GEAROOP 4.7mm Variation Pulley。プーリーケージはシマノのままで使えるビッグプーリー【インプレ】【PR】

GEAROOPという台湾のメーカーに、4.7mm Variation Pulleyという特殊なプーリーがあるのをご存知でしょうか?
そもそもギアループ自体を知らない人のほうが多いかもしれませんが・・・





一般的なビッグプーリーって、プーリーケージごと交換する必要があるので、一度リアディレーラーを外して分解する必要がありますよね。
こんな感じです。

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ところが今回のビッグプーリーは、リアディレーラーを分解することなく、プーリーだけ交換するだけでビッグプーリー化出来るというシロモノです。
お前は何を言っているんだ?と思う人も多いでしょうが、最後までお付きあいください。

このビッグプーリーを入手した経緯

ずいぶん前にですが、ロードバイクを店の壁に立て掛けるのはどうなの?というアンケートがあったのをご存知でしょうか?

お店の壁や塀にロードバイクを立て掛けるのはマナー違反?【アンケート結果】

このアンケートは元々は、【店の壁にロードバイクを立て掛けるのはマナー違反だから、スタンド付けるべきでしょ】というご意見から始まっています。
ロードバイクにスタンドを付ける人は少数派だと思いますが、このアンケートを見ていたサイクリングエクスプレスの担当者さんが、GEAROOP社から面白いスタンドが出ているというお話を頂きまして、せっかくなのでそのスタンドと、興味があるものがあればGEAROOP社の製品を使ってみませんか?ということでご提供いただいたものの1つにあったのがビッグプーリー。


スタンドについては、また後日書きます。
なので今回は、サイクリングエクスプレス様からの提供商品ということになります。

プーリーだけ変えるビッグプーリー

先ほども書きましたが、ビッグプーリーというと、リアディレーラーを分解してケージごと変えるのが一般的です。
これ、下手な人が組み付けると、リアメカの可動域などうまく調整できず、スポークにリアメカ巻き込み等好いてします人がいるため、多くのビッグプーリーは【プロショップで組み付けてもらってね!】などと書かれています。

今回のビッグプーリーですが、シマノのRDからプーリーだけ変えるだけです。
大きさが違うのに入るわけねーだろ!と盛大にクレームが来そうですが、入るんです!

なぜか?
これが答え。

わかりますかね?
プーリーの固定軸が、プーリーの中心にはありません。
偏心しています。

分かりやすくボルトを挿すと、こんな感じ。

これだとグワングワンと偏心回転しないの??と思う人もいるかもしれませんが、要は固定軸と回転軸が違うんですね。
表面のカバーを外すとこんな感じです。

シールドベアリングが入っています。

なお、今回頂いたのは、14Tのものです。
16Tのものもあるそうですが、16Tは入らないRDもあるかもしれないとのこと。

先日のビッグプーリーの16Tの適合性について。

私のRDは5800GSですが、何ら問題なく入りました。

正直なところで言うと、私自身ずいぶん前にですが、TNIのビッグプーリーを使ったことがありまして、その時はものすごい効果だとは思いませんが、確実にペダリングが軽いという効果は感じていました。
ただし、見た目がどうも好きになれなくなり、元に戻したのですが。

今回のビッグプーリーですが、パッと見ではビッグプーリーだとはバレません!
バレて不都合があるのかと聞かれると特にないのですが、バレずにビッグプーリー化できます。

ちなみにプーリーだけ変えて変速チェックをスタンド上でしましたが、特に調整が必要ではなさそうでしたので、無調整のままで運用します。
ちなみに裏表があるように見えませんので、回転方向の指定は無いようです。
といっても逆向きだと偏心しているので取り付け出来ないでしょうけど・・・
歯先はナローワイドになってます。

ビッグプーリーのメリットですが、大きく分けると二つです。
1つは回転抵抗。
プーリーはロードバイクのパーツの中でも最も回転が多いと言われますが、回転速度が上がれば上がるほど相対的に抵抗が増すので、低回転で同じ運動量のほうが抵抗は小さいこと。

もうひとつは、RDにおけるチェーンのライン。
どうしてもRD内でチェーンがS字になりますが、

S字のカーブが小さいほど、チェーンの抵抗は減りますよね。

これがメリットです。
デメリットと言われるのは、変速性能の低下でしょう。


4.7mm Variation Pulley

GEAROOP 4.7mm Variation Pulley インプレ

ペダリングの軽さ


まずですが、プーリーを交換して取り付けて、変速チェックした時点で、クランク回すのがちょっと軽いのです。
これについてですが、気のせいかと思いましたが、何となく気になってもう一度純正のシマノプーリーに戻してみたのですが、明らかにクランク回した感触が違います。

