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【初期不良】フレームのボトルケージ台座の歪み。ボトルケージがまっすぐにならない。

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当ブログの読者様からのタレコミ情報です。
この方はロードバイク選びの時から何度かメールを頂き、その都度回答させていただいておりました。
そして2018年モデルの某完成車を買ったところ、フレーム側のボトルケージ台座に歪みがあり、ボトルケージが斜めになるという不良についてメールいただきました。



※どこのメーカーの何という車種かは明かせませんのでご了承ください。

ボトルケージ台座

※これは私のLOOKです。今回の件とは何ら関係ありません。

ボトルケージを取り付けるボルトは、ダウンチューブに二つの穴+ボルトがあり、シートチューブにも同様にあります。

 

このボトルケージ台座が、もしダウンチューブと平行になっていなかったらどうなるでしょうか?
もちろんですが、ボトルケージを取り付けると、ダウンチューブと平行にならず斜めになってしまいます。

 

この件、私のメールを頂いた時に【メーカーに交換を求めるべきな初期不良。ただし、他社で同様の事例で、交換の応じてもらえなかった事例はある】ということを書かせていただきました。

この方の場合

※これは私のLOOKです。今回の件とは関係ありません。

 

販売店経由で代理店行きとなり、初期不良ということで新品に交換になったようです
これは当たり前と言えば当たり前ですが、ボトルケージ台座が斜めになるというのは見た目だけの問題ではありません。

 

ボトルケージが斜めになるということは、ロングボトルなどを使った場合、ペダリングで足に当たる可能性があります。
なので走行上問題が生じる可能性がある初期不良です。

 

これは頻繁に起こる初期不良かというと、比較的マレな部類だと思います。
ただし事例がないわけではないので、完成車を買うときは意外と気を付けたほうがいい箇所でもあります。
というのも、販売店はここが真っすぐかどうかを検品してから売っているかどうかはちょっと怪しいところです。
しっかりした店だと、ボトルケージのボルトを外してグリスアップし、その際にネジが生きているかは確認します。
ごくまれに、ネジ山が死んでいるとか、台座が供回りして動いてしまう場合もあるからです。
ですがまっすぐかどうかは見てない可能性もあります。

 

何はともあれ、無事交換となったので一安心ですね。

初期不良と認めないメーカーもある

この方から今回の件をメールいただいた時、真っ先に思い浮かんだのですが、過去にネット上で【ボトルケージ台座の歪み(今回と同様のケース)で代理店および販売店にクレームをつけたが、うちでは初期不良とは思っていない、ということで返品に応じてもらえなかった事例】を見たことがあるからです。

https://oshiete1.nifty.com/qa7110417.html

 

ただし、同じメーカーの自転車で同様のケースがあり、交換に応じてもらえたという回答も載っているので、メーカー(代理店)の方針はやや迷走しているような印象もあります。
もしかしたら販売店の力関係もあるのかもしれません。

 

メーカー(代理店)と販売店(自転車屋)は契約関係にあり、代理店側が【来年からは契約しない】と言い出したらその自転車屋ではそのメーカーの自転車を取り扱うことができなくなります。
なので小規模の自転車屋だときつくなる可能性もありますし、取引量が多い自転車屋ならメーカー側も返品に応じてくれる可能性が高まりそうな気がします。

 

リンク先で交換に応じてもらえたという例を挙げている方も、【交換で送られてきたフレームも、ボトルケージ取り付け台座が狂っていた】という話を挙げていますが、普通そういうクレーム交換時は検品してから代替品を送るもんですけどね・・・

 

この手の初期不良ですが、気が付いたらなるべく早く申し出ないと、うやむやになってしまいます。
理想は【自転車屋で現物を見て、お金を払う前に指摘する】ことです。
取り寄せで来たものでも、お金を払う前に指摘しないといろいろ大変になります。
取り寄せ時に内金を払っていてもです。

 

購入後に気が付いた場合は、即座に販売店(自転車屋)に申し出ることです。
メーカー(代理店)に申し出ても、【それは販売店の問題だから、販売店に直接言ってくれ】というメーカーもあります。
メーカーにフレームの初期不良で電話したら【担当者から折り返し連絡します】と言った後に販売店(自転車屋)から電話が来たという事例も知っています。

 

初期不良に気が付いたら、なるべく早く自転車屋に相談し、自転車屋の反応が悪かったらメーカーにという流れが一般的でしょうか。

ほかに時々見られる初期不良

あるとしたらフォークやフレームのセンターがズレているとか、エンドが曲がっているなどでしょうか。
クロモリフレームなら修正できますが、アルミフレームやカーボンフレームでは交換するしかありません。

 

前にネットで見た事例ですが、フレームのエンドが狂っていたためにリアの変速がうまくいかないというのは見たことがあります。
これの場合、スタンド上では変速するものの、実走では明確に変速がおかしいということでした。
トルクがかかった時にどうなのかという話ですね。

 

こういう初期不良は、恐らくは初心者の方は気が付きません。
慣れている人じゃないとわかんないと思います。

 

こういうのは何かおかしいと感じたら、すぐに自転車屋で見てもらうことです。
自転車屋も返品交換というのは嫌がることなので、おかしい状態が直らないなら違う自転車屋で見てもらうことをオススメします。




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