東京サンエスが発信している記事に「なぜ今リムブレーキなのか?」があるんだけど、
【月刊サンエスウォッチングVol.82】
今月のテーマは、 いまリムブレーキ「OnebyESU
JFF#503」 〜価値は人の心に従っている〜(後編)です。
基本設計の細部や試作からの改善、完成までをお届けいたします。
ぜひご覧ください。https://t.co/qh31ykipyW#東京サンエス pic.twitter.com/CPHON53W4O— 東京サンエス / TOKYO SAN-ESU (@Tokyosanesu) April 18, 2025
ディスクブレーキ化してスルーアクスル化したことは剛性強化につながっているけど、クロモリフレームの「旨味」であるしなりや粘りとは相反することになる。
だからあえてリムブレーキなんだとしている。
https://tsss.co.jp/web/wp-content/uploads/2025/04/MsW_82.jpg
ちょっと前に某社のフラッグシップモデルを購入した人が、「速いんだけど楽しくないんだよね」みたいな発信をしていたけど、これに近い概念なのかもしれない。
速さでいうならスルーアクスル化して剛性が強化された最新のバイクが圧倒的優位なんだろうけど、速いことと官能的な部分は別問題なのよね。
クロモリフレームが生き残るのはそういうところで、速さ云々よりも乗ったときの気持ち良さやフィーリングに訴えかけているわけで。
で、「速さ」と「気持ち良さ」は対比させる概念でもなくて、どっちが正解か?でもないのよね。
結局のところ自転車の楽しみ方の違いなのだから、どちらを優先するかは人それぞれでしかない。
自転車の多様性と捉えたほうが正解なのかも。
結局、自分にとっての最適解を探すのが自転車選びなんだなと再認識できる記事になってますが、自転車界隈は最適解よりもスペック重視に向かいがちなのかもしれない。
だからなんちゃらマウントみたいなことに繋がるわけですが…それはそれ、これはこれということで他人の価値観を尊重することも大事なんでしょうね。
まあ、「クロモリが最速です!」みたいに言われたらさすがに違和感がありますが…

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
私の友人が、尼崎にあるHGSBTという工房( https://bicycleplanner.wixsite.com/roadbiketechteam/product )でクロモリロードバイクを作ってました。
フルオーダーなので、気持ちよく走れるし、スピードも、それまで乗ってたアルミよりも速いようです。
「最速」なんてことは無いのでしょうけど。
コメントありがとうございます。
ペダリングのリズムあうと、クロモリのほうが速い可能性もあります。
フィーリングの問題なので難しいですよね。