先日の記事についてコメントを頂いたのですが。
そんな人は上司から「この書類、明日までまとめてくれ。ただし給料は出せないから勤務外でやれよ」と言われたら「自分の時間を盗られた」と言うに決まっているではありませんか。
自転車店に自分のお金を取られたから「盗られた」と言う。上司に自分の時間を取られたから「盗られた」という。一貫性があります。その人にとっては。
ジャイアンの価値観を持った人に向かって「もし他の人が『ジャイアンの物は自分の物』と言ってあなたの物を奪ったらどうしますか」と説いても、「うるせぇこの野郎」と殴られるだけです。
この記事はジャイアンには届かず、のび太に届くだけです。コメント欄に「仰るとおりです」と書いて共感している人はのび太です。工賃を払うべきだと考える人が工賃を払うべきだという記事を読んで「そのとおり」と書いているだけです。
ジャイアンを納得させるにはどうしたらよいでしょうか。
支離滅裂としか
この方の思考では「一貫性がある」と思うそうですが、上司から「タダ働きしろ!」と言われて「自分の時間を盗られた」と思うわけですよね。
タダ働きを「時間が盗られた」と感じたように「その行為が問題だとして認識している」のであって、一貫性があるのではなくて単に支離滅裂な人なんだと思いますよ。
無理矢理「盗られた」に帰結させたいだけで、一貫性があるのではなく「何を言ってるのかわからないレベルの人」。
で。
殴られたなら刑罰によって対処すればいいし、関わることにデメリットしかないなら出禁です。
むしろ、このコメントを書いていて「一貫性」と考えるほうがヤバいのでは?
そもそも
「グダグダ騒ぐなら自分でやれや」という意見をいくつか頂いてますが、まあ、それですよね。
自分でやらない、自分で出来ないことを他人にやってもらったならそこに対価が発生するのは当たり前としか。
けど、「自分でやる時間が無駄だ」とか「それくらいタダで当然だ」などと考える人もいるのでして、
シティサイクルメインで扱っている自転車屋を営んでいるのですが、そんなんでお金取るの?ってスタンスのお客さんが多い事。。
安くすませたいならAmazonでも部品売ってるのだから自分で取り付けてくれって思います。
こちらとて慈善事業ではなく、商売なんですけどね。
分からない方も多いのが実情ですね。
いろんな人が思っている以上にいるもんですよ。
たった1000円を気持ちよく払えない人が。
個人的にはよく行くショップで「これは工賃いらん」と言われてしまうほうが申し訳なく感じてしまいますが、価値観の違いと言われたらそれまでですし。
申し訳ないのでオイルとかチューブとか買って帰ることにしてますが。
ただまあ、中にはきちんと説明しないまま作業したり、工賃を払ったにもかかわらず雑な仕上がりだったりする話も聞くので、それはそれで問題があるのも確かかと。
たまに話を聞きますが、ずいぶんと雑な作業をしたんだなあみたいなのはあります。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
金払うの嫌なら、自分でやりゃいい。
自分で、メンテナンスするのも、自転車趣味の一部なのだがね。
自転車ではないが、私のある趣味ジャンルも、機械いじりが、必須技術な面が、あるのですが、近年の若い新参者は、機械いじりは、したことない、ドライバーの1本も、持ってないで、Q&Aサイトに、「どこそこが壊れたの、どうしたら直せますか?」
と平気で聞いてくる身の程知らず知らずが、多いです。
コメントありがとうございます。
正論ですね。
自分ができないからお金を払うわけですし。
バーテープも巻けない人だと、遠出先でディレイラーの調整、パンクの際のチューブ交換も出来ない可能性高い。
クルマの洗車と同じで自分で出来ても人にやってもらう人かいるけど、それはそれで嫌だなぁ。
今ではホイールの調整なんかする人いないけど、36スポーク チューブラーの時代はニップル廻し使って誰でも自分で振れを取ったものです。
コメントありがとうございます。
自分でできるようになるのも大事ですね
若い頃は「こんなことで工賃取るの?」と思っていたこともあります。でも、自転車に限りませんが、専用工具を買って、部品を買って、自分の技量で直すのとそれにとられる時間を考えると、工賃は至極妥当だと思っています。この間ディスクオイル交換を頼みましたが、こういうところはプロの方が安心感もあります。お願いしたところの収入にもなりますし、近所の自転車屋さんにお願いするのも良い循環だと思っています。自転車に限りませんが、全ての行為にはコストがかかり、生活があります。サービスをはき違えてはいけません。
コメントありがとうございます。
自分でやってみて初めてわかる苦労ってありますよね。
そもそも、日本人てそう言う悪しき風潮?多くないでしょうか。官庁が発注する仕事を請負でこなす仕事をしてますが、彼らも仕様に入ってない仕事を無料でやらせます。国土交通省は『下請けイジメやめろ』と法整備しましたが、こちらから言わせれば「いや、お前らな!」言いたい。って話がそれてますが、これは日本人の特徴なんでしょうかね?私なんか「空気入れタダでいいんすか?」って改めて聞いちゃう時もあります。他人の時間、設備を使うのに無料って普通に考えてあるはず無いんですがねぇ。。。ちなみに私は全て自分で整備する派です
コメントありがとうございます。
請負契約を理解してない人もいますし、簡単な作業は無料だと勘違いする人もいるのでややこしいですね。
やり玉にあがっているコメントについて。
工賃: 払う必要はない!
