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結局…ツールド北海道とは。

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ツールド北海道の事故については様々な報道が出てますが、運営の甘さはあったのでしょう。

 

お亡くなりになった選手の直後を走っていた方のコメントが出ています。

Q.実際に走行していて、危ないなと思う場面は?
「事故が起きたコースより手前の片側規制のコースでは、一般車両やトラックがビュンビュン、反対車線を来ていた」
「左端をキープさえしていれば危ないとは思わないが、実際、集団で走っていると、どうしても狭いので(規制がないのに)横に広がって反対車線を走っていた選手もいた」
「反対車線から車が来たら、集団に戻るような形でかわしていた」
「選手皆で『車が来るぞー!』など、声かけもしあってた」

Q.当時の集団の様子、五十嵐選手との位置関係などは?
「20人くらいの集団でした」
「五十嵐選手が先頭から3番目、自分が5番目あたりだったので、すぐ後ろです」

事故が発生したのは、反対車線の通行規制が終了する「8分前」でした。

Q.事故が起きたときの状況は?
「右カーブに差しかかる際、五十嵐選手が勝負を仕かけにインサイドに入ったように見えた」
「操作ミスではなく、自らの操作でインを突いていったように見えた」
「その瞬間に対向車が来て、衝突した」
「あまりに一瞬の出来事で、走り抜けてしまったので、自分たちは、そのまま走り続けることしかできなかった…」
「事故直後、選手間で『注意しろ!』との声かけもあった…」

Q.今、あらためて思い起こすレース中の選手心理みたいなものは?
「そもそも、反対車線に対向車が来るという発想が無かった」
「自分も、通行規制コースを走るときは『対向車が来るかも』と思って走ってはいない」

 

「ツール・ド・北海道」死亡事故から1週間、後ろで衝突目撃の選手が証言「事故前に反対車線の走行も…規制コースで対向車来る発想なかった」(HBCニュース北海道) - Yahoo!ニュース
大会初日の8日は、北部の旭川市をスタート、十勝岳を上り下りする山間路などを経て、東部の新得町までの174キロでしたが、途中、車両の通行規制があるところ、ないところが交互しています。 Q.実際に走

ツールド北海道の映像はネット上にも出てますが、数年前のツールド北海道の片側規制区間でも道路いっぱいに広がって通行してますし、運営上そもそも無理があったのではないかという点が一つ。

 

対向車リスクを懸念して参加を取り止めたチームもあるわけで、そもそも危険な状態が以前からあったにもかかわらず、運営側も対策が不十分だった、今まで事故には至ってないから大丈夫みたいな甘さがあったのではないかと。

 

選手にもリスクが十分伝わっていたようにも思えないし。

 

ご冥福をお祈りいたします。

コメント

  1. 自称岐阜最速 より:

    今まで事故らなかったのは運が良かっただけのようですね。ロードレースでこのような事故があるとただでさえ日本ではマイナースポーツなのにさらに規模が小さくなりそうで自転車好きとしては悲しいですね。                 あと全く関係無いのですが、どうしてメールアドレス必須なのですか?

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      メールアドレスは単なる認証目的です。

  2. 山中和彦 より:

    記事のほうも全文読みましたが、
    選手のインタビューの後ろにある運営のコメント
    【引用:大会の運営団体は「通行規制のコース内で、車の合流、進入の可能性のある道路が、どこに、いくつあるのかは、こちらで全て網羅しているわけではなく、そうした可能性のある全ての地点に警備員がついていたわけではない」としています】
    ということなので、規制ゾーンにクルマが入っても全く不思議ではないし、過去の大会で何もなかったのが不思議なくらいかと思われます。
    別の記事では、【「去年は、交通規制がきつかったと観戦していた人から聞いた」】とのコメントもあったようなので、今年が特にひどかったのかもしれませんが。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      そもそも無理があったのに、たまたま今まで事故が起きなかっただけなんじゃないかと思っています。

      • 元MTB乗り より:

        今回は追い越しのためですが、ぶっちゃけ落車回避とかで、反対レーンに逃げる事もあるわけだし、対向車に注意するとかレースでは無理があるんじゃないですかね、と思いました。安全運転しても成り立つファンライドならともかく、スピード競うレースなわけですし。

        • roadbikenavi より:

          コメントありがとうございます。

          実際「それ」なんですよね。
          それはもちろん、対向車側にも当てはまることで何らかの運転ミスから対向車線にはみ出したら、選手の大半が事故に巻き込まれるような事態すらあるわけで、そもそも無理があったとしか。

      • 宮川裕之 より:

        > たまたま今まで事故が起きなかっただけ

        同意致します。
        TOJですら私達の目から見ると「これでいいんかいなぁ〜」と思いながら安全な場所で観戦させていただいてます。

        今回、さる団体に直メールしたところ、ご返信をいただきました。
        曰く「UCIのルールに則ってやってる。あなたのご忠告はありがたいが的外れである。」
        こちらもFIAのルールに則って開催してるんですけど、、、とは返信しませんでしたが。

        • roadbikenavi より:

          コメントありがとうございます。

          なんか、むなしい気持ちになりますね。
          今回の件って「今までたまたま起きなかっただけでリスキーな状況だった」わけで、ルール以上に安全確保が必要だと思われますが…

    • 宮川裕之 より:

      うわああああ〜〜〜 酷い。自転車の世界ではこれで通用するのでしょうか?
      違いますよね?

      > 【引用:大会の運営団体は「通行規制のコース内で、車の合流、進入の可能性のある道路が、どこに、いくつあるのかは、こちらで全て網羅しているわけではなく、そうした可能性のある全ての地点に警備員がついていたわけではない」としています】

      私達は数百キロにおよぶ行程であっても、全ての枝道、道路に面する民家等々、人やクルマがコースに進入する可能性がある場所を把握してイベントを開催しています。進入可能性がある全ての地点にルールを熟知したマーシャルを配置し、進入を阻止します。また、二重に阻止線を貼りバリケードを置いて物理的に進入を阻止する手だてをとります。 
      万が一、進入があった場合には競技を中断しなければなりませんから。
      ちなみにマーシャルの実数は、RallyJAPANでは6000名以上でした。初心者向けローカルイベント(距離15kmほど)では50名程度ですね。

      「車の合流、進入の可能性のある道路が、どこに、いくつあるのかは、こちらで全て網羅しているわけではなく」とは絶対に言えませんし、こんな主催者には警察が占有許可を出しません。

      • roadbikenavi より:

        コメントありがとうございます。

        個人的には「よくその談話を言えたな…」という呆れのほうが強いです。
        いつか事故が起きる状況だったのが今だった、というだけですよね。

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