そういやタイムって、グラベルロード無いよなと今さら気がついた笑。
フランスの名門ブランドTIMEから、ADHXというグラベル・オールロードが発表されました。
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TIME ADHX
www.timebicycles.com
「いつかはタイム」と呼ばれる憧れ的存在のタイムですが、そういや最近は話題に上がることもあまりないような。
ここに来て突如、ADHXというグラベルロードを投入してきました。
さてこのADHX。
この名前はAlpe d’Huez Xの略。
タイムのAlpe d’Huezというと、何年か前に投入してきた軽量クライミングバイク。
まずフレームの特徴から。
Bio- BasedDyneema®という「世界最強」の繊維を使っています。
鋼の15倍の強度があり、軽量で水に浮くほど。
このダイニーマというのは、超強力超高分子量ポリエチレン(UHMwPE)繊維のこと。
タイムいわく、「従来のカーボンプリプレグ構造よりも優れたTIME独自の製品」だそうな。
ダイニーマをカーボンと結合させ、タイムが得意とするRTM工法にてフレームを製造。
フレーム重量は、サイズSMで1025g(未塗装)となっています。
タイヤクリアランスは38-40Cまで、BB規格はBB386、シートポストはø27.2mmと汎用サイズになっています。
ついにタイムも
www.timebicycles.com
ついにタイムもグラベルロードの分野に参入。
一番気になるポイントは、Dyneema®を使ったフレームでしょうか。
世界で最も強い繊維と謳うくらいですが、タイムって昔からフレームの成形の美しさに定評がありますし、グラベルロードならではの強度と軽量性がウリのようです。
見たところの印象ですが、他社のグラベルロードよりもチェーンステイ長もちょっと短め(420mm)だったりするので、最近のエンデュランスバイクに近めな方向性なのかなとも思うけど、タイム初のグラベルロードということで、人気が出そうな予感。
日本でのお値段はまだわかりませんが、本国サイトを見る限りでは50万弱か?
タイムって一時期、ロゴを斬新に変更していましたが、なんだかんだ今のロゴがカッコいいですよね。
最近、ロゴをやたらと小さくして控えめにみたり、逆にデカロゴにして強調してみたりする風潮はありますが、正直なところ誰に得があって変えてしまうのだろうかと考えてしまいます。
何事も「ちょうどいい大きさ」ってあると思うけど、タイムはやっぱりカッコいい。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
>鋼の15倍の強度があり、軽量で水に浮くほど。
この表現って微妙ですよね。同体積で15倍の強度であれば、非常に軽量コンパクトですが、比強度なので軽い=その分太くなって場所を取るとも言えるわけです。一見両方メリットに思えるけど、そんなことはないという。
ちなみに、ダイニーマって聞くと釣糸を連想しますね。釣糸の場合は水に浮くか沈むかで違う釣りに使えるので、選択肢が広がるメリットがあります。日本だと東洋紡が製造していてイザナスと呼ばれています。
コメントありがとうございます。
同じ重量なら15倍の強度ですから、おっしゃる通りです。
正直なところ、どれだけメリットがあるのかはよくわかりません。