私の落車とケガの件で、たくさんのメールやコメントなどいただきましてありがとうございます。
本日は朝に入院しているのですが、すでに検査などは終わっているため、本日は病院内ですることは何一つありません。
あまりにも暇なんで外出許可申請したら、夕飯までに帰ってくればいいよと言われてしまいましてwww
Contents
落車時の対応
以前にも書いたことがありますが、落車時にはハンドルから手を離さずに肩あたりから落ちるほうが重症度は下がるという話を書いたことがあります。
http://roadbike-navi.xyz/archives/1775
今回の私の落車ですが、その通りでハンドルから手を離さずに落下しました。
しかし全く予期せぬ落車で、段差(といっても1センチ程度だと思うのですが)に気が付かずに段差に前輪を取られてスリップという結果だったので、前方に突っ込むような形で落車しました。
そのため、私の記憶では、ファーストコンタクトは左手(左STI)で、次に左頭部だったような気がします。
要は左STIのブラケットを握っていた結果、左小指が地面とファーストコンタクトしたものと思われ、小指に強い荷重がかかったために骨折しました。
さて、人間というのは、転倒時には防御反応として手が出てしまうことがあります。
落車時に緊急反応として手を着いていた場合、恐らくですが手の根元にある手根骨と、前腕にある橈骨もしくは尺骨のどちらかが折れていた可能性があります。
だいぶ前に、ヤンキース時代の松井秀喜選手が、前方にチャージをかけた際にグローブが芝生に引っかかり、手首がとんでもない方向に曲がったケガを覚えているでしょうか?
4:50あたりです。
恐らくはこれと同じようなケガをしていたでしょう。
そうなると、ハンドルから手を放さなかったという判断は、間違っていなかった気がします。
というより、あの状況で咄嗟に手が出せるほどの反射神経は持ち合わせていませんでしたww
ケガしたときは湿布?アイシング?
これについてですが、受傷直後はアイシングのほうがいいです。
というのも、湿布には冷却効果はありません。
あくまでもヒンヤリする感じと、薬効成分による効果です。
どこかを強く痛めたとき、その部分には出血や炎症反応が起こります。
要は熱を持ってきて腫れあがって・・・という機序ですが、アイシングしたほうが効果的です。
実は数年前に交通事故にあった時も、すぐにコンビニでロックアイスを買ってきてアイシングしました。
そのおかげか、翌日には動作時の痛みはあっても、安静時の痛みはほぼありませんでした。
そのことを整形外科のドクターに言ったことがあるのですが、整形外科のドクターも【それが正解】と言っていました。
ただしそれを実践できる人はほとんどいないし、病院でもやらないとも言っていました。
なぜ病院でアイシングをしないかということを聞いたことがあるのですが、理由は単純明快でした。
・そもそもアイシングするようなコールドパックを用意していない
・アイシングしても一円にもならない
・時間がかかる
こんな話でした。
というのも、病院では保険診療です。
Aという処置をしたら何点、Bという処置をしたら何点、というように、保険点数の積み重ねで利益が出ます。
その整形外科の先生が言うには、アイシングしてもたぶん保険点数として加算できないし、薬でもないから処方箋も出せない。
【コンビニで氷買ってね!】では病院としての経営が成り立たないから、だれもやらないんじゃないかな、みたいなことを言っていた記憶があります。
湿布貼って、包帯巻いてだと保険点数にはなるけど、コールドパック渡して【そこに座って冷やしていてね】ではお金にならないんだと思うよと言われたことがあります。
アイシングですが、私の経験では受傷して2時間くらいはやっておいてほうがいいです。
この時のポイントですが、患部だけを狙って、氷を袋などに入れて、10分くらい冷やすということです。
10分経ったら一度アイシングをやめて10分くらい放置し、また冷やします。
患部とは関係ないところを冷やすと、正常な細胞の活動を妨げるとか凍傷になる可能性もありますし、冷やしっぱなしでも凍傷になる可能性があります。
10分冷やして、10分解放。
これを何度も繰り返す感じです。
私の場合は、受傷当日は10分冷やして10分解放を2時間くらいはやります。
その後にまだ熱を持つようならもうちょいやることもあります。
翌日は湿布を使うことが多いです。
翌日もアイシングすることはマレです。
翌日はきれいに熱っぽさが消えていますし。
今回ですが、落車後に10分くらい走ったらコンビニがあったので、そこではコンビニコーヒー(氷だけ入っていて、自分でサーバーから注ぐタイプ)と何でもいいのでテープを買いました。
買った後は、コンビニの袋に氷を入れて袋を縛り、それをグローブの上からテープで固定。
目的地まで走って輪行袋に入れた後は、コンビニで大きなロックアイスを買いました。
受傷したのが左膝と左手。
幸い、電車はガラガラだったので座り、ロックアイスを開けずに左膝に乗せ、その上に手を置いて膝と手の同時アイシングで帰ってきました。
電車には一時間くらい乗っていましたが、ロックアイスはあまり溶けていませんでした。
これが意外と効果的だったようで、翌日以降は安静時の痛みは皆無です。
意外と効果的なので、落車時にはアイシングをやってください。
まあ、転ばないのがベストですけどねw
あと、意外と持っていて便利なのはビニールテープだったりします。
緊急時にはリムテープ代わりにできなくもないですし、タイヤに大きな穴が開いたときに、裏から補強するという手段にも使えます(あくまでも緊急用)。
それでいて、アイシングの氷を固定して走れますし。
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2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
アイジングですか。覚えておきます。 お大事にしてください
コメントありがとうございます。
アイシングは重要ですよ。
緊急時は是非やってください。