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ホイールとフレームのマッチングについて。柔らかいフレームに硬いホイール?硬いフレームに柔らかいホイール?【質問いただきました】

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フレームとホイールのマッチングについて質問を受けました。
これについては非常に悩むポイントですが、あえて書いてみます。




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フレームとホイールに相性があると聞きましたが、私のフレームはジャイアントのDEFY コンポジットというものです。
柔らかいフレームだと聞いています。
ホイールを買い替えようと考えていますが、柔らかいフレームには柔らかいホイールと硬いホイール、どっちのほうが相性がいいのでしょうか?
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ご回答いたします。

正直、正解はありません

雑誌などのホイールインプレ記事で、最近はインプレライダーの乗っているバイクも明記されることが多くなった気がします。
これはバイクとの相性も含めての評価という意味だと思います。

で、バイク(フレーム)とホイールの相性というのは、確かに存在します。
ところがです。
この相性というのは【絶対評価】ではありません。
万人が認める相性というものは存在せず、あくまでも乗り手がどう感じるか次第です。

もっというと、世間では柔らかいと評価されているフレームがあったとして、あなた自身がどう感じているかということが大切です。
柔らかいと評されるフレームを、あなたが硬いと感じているなら【硬い】のです。

こういう評価は、結局のところ違うバイク同士を比較することで初めてわかります。
一台しか乗ったことがない人には、硬いも柔らかいもないわけです。
Aというバイクに乗った後に、Bというバイクに乗ってみたら硬く感じた。
こういう相対評価でフレームやホイールの硬さがわかるわけです。

フレームとホイールの相性

すごく簡略化して、柔らかいフレーム、硬いフレーム、柔らかいホイール、硬いホイールの4つがあるとします。
これらの組み合わせは4パターンになりますね。
間違っても柔らかいフレームと硬いフレームという組み合わせはできません(当たり前です)。

・柔らかいフレーム × 柔らかいホイール
・柔らかいフレーム × 硬いホイール
・硬いフレーム   × 柔らかいホイール
・硬いフレーム   × 硬いホイール

この4パターンになります。

ここからはもう当たり前の話ですが、柔らかいフレーム × 柔らかいホイールという組み合わせは、【快適性】という観点からしたら極上です。
振動吸収性はピカイチでしょう。

逆に加速性という観点からしたら、かなり鈍いでしょう。
踏み込んだ時の反応が、よく言えば【タメがある】、悪く言えば【鈍い】。

硬いフレームに硬いホイールの場合は、加速性はピカイチでしょう。
その代わり振動吸収性は悪いでしょうけど。
加速性はピカイチでも、実際に速いかどうかは別問題のこともあります。
硬いもの同士だとペダリングのリズムが合わないと感じる人もいて、シナリがあったほうがペダリングしやすいという人もいます。

このように、結局は乗り手がどう感じるかという感性の問題が大きく、DEFYコンポジットにベストマッチで万人が認める相性のホイールがあるわけではありません。

個人的には、やや硬めのホイールのほうが好み

ここからは私の好みの問題ですが、リムが硬くてしっかりとした剛性があるホイールのほうが好みです。
私は常用速度が33キロ程度でロングライド主体ですが、快適性に振りすぎて柔らかいフレーム&ホイールだと、踏み込んだパワーが逃げていく感じがして遅くなり、トータルでは疲れます。
これはあくまでも私の感覚で、人によっては極上の快適性ということでロングライドで体力温存になる人もいるかもしれません。

私はホイールに求める要素としては、リムがしっかりしている感じで【やや硬め】くらいのほうが好きです。
【硬め】まで行くとロングライドでは後半につらさを感じることもありますが、それでも【柔らかいホイール】よりは疲れない気がします。
このあたりの感覚は人それぞれ違いが大きいです。

硬めのホイールとなると、アルミスポーク採用のフルクラム レーシングゼロとか、マヴィックのキシリウムプロあたりでしょうか。

Fulcrum – Racing Zero (レーシングゼロ) LG クリンチャーホイールセット

重量 1518g(ペア)
ハブ USB
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ ワイドリム
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s
スポーク アルミ

重量 F60 0g,R795g

ペア1395g

リムタイプ ISM 4D

(ノーマルリム15㎜)

リム高 F24mm,R26mm
スポーク素材 アルミ(ジクラル)
スポーク数 F18、R20
付属タイヤ イクシオンプロ25c

(210g)

対応タイヤ クリンチャー

キシリウムプロSLをサイクリングエクスプレスで見る

やや硬めのホイールとなると、マヴィックのキシリウムエリートとか、フルクラムのレーシング3あたりでしょうか。


Fulcrum – Racing (レーシング) 3 クリンチャーホイールセット

重量 F670g,R885g

1555g(ペア)

リムハイト F25mm、R30mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

重量 F680g,R870g

ペア1550g

リムタイプ ISM 4D

(ワイドリム17㎜)

リム高 F24mm,R26mm
スポーク素材 スチール
スポーク数 F18、R20
付属タイヤ イクシオンプロ25c

(210g)

対応タイヤ クリンチャー

サイクリングエクスプレスでキシリウムエリートを見る

柔らかめのホイールとなると、シマノのアルテグラ(WH-6800)とかでしょうか。

Shimano – Ultegra (アルテグラ) 6800 ホイールセット

 

重量 1640g(ペア)
リムハイト 23mm
対応タイヤ クリンチャー、チューブレス
23cタイヤ
スポーク数 16/20
対応スピード シマノ8-11s




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