時折、「ロードバイクに乗る奴らは違反ばかりだ!」と言われたりしますが、
右折レーンからの直進車前方割り込み
右車線走行
右折レーンに並んでる車を直進車線で全て抜かして、対向車来てるのに無理やり右折、、、
普通が走れる所、ロードバイクだと走れると思ってるのかなぁ pic.twitter.com/45WL3e8wKc
— ゆうた (@nextstageOO) June 24, 2023
確かにこんなのもいます。
この人はもはや違反のオンパレード、違反の総合商社と言っても過言ではなく言い足りないレベルですね。
ただまあ
この動画の序盤、左側にもロードバイクが写ってますが、法に則り通行していることは明らか。
少なくともこの動画中、ロードバイク乗りの違反者数は50%とも言えますが、
悪い人に目が行くのは、単に目立つだけ。
何も悪いことしてない人に目を奪われるなんてないのだから。
「ロードバイクに乗る奴らは違反ばかりだ!」と言われても、「ばかり」の中に私が含まれているとは思ってない。
むしろ動画のようなレベルの人に「交通ルール」をいくら力説したところで、たぶん変わらないのよ。
このレベルの走り方をする人が、見知らぬ他人に言われて悔い改める可能性は低い。
仲間ではないし、家族でもなければ友達でもない人の違反行為については、私がいくらルール解説を書いたところで読まないでしょ。
そういうのは国家権力によって刑罰で対処する問題なんじゃないかと思う。
どの分野でも同じことだと思ってまして、「クルマは横断歩道で止まらない奴らばかりだ!」と言われても、止まっているドライバーからすれば「止まらない奴らに直接言ってくれ」でしかないと思うのね。
代わりに謝ったところで何も解決しないし、そもそも代わりに謝る問題ではない。
できることって、「ちゃんと守れよ」と発信したり、ルール解説しかないのです。。。
家族や友達なら直接注意できるけど、見ず知らずの「似たような自転車に乗っているというだけの共通項」では直接できることがない。
交通ルールの解説をしたり、「電柱にぶつかって一人でしねばいいのに」と呪いを掛けたり、必要に応じて警察を出動させる程度のことしか出来ないので、「同じ自転車乗りならなんとかしろ」と言われても直接できることがないので。
なんでこんな話を書くかというと、時々そういうメールが来るからです。
少なくとも動画の自転車乗りは知り合いではないので直接できることはないし、ルール解説してもこの人がインターネットでルールを検索する可能性は…期待できない。
仮に私がロードバイクに乗っているときにコレを見つけたとしても、注意しようにも二段階右折する私と小回り右折する彼では、私が追い付く可能性は低いし、第三車線まで追いかけたら本末転倒ですし。
なので違反現認したなら、現認した人が110番するしかないと思いますよ。
過去に信号無視を繰り返す自転車について、たまたま通りかかった白バイのオニーサンを呼び止めて託したことはありますが、その後どうしたのかについてはわかりません。
現実として
そもそも道路交通法の解釈にしても、例えば道路交通法38条1項は「横断歩道を横断しようとする自転車」には優先権がないというのは、既に確立した解釈ですが、
一部の支離滅裂な解釈をしたがる方々は「自転車も優先」だと主張したり、判例を大量に挙げても「裁判官がおかしい」と主張したりする程度なので、正しい解釈を広めたところで「自己都合解釈派」が邪魔をするという謎事態すら発生するのが自転車界。
正しい解釈は言うまでもなく、「優先権はないが、事故回避義務は免れない」。
判例にしても全く違う意味にすり替えたりするアホがいるので、言論の自由って凄いなと驚愕する毎日です。
ところで冒頭のロードバイク。
進路変更時に全く後方確認してないようですが、これで事故が起きないのは他の交通者が注意を払った結果としか。
仮に自転車道があろうと、変わらないでしょこの人。
そういうのは国家が刑罰で対処する問題でしかないのよ。
違法なフル電動自転車を乗り回すウェーイ系にしても、「違法だ!」と言ったところで素直に聞くわけがない。
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