先日、ブレーキシューと金属片の話を書きましたが、
https://roadbike-navi.xyz/archives/8641
それに加えて、汚れたリムを綺麗にしました。
使ったのはマヴィックのソフトストーンです。
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マヴィックのソフトストーン
これはアルミリムを磨いて綺麗にする道具で、いわば巨大な消しゴムです。
消しゴムというか、実態としては柔らかいヤスリなんですが。
こんな感じで汚くなったリムを、
丁寧にソフトストーンで擦るだけです。
擦ると気持ちいいですよね。
これ、決してパワープレーでゴリゴリやるわけでもありません。
今回はさほど時間が無かったので、リム片面で2分程度、前後のリムを擦りました。
横着してタイヤも外さずにやってますので、タイヤの側面を擦らないように気をつけます。
こんな感じでピカピカになります。
さほど念入りにやったわけでもないのでこの程度ですが、念入りにやれば新品同然の輝きを取り戻します。
ソフトストーンがかなり削れてカスが出ますので、新聞紙などを引いて作業し、リムにもカスが残るのでウェットティッシュなどで綺麗に拭きましょう。
の〇ラボではこの技を【忍法ヤフオクの術】と呼んでましたが、中古で売り出すときにソフトストーンで磨いてやれば、走行距離なんて誤魔化せますよね。
ヤフオクでよく、【このホイールは走行距離300キロ未満です!】などと書いてある場合があります。
皆さん人がいいからこういうのを信じるようですが、ブレーキ面をソフトストーンで磨いて、水洗いでもしてやれば、ほとんど使ってないと思うような輝きなんて出せます。
スポークだって、多少の傷なら黒のマジックで塗ってやれば誤魔化せますしね。
だいたい、ホイール買って300キロ未満しか使ってません!って怪しいと思うんですが・・・
より綺麗にするには
より綺麗にしたいのならば、タイヤを外して、リムに水を掛けながら擦るといいらしいです。
面倒なのでしたことがありませんが。
で、こういうリムのお掃除って何のためにやるのかというと、主な目的は汚れているとカッコ悪いからです。
これが第一の理由。
で、もう1つ理由がありまして、磨いたあと、ブレーキの制動力が上がります。
ただしまた汚れてくるのでキリがないですが。
マヴィックのソフトストーンですが、ちょっと割高です。
なのでホーザンのラバー砥石を使う人も多いようです。
こういうので挟んで使うこともできるようですが、
あっても無くても変わらないという声もあるので、とりあえずはラバー砥石だけ買ってでもいいのかも。
注意点ですが、マヴィックのソフトストーンにしても、ホーザンのラバー砥石にしても、やっていることとしてはヤスリで削っていることになります。
なので乗った後に必ず毎回やる、というのはやり過ぎです。
これをやりすぎてリムを傷めるということはないでしょうし、柔らかいヤスリなので、削れて行くのはソフトストーン側なんですが、せいぜい数ヶ月に一回くらいのメンテナンスなのかなという感じです。
これよりも大切なのは、むしろ前回も書いたようにブレーキシューにめり込んだアルミ片を掻き出す作業です。
そっちのほうがリムの寿命に関わるのかなと。
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