サビ残: 給与払えよ!
と捉えれば確かに支離滅裂。
工賃: なぜ俺が負担するんだ!
サビ残: なぜ俺がやるんだ!
と捉えれば、ジャイアン的一貫性。
ジャイアン的思考をする人は、自分の損得が第一です。自分の損得に関して一貫した言動をとります。立場が逆になったら論理が逆になってしまいますが、そんなことは気にしません(だから支離滅裂という指摘ももっともです)。
そんな人に「逆の立場になったらどう考えるの?」と詰問しても無駄です。論理の一貫性よりも自分の損得が優先ですから。そもそも、逆の立場、相手の立場を想像できる人は、ジャイアン的思考にはなりません。それができない(しない)からこそのジャイアンです。
そういう人が実際に存在するので困り者です。対処のしかたが難しい。そのコメントをされた方も、困った経験があるのではないでしょうか。
というわけで、そのコメントは、記事の内容には基本的に同意したものだと私は読みました。その上で、記事の内容を響かせたい相手(ジャイアン的思考者)にどうすれば分かってもらえるか?という、次の段階への提言だと思います。
コメントありがとうございます。
理解できない人には無理に理解させる必要もなく、関わらないしかないのでは?
私も自転車屋を営んでますが、本当に相場を理解してない人というのは存在するもので、1度女性に工賃を聞き間違えられてタダみたいな料金で作業させられたことがありました。当該の客が支払いの際に不満そうに帰ったあと、取り巻きのようなガテン系の男が来て「やはり料金に納得できない。あんたの店のレビューを低評価で埋め尽くすこともできるんやけど」と。紛うことなき脅迫でしたが実際やられたらたまらないので返金しました。相場よりも安くやっていることとその説明もしたんですが、まあその手合いは何を言っても無駄。
今回の記事とは意味合いの違う内容の話ですが、本当に自転車屋というのは技術を軽視されがちだな〜と悔しくなった一幕でした。このサイトでも度々話題になりますが、理解の及ばない自分本位の理屈でしか動けない人っていうのは確実に存在しますね。
関わらんとこ……と思っても拒絶したら低評価で報復される(Googleも消してくれない)だけなので難しい。
コメントありがとうございます。
私自身が自営業なので(自転車店ではありません)、いろいろお察しします。
おかしな人は必ずいるので、いかに地雷を踏まないようにするかも一つのテクニックだと考えていますが、自転車の修理工賃がやたら低いものだと誤解している人が多いのは問題ですよね。
自分が動かずに、他人が自分のために動くことは、儒教では普通らしいので
その手の方では?
私は、工賃を言って文句云われたら「帰ってください」
でしたね、ママチャリのパンク修理をその金額でできるならお前が店を構えろ!的な気分になります、
スポーツ自転車のクイックを(ママチャリのサドル固定と)間違えてベアリングをだめにする輩なんて
ほんとに人の話が聞けません、事故ってから、どうでしたっけ…?
聞いて来るな、帰れ!
まだ、ネットで教えて君してくる方がマシです、のむラボの気持ちが少しわかります
コメントありがとうございます。
「お前が店を構えろ」はちょっと面白い視点ですが、相手の立場に立てばわかりそうですね。