ただし、一番大切なのは実走でどうなのかですので、ここはあまり気にせず、余計な先入観を持たないようにします。

今回ですが、せっかく頂いたので一回のライドで結論を出すのではなくて、何度か乗ってみて試すことにしました。
その間、チェーンの本格的な洗浄も控え注油のみにし、ビッグプーリーの性能だけを体感できるかに焦点を置きました。
どうしてもチェーンを洗浄するとそれだけでペダリングが軽くなってしまいますし。

一回目のライドですが、この日は風が異常に強く、最大風速は10m。
時間が取れなかったので、走行距離は50キロしか走れませんでした。
向かい風だとほぼ進まない領域なんですが、明らかに純正プーリーとの違いでいうと、低速時のペダリングが軽いです。
特に~30キロくらいまでの速度で、ペダリングが軽く感じます。

低速時にスルスル回る感じなので、登りが若干ですがラクに感じます。
ただし、こういうパーツの場合、初回のライドは余計な先入観を持っていることも多いので、とりあえずは結論は保留に。

2回目のライドですが、ほぼ無風状態で試しました。
この日もあまり時間が取れず、走行距離は60キロ。
やはり、低速域(30キロくらいまで)はペダリングが軽いです。

速度が上がってくると、恐らくですが空気抵抗のほうが強くなってくるので、よくわかんない(デフォルトのプーリーとの差がよくわかんない)気がします。

3回目。
100キロほど走ったのですが、ちょっと慣れてきたのか最初ほどの効果は感じず。
今日は最高気温が5度とクソ寒く、足取りも重い。
次回、一度純正プーリーに戻して乗ってみようかと。

4回目。
今回は時間が取れずローラー台にて。
まずはギアループのビッグプーリーで30分ほど乗り、その後純正プーリーに戻して乗ってみたのですが、ローラー台だと外を走るよりは効果がわかりやすかったです。
やはりロードバイクの中で、最も大きな抵抗は空気抵抗である、ということを再認識したわけですが、それと同時にこんなプーリーだけでも、抵抗の軽減につながっているというのはある意味凄い気がします。

コレ以降ですが、ちょっと仕事関係で忙しすぎて、ロードバイクに乗る暇すらありませんでした。

変速性能は落ちるか?

ビッグプーリーのデメリットとして、純正よりも変速性能が落ちるということがあります。
これは当たり前で、シマノが想定していない使い方すれば、設計上の最高の変速にならないのは当たり前ですよね。

今回のビッグプーリーは、ケージを変えておらず、変速性能はどうなのか?ということです。
結論から言うと、変速性能は落ちますし、落ちません。

オメーは何を言っているんだと怒られそうですが、変速時のタイムラグは感じません。
しかし、変速したときの音が変わります。

105純正プーリーだと、STIをカチッとすれば【スッ】という感じでRDが反応してましたが、ビッグプーリーにしてみると【クッ】という音になるとでもいいましょうか。
わずかにショックが大きくなる印象です。

これを以って変速性能は落ちるという見方もできるでしょうけど、多くの人は【変速性能は落ちない」というレベルかなと思いました。

一応、無理させてダンシングしながら変速してみたりしましたが、当たり前ですがチェーン落ちはしませんでした。

下プーリーだけなので変速性能はあまり落ちないだろうなと予想してましたが、これくらいならほぼすべての人にとって許容範囲の変速性能だと思います。

値段と手軽さのバランスが良いかと

ビッグプーリーというとそこそこお値段が張るものが多いですが、この通り安価で、しかも簡単に装着できるということ、それでいてペダリングの軽さは体感できるので、なかなか悪くない製品と言っていいでしょう。

ちなみにこのプーリーですが、対応は9-11sだそうです。

セラミックベアリングバージョンもプロトタイプが完成しているそうで、動画をご提供いただきました。(既に販売されているようです)

何度か走ってみて、誤解を恐れずに言うならば、劇的な変化を起こすパーツだとは思いません。
しかし、確実に抵抗を減らしているのは多くの人が体感できるのではないでしょうか?
少なくとも、私は気に入った商品です。

キワモノパーツに近い存在かもしれませんが、安価で抵抗を少しでも減らしたい、安価で少しでも速く走りたいと思うなら、こういうパーツもアリな気がします。

今回の商品は、サイクリングエクスプレス様の提供です。


4.7mm Variation Pulley




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