエクスプレスでレーシングゼロを見る

 

確かアマゾンなんかでも値段が高騰していた記憶があります。

 

ワイドリムの良し悪しは置いといて、今後レーシング3のC15版が手に入らなくなることだけは確実なので、欲しい人は今がチャンスと言えそうです。




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