RS81-C35をインプレしてみる。果たしてコスパがいいホイールなのか?

シマノのミドルグレードのホイールに、RS81シリーズというものがあります。
RS81シリーズはコスパがいいことでも知られていますが、その中でもミドルハイトリムであるRS81-C35に焦点を当てて書いていきます。



RS81シリーズって??

シマノホイールは様々なグレードがありますが、トップレベルのものはコンポと同じデュラエースの名がついています。
現行モデルだと、R9100シリーズです。
R9100シリーズはディスクブレーキ用、リムブレーキ用などかなり細分化されて、若干ワケがわからない状態になっています。

RS81シリーズというのは、リムとスポークはデュラエースと同じものを使い、ハブをアルテグラグレードで組んだものです。
RS81シリーズは、デュラエースがR9100シリーズになる前の世代、つまりデュラエース9000系と同じ世代です。
なので
・RS81-C24⇒デュラエース WH-9000-C24と同じリムとスポーク
・RS81-C35⇒デュラエース WH-9000-C35と同じリムとスポーク
・RS81-C50⇒デュラエース WH-9000-C50と同じリムとスポーク

このようになります。

ちなみにですが、シマノホイールには【アルテグラ】という名前が付いたWH-6800というものがあります。
これはちょっとややこしい事情があり、元々シマノホイールは、デュラエースとアルテグラの間にRS81(もしくは前のモデルのRS80)がなかったのです。
後付けでRS81(前のモデルだとRS80)が登場したため、RS81シリーズがデュラエースとアルテグラの間に入る形になってしまいました。
なのでWH-6800(アルテグラ)が、必ずしもシマノホイールのラインアップの中でセカンドグレードというわけではありません。

走りに大きく関わるリムがデュラエースと同じというのは、非常に喜ばしいことなんです!

RS81-C35のスペック

RS81-C35のスペックですが、
・重量 1631g(ペア)
・リムハイト 35mm
・アルミリムにカーボンラミネート加工して軽量化したリム
・シマノ 8-11s対応

このあたりが基本スペックです。
ほかのサイトで【RS81-C35のリムはデュラエースとは違う】と書いている方もしますが、私が聞いた限りでは全く同じものであっているようです。

リム重量は440g程度(フロントリム)。リアリムは30g程度重くなります。
なので、デュラエースとリムが違うと書いている方は、おそらくはデュラエースのフロントリムと、RS81のリアリムを比較しているだけだと思いますね。

リアハブのフランジ幅が広がり、なおかつ2:1スポークパターンなので、横剛性もしっかりありますね。



乗った印象

このホイールですが、乗ってすぐにわかるのはバランスの良さです。
C24では剛性が低く、ホイールがたわむことが問題とされていましたが、リムハイトが高くなるとリム自体も変形しにくくなり、なおかつスポーク自体も短くなるため、c24よりも剛性が上がります。
かといって、ガチガチという感じでもなく、乗り心地もいいほうです。

漕ぎ出しは軽いほうです
これは恐らく、剛性がしっかりあるためだと思います。
剛性が低いホイールだと、ペダルに力をかけた瞬間にホイールがたわんでパワーロスしますが、C35については問題なし。
特筆すべきは高速域での加速性でしょうか。
36キロ過ぎあたりから踏んだ以上の加速性を感じますね。
高速域では普段よりも一枚思いギアを使える印象です。

コーナーリングも癖がなく、きちんとバイクを倒しこめる印象。
ブレーキの制動力も悪くないです。キッチリ効きます。

超高速域での加速性はC50には劣りますが、リムが軽い分登りもこなせるという意味で、RS81-C35はオールラウンドに使えるホイールといえるでしょう。

WIGLLEだと定価114,584円⇒54,599円と52%オフまで下がっています。
これが5万円台なら、買いですね。
唯一の難点があるとしたら、カンパニョーロやフルクラム、マヴィックなどと比べると見た目が地味ということでしょうか。
しかしながら、コスパがいいという意味ではオールラウンドに使えるC35はオススメです。


RS81-C35 WIGGLE

シロッコやレーシングクアトロとの比較

同じアルミリムで35mmハイトのホイールというと、カンパニョーロのシロッコとかフルクラムのレーシングクアトロがあります。

レーシング クアトロ WIGGLE
クアトロは定価47,414円⇒22,674円(52%オフ)と大特価になってますね。

シロッコ WIGGLE
シロッコも定価48,520円⇒25,425円と47%オフです。

シロッコとレーシングクアトロは、スポークパターンが違うだけで基本的に同じものと思っていいです。
カンパニョーロとフルクラムは、そもそも同じ会社ですから。

で、RS81-C35とクアトロ・シロッコは同じリムハイト35mmですが、性能的には明確に違います。
明確な違いはリム重量です。
クアトロ、シロッコはリム重量が500gを超えますが、RS81はリムが軽いのです。
ちなみに、ゾンダなどよりもリム重量は軽いです。

そのため、漕ぎ出し、加速性、登りすべてにおいて、RS81-C35が圧勝します。
同じリムハイトだからって似たような性格というわけではないので、ご注意を。

ミドルハイトリムのホイールがほしいなら、RS81-C35はベストチョイスといっていいでしょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Scroll Up