FUJIというと、元々は日本のメーカー日米富士に由来していますが、ちょっとした出来事があったようです。
アメリカで起きた事件なんですが、5月25日に、ジョージ・フロイト氏が警察官に殺害される事件がありました。
これは偽札使用容疑に問われたフロイド氏が、呼吸が出来ないなどと訴えたにもかかわらず、警官は膝で8分以上も首を押さえつけたことで窒息死した事件です。
この警察による残虐行為への抗議運動が広がっているようなのですが、警察が抗議運動を制圧するために行った行動が、FUJIの逆鱗に触れたというところでしょうか。
自転車が武器に
このように抗議運動の制圧のために、警官が自転車を武器、盾として使っているのですが、これがFUJIの自転車だったということのようです。
FUJIは当面、北米の警察への自転車販売を停止し、武器として使うものではないことが確認されるまでは売らないっぽい。
自転車への愛
自転車は乗るものであって、武器ではないし盾でもない姿勢を明確にしたということですね。
まあ、開発者からすれば、激おこぷんぷん丸というところでしょうか。
プロロードレースで、メカトラブルなどがあったときに、選手がバイクを放り投げることがあります。
これについても賛否両論というか、愛車を投げ捨てるのは許せん!と感じる人も結構います。
プロ選手の場合、レース自体が自らの商売ですので、怒りを抑えきれずにバイクにぶつけてしまったということなのかもしれませんが、バイク投げはやめて!!と思う人も多いのかなと。
まあ、結構昔の話ですが、サイクリングの休憩中に〇×を投げて大問題を起こしたチームもあったのですが。
あれは犯罪レベルの話でしたし。
〇×投げにより、だいぶ評判を落としたのではないかと思うのですが、限りある命、大切に。
上で挙げた事例とは意味合いが全く違いますが、どちらにせよ、ロードバイクは大切に扱いましょうということと、目的を逸脱した使い方は、開発者がとっても悲しむよという現実です。
自転車はある意味では戦う道具ですが、戦い方によっては開発者が悲しむ。
あくまでも自転車として走るために開発者が必死になって設計して、テスト走行して試行錯誤して、修正して、やっと製品化するわけですので、開発者からしたら、やはり許せない使い方されたというところでしょうか。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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