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日本では25cなんて不要だという話。

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先日ですが、海外在住の日本人とお話しする機会がありました。
ロードバイクに乗っている方です(プロとかではない)。

その中で、ワイドリムとか25cという話になりました。



ワイドリムと25c

ワイドリムとか25cタイヤというのは、リム幅が広がることによりリムの剛性が上がるとか、25cタイヤにすることでクッション性が向上し乗り心地がよくなるとか、転がり抵抗が軽減するとかいろんな話があります。
空力の面から25cとワイドリムを論じる場合もありますよね。

 

その海外在住の方が言うには、日本は道路の舗装状況が良すぎる、だから25©である必要性はないと思うということでした。
この理論は、当たり前ですが25cであることの【クッション性】について語っているものです。

 

このクッション性というのは、タイヤ幅が広がることでタイヤ内に入る空気量が増えるということが原因です。
空気量が増えるとその分がエアクッションとなり、振動吸収性がよくなる。

 

要はクッション性が増すことで道路のガタガタに対応できるという話ですね。

しかしながら、ナローリムのホイール自体がほとんどなくなってきている

近年の各社のラインアップを見たとき、そもそもナローリム(15c)のホイールがほぼなくなっています。
カンパニョーロやフルクラムはほぼ全てがワイドリム化し、マヴィックも同様です。
フルクラムのレーシング3はナローリム(15c)でしたが、今期からワイドリム化してモデルチェンジします。

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マヴィックもキシリウムプロで、キシリウムプロ(17c)とキシリウムプロSL(15c)というワイドリムバージョンとナローリムバージョンがありましたが、今期からチューブレス化(UST)に伴い、ナローリムのSLは廃止になります。

 

唯一シマノについては、ワイドリム化していません。
新型デュラエースのC40なんかは、メーカーサイトでは【17C】と書いてありますが、これはナローリムのようです。
シマノにも確認して、23cが適合することを確認しています。
どうやら表示ミスであるようで、販売店向けの説明会ではそのことに触れているという話も聞きます。

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カンパニョーロのゾンダがワイドリム化したときに、ナローリムの旧バージョンを求めている人がかなりいました。
それに付け込んでいるのか、ヤフオクあたりでは10万近くまで高騰しているゾンダを見たことがあります。
普通に考えれば、ゾンダに10万出すなら、レーシングゼロとかユーラスとか買うと思うのですが・・・

今後はワイドリム化の流れが加速していくと思われますので、ナローリムとなると手組用のリムくらいしかなくなってしまう可能性すらあります。

昨日初めて見たディスクロード乗り

昨日サイクリングしていて信号待ちで止まった時に、前で止まっているロードバイクがディスクブレーキ車でした。
ディスクブレーキ車自体は自転車屋で見たことがありますが、実際に乗っている人を初めて見ました。

 

ディスクブレーキよりもタイヤ幅のほうに目が行ってしまったのですが、おそらくは28cを使っていると思われました。
明確に太く、後ろから見たときは【クロスバイクをドロップ化したのかな?】と思うほど。

 

ロードバイクで28cが必要かと聞かれると、自分には不要です。
ですが乗り心地はかなり良くなるでしょうし、路面からの微振動もかなり減るでしょう。
なのでツーリング志向の方にはいいかもしれませんし、用途や好み次第なのかなと思いました。

 

最近は28cもOKのフレームが出ていますし、デュラエースR9100やアルテグラR8000などでは、太いタイヤでもうまく使えるように設計されています。
105のFDがマイナーチェンジしてFD-5801になったのも、太いタイヤでも干渉しにくい設計というほうが大要素らしいです。
変速性能うんぬんはそこまで大きな違いではないという話を聞きます。
(ただし、フレームによっては旧型FDから変えることで、劇的にFDの引きが軽くなります)

 

今後は太いタイヤが主流になってくるのは間違いなさそうです。

現在、ナローリム(15c)で手に入るホイールというと?

だいぶ少なくなっていますが、シマノホイールは原則としてナローリムです。

フルクラム レーシング3


Fulcrum – Racing (レーシング) 3 クリンチャーホイールセット

重量 F670g,R885g

1555g(ペア)

リムハイト F25mm、R30mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

レーシング3の良さですが、この価格帯では最も加速性が高いように感じます。
最近は5万程度でもこれよりも軽いホイールはありますが(特に手組系)、そういうホイールは剛性が低いものが多く、ペダルを踏みこんだときの感覚が一瞬遅れるようなものもあります。
そういう部分で、レーシング3はこの価格帯では非常によくできている感じがします。

シマノ アルテグラ(WH-6800)


Shimano – Ultegra (アルテグラ) 6800 ホイールセット

 

重量 1640g(ペア)
リムハイト 23mm
対応タイヤ クリンチャー、チューブレス
23cタイヤ
スポーク数 16/20
対応スピード シマノ8-11s

アルテグラもエントリーグレードのホイールとしてはそこそこ人気がありますが、このホイールも今期で廃止になります。
代わりにWH–RS500というホイールになりますが、アルテグラに比べてリムハイトが1mm上昇し、総重量が9g増えます。
つまりはほぼ同じホイールで、乗り比べて違いを感じ取れる人はいないでしょう。

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WH-RS81-C35


Shimano – RS81 C35 カーボンクリンチャーホイールセット

重量 1631g(ペア)
リムハイト 35mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

デュラエースC35と同じリムを使い、ハブをアルテグラグレードにしたお手頃ホイールです。
このホイールも今期で廃止になり、代わりにWH-RS700-C30というホイールに代わります。
C30といってもリムハイトは30mmではなく、F24,R28なので注意。

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WH-R9100-C24

shimano-dura-ace-9100-c24-carbon-clincher-wheelset
R9100-C24

重量 F585g、R804g1389g(ペア)
リムハイト 24mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

デュラエースC24です。
こちらは軽量リムなのでヒルクライムに最適。

カンパニョーロ ニュートロン ウルトラ


ニュートロン ウルトラ

重量 F630g、R879g

1509g(ペア)

リムハイト 18mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ
スポーク数 22/24
対応スピード シマノ8-11s

ニュートロンウルトラは軽量リムを多めのスポークで支える構造になっていて、ヒルクライム向きのホイールです。
カンパニョーロ独特のG3組でない理由は、おそらくはスポーク本数を多めにしているためだと思います。

MAVIC キシリウムプロSL

重量 F60 0g,R795g

ペア1395g

リムタイプ ISM 4D

(ノーマルリム15㎜)

リム高 F24mm,R26mm
スポーク素材 アルミ(ジクラル)
スポーク数 F18、R20
付属タイヤ イクシオンプロ25c

(210g)

対応タイヤ クリンチャー

キシリウムプロSLも今期で廃止されるのですが、アルミスポークで加速性もよく、アルミクリンチャーホイールの中ではレーシングゼロと並ぶ実力ですね。
キシリウムプロSLをサイクリングエクスプレスで見る

ざっと思いつくホイールを挙げてみましたが、ナローリムはかなり少数派です。
私も23c派ですが、今後は25c化も視野に入れなければならない時代になってきてしまいました。




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