PVアクセスランキング にほんブログ村 当サイトはAmazonアソシエイト等各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
スポンサーリンク

チューブには、リムナットが付属するものと付属しないものがあるけど、どっちがいいのか?【質問いただきました】

blog
スポンサーリンク

ロードバイク用にチューブを買うと、バルブにリムナットが付いてくるチューブと、リムナットが付いてこないチューブがあります。




リムナットが付いてないものは、そもそもバルブにネジ山がなく、バルブナットを装着できるようになっていません。
これはどっちがいいのかという質問を受けましたので、回答します。

リムナットって???

リムナットというのは、こちらです。

バルブの途中に、輪っかが付いていますよね。
これがリムナットです。

例えばですが、パナレーサーのR-AIRにはリムナットが付属してきます。

ヴィットリアのウルトラライトインナーチューブには、リムナットが付属しません。
(そもそも、リムナットが付くためのネジ山すらありません)

これはどっちがいいのでしょうか?
リムナットはなくても大丈夫なのでしょうか?



リムナットは原則として不要です

リムナットの役割は、チューブとリムがズレないように接合することです。
で、リムナットですが、実は全く意味がない部品なので、リムナットが付属するチューブであっても付けなくても大丈夫です。
ましてや、リムナットだけなくしてしまったとしても、そのまま放置でOK。
買いなおす必要性も全くありません。

ロードのチューブはかなりの高圧になっていますが、そもそもそんなにズレるということがないからです。
また、どうしてもリムナットを付けたい人でも、ここをガチガチに締め付けてはいけません。
ガチガチに締め付けると、むしろパンクしやすくなることがあります。

例えばですが、ロードに乗っていて、ちょっとした段差を下りたとき、チューブはリム側に押し付けられるように動きます。
この際、運が悪いとリム打ちパンクしてしまうのですが、バルブナットでチューブが固定されていると、リム打ちみたいな衝撃が加わったときにバルブに大きな負荷がかかります。
リムナットで固定してないと、バルブが動く余地があるため、衝撃を逃がす効果があります。

といっても、現実にはリムナットはあってもなくてもパンクしやすさにはほぼ影響しないので、それならばリムの軽量化のためにバルブナットがないほうがいいというのが一般的な考え方です。

バルブキャップは必要ですよね??


バルブ先端についているバルブキャップですが、これも実は不要です。
ゴミが入らないようにとか、小石が飛んできたときバルブキャップがあればバルブの保護になるとか、水が入らないとかいろいろいう人がいますが、バルブキャップが存在する理由は全く違います。

チューブって、下の画像のように、丸まって箱などに入って売られていますよね?

このとき、バルブ部分は丸められたチューブの中心に来るようになっていることがほとんどです。

バルブキャップが存在する理由ですが、丸められて箱詰めされているときに、チューブ先端でゴムを破損しないようにするためにあるのです。
バルブは金属です。
バルブキャップがないと、箱詰めされたチューブのゴムを金属の尖った部分でグリグリする結果になり、箱を開けてみたらチューブに穴が開いていることになりかねないので、ゴムを保護する目的でついているのがバルブキャップです。

なので箱から出して装着した後は、何ら機能性がないのです。
なので付けなくてもいいですし、付けたい人はつければOK。

アルミ製のオシャレなバルブキャップが売られていますが、あれの目的は当然ながらオシャレ目的です。
それ以上の意味はありません。

フレンチバルブの構造を見ればわかると思いますが、バルブキャップがなくても水が中に入ることはありません。
もしバルブ先端に水滴がついても、ホイールが回転して遠心力で飛んでいきますので何ら問題ないです。

私の場合、リムナットは全くつけないですが、バルブキャップについては何となく付けっぱなしです。
最近、前輪のバルブキャップが紛失しましたが、特に探したりしないですし、買いなおすこともありません。

結論としては、リムナットもバルブキャップも、どちらも不要です。
ただし、付けてダメというほどでもないので、好きにすればいいパーツです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました