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【2021】NESTO KING GAVEL。GRX600系で15万円台のグラベルロード。

2021モデル
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NESTOというと、相場よりも安いことが一つのウリだと思うのですが。
NESTOのKING GAVELというグラベルバイク、最新のGRXコンポを搭載しながらも15万円台で抑えていたのはなかなか凄いなと思ってまして。

2021 NESTO KING GAVEL


 

アルミフレームにカーボンフォークのグラベルロードです。
コンポは、メインがGRX600系。
GRX600系はロードコンポで言うところの105相当と考えればいいかと。
なのでGRX600はリア11速コンポになります。

 

メリダには同じくアルミフレーム&カーボンフォークのグラベルロード、SILEXがありますが、SILEX100はメインコンポがクラリスで機械式ディスクブレーキを搭載して税別129,900円。
GRX400系(10速)を搭載したSILEX400が税別189,900円なことを考えると、ネストのキングガベルは相当安い。

 

パーツスペックはこんな感じです。

フレーム アルミ6061トリプルバテッド
フォーク カーボン
STI RX600
クランク RX600 40T(シングル)
RD RX812
ブレーキ RX400(油圧ディスク)
スプロケ DEORE 11-42T
ホイール 手組(チューブレスレディ)
タイヤ CST PIKA 700x38C 60TPI WireBeads
値段(税別) 158,000

フロントシングルの40T採用です。
アルミグラベルだと、多くのメーカーはフロントダブル仕様で販売しているので、なかなか珍しい。

 

ディレーラーはGRX800系(アルテ相当)、ブレーキはGRX400系(ティアグラ相当)になっています。
ブレーキでケチリやがって!!と思うのは実は間違いでして、なぜかGRX600系って、ディレーラーもブレーキも存在していませんw
GRX600系は、シフターとクランクしかそもそもラインアップに無いんです。

 

そのため、GRX600系で販売されている完成車は、どれもこういうパーツチョイスになります。
ディレーラーはGRX800系じゃないと互換性が無いし、ブレーキは存在しないのでGRX400系にするかというのがどのブランドでも共通。

 

フレームを見る限り、リアセンター長も430mmとまあまあ長めに取っている安定志向のバイクなのかなと・・・
グラベルロードのリアセンター長って、どうも各社全くバラバラな傾向があるので、どのあたりをベストと見るかは難しいのですが。

NESTOのいいところと悪いところ

NESTO – ネスト
NESTO(ネスト)は『NEXT STANDARD』をコンセプトに、毎日の生活をより豊かにするスポーツサイクルを展開するブランドです。

 

数年前だとコスパのメリダと言われていましたが、今は台湾系ブランドが必ずしもコスパナンバーワンというわけでもないです。
10速GRX400系を積んだメリダのサイレックス400よりも、11速GRX600系を積んだネストのほうが安い。

 

圧倒的な値段とスペックでいうなら、今はコストパフォーマンスというならネストとかなんでしょうかね。

 

もちろんデメリットもあります。
メリットしかないバイクなんて存在しませんから。

 

ネストのKING GAVELですが、フレームサイズが3サイズしかありません。
なのでサイズ合わせで合わない人も出てくるかも。

 

その昔、ジャイアントも3サイズだったことがありますし、いわゆるコスパで売ってきたブランドはだいたいはこうなります。
一番売れそうな身長にあわせたサイズだけに注力するのが、商売の鉄則ともいえますし。
身長190センチ向けのバイクとか、そもそもそういう身長の人が少ないわけで需要が薄い。

 

ちなみにこのKING GAVEL、開発中のため重量はまだ不明扱いです。
3月頃から発売予定のようですが、コロナの関係で今どのブランドも製造、納期の遅れが頻発しているらしいですし、欲しい人は予約扱いのほうがいいのかも。

 

値段がお買い得なところなのと、フロントシングルなのがポイント。
あえてのフロントシングルなんでしょうから、オンロードでもオフロードでも使い勝手が良さそうですし。

 

あと、あえて評価したいなと思うポイントがありまして、ベルとリフレクター付属です。
ちょっと前に読者様からこういうご意見を頂いてました。

 

読者様
読者様

こんばんは。
ベルをつけない理由は様々あると思いますが、私が初めてロードバイクを某大型量販店で買いましたが、ベルに限らず保安部品の付属についてはこちらが聞くまで説明がありませんでした。

キャノンデールの場合ですが、前後反射板のみでベルは付属していません。

お店からもベルをつけてください等のアナウンスは有りませんでした。

着ける着けないは自己責任の範疇だと思っていますが、ベルつけなきゃ売らないとか、受け取り書類の中に項目を入れて説明するとかある程度強制力があってもいいのではと思いました。

法的に必要な部品ですし、車なんかでは保安部品が無ければ車検通らないわけです。

最初に付けてないとそのままになっちゃうってのもあるんじゃないかと思います。

あとは、メーカーがその自転車に合ったベルとか取付場所を作ってくれたらカッコよく納まるしいいんじゃないかと思います。キャノンデールなんか本気出したら面白いことやってくれる気がしますが。

長々と失礼しました。

 

ロードバイクにベル(警音器)付けてますか?961人のサイクリストに聞きました。法的な問題、慣習的な問題など様々含めて。
ロードバイクにベルを付けているかどうか、というアンケートを行っていましたが、 とりあえずはある程度回答数が出揃ったので、結果発表とさせていただきます。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).pus...

 

ベルが付属するロードバイクって、私が知る限りほぼ無いです。
これも理由があると思うのですが、一台目として買うのではなく、二台目以降の人もいるだろうから、既に持っていることが前提・・・とも考えられます。
まあ、実態としては単なる経費の問題だと思いますが。

 

このKING GAVELについては、恐らくスポーツサイクル一台目の人をメインターゲットにしていると思います。
そういう場合、ベルが付属するのって地味にありがたいことだったりするし、ベルって必要なんですよという啓蒙にもなる。

 

まあ、フレームメーカーがオリジナルのベルを販売しているケースって、たぶんほぼ無いです。
LOOKがかっこいいベルを作ったら、売れる・・・のでしょうか?笑

 

ビアンキとか、一応ベルも販売してますが、

 

正直なところ、ロゴが入っているだけなので、ビアンキにこだわる必要性が薄いかとw
ジャイアントとかも確かベルがあったはず。

 

ピナレロがベルを作って、柄の部分がクネクネしたONDAベルを販売したとして、ピナレロファンが買うのか?という話なんですよ。
TIMEがRTM工法でカーボンベルを作ったとして、誰が買うんだという話でもある。

 

まあ、無駄に高いベルは勘弁として、フレームメーカーがかっこいいベルを作れそうな気はしますけどね。
作る気は、たぶん無いでしょうけどw
でもどうですかね?
ピナレロやスペシャライズドが、限定品のカッコイイベルを販売したら、やっぱ欲しくなりますかね。

 

バーエンドキャップの代わりとして使える、GENTZもありますが、

 

無駄に高いのが難点なのと、ブザー音が小さくて誰も振り向かないとかいう話もレビューに出ていたりする。

 

話が逸れましたが、ベル付属というのはネストらしさなのかもしれません。
もちろんいい意味で。

 




コメント

  1. T.K より:

    メリダの完成車はベル付属で売ってますよ。こんなハイエンドモデルにまで…
    https://www.merida.jp/lineup/road_bike/scultura_team-e.html

    私の乗っている2018モデル(もちろんもっと安いのです)にも付いていました。
    その前に乗っていたビアンキには付いてなかったので、メリダはこんなもの付けて売ってるのか、と少し驚いた記憶があります。法的には装備が必要と知ったのはその後に貴サイトを覗くようになってからでした…

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      メリダ、ハイエンドモデルにまでベル付属なんですね。
      ある意味驚きです・・・

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