スプレー式チェーンオイルの使い方。注油時にコマだけ狙ってやるのって難しくないですか?【質問いただきました】

スプレー式のチェーンオイルの使い方について質問受けましたので回答いたします。
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チェーンに注油するときに、チェーンのコマだけに付ければいいと言われていますが、スプレー式のチェーンオイルだとものすごく難しくないですか?
スプレーを押すタイミングが難しく、ドバっとたくさん出たりうまくできません。

何かコツがあるのでしょうか?
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回答いたします。

チェーンへの注油では、コマだけにオイルがあればいい

これは間違いないことですが、チェーンオイルはチェーンの可動部であるコマだけに付ければいいというのは事実です。
中には【プレートの部分の防錆効果もあるから全体につけたほうがいい】という人もいますが、コマにつけたオイルは勝手に飛び散ってプレート部にも付きますし、わざわざ埃や汚れを呼びやすいように可動部ではない場所にオイルを付ける必要性はありません。

そもそも、錆びるような使い方自体にも問題がありそうですが。

要はチェーンの可動部の潤滑目的でオイルを付けています。
なのでコマだけに付ければいいです。
なお、スプレー式だろうと垂らすタイプだろうと、本当にオイルを必要としているチェーンのコマの内部(奥)にオイルが浸透していないと意味がないので、注油後は最低でも一晩は放置して、それから表面の余分なオイルをふき取ります。
注油後すぐにふき取るのは意味がないです。

スプレー式でコマだけを狙う

これについては私も何度か試していますが、確かに超難しいです。
垂らすタイプのボトルオイルならば、一滴ずつオイルを垂らせるのでコマだけ狙ってピンポイントの注油が可能です。
スプレー式オイルの場合、スプレーのノズルをコマの部分にピンポイントに置いても、スプレーを押す強さなどによってズレますし、また押す強さでドバっと大量に出て、結局はオイル不要のプレート部にまでドバっと行ったりしてしまいます。

私も過去には、意地になってスプレー式オイルでコマだけ狙ってました。
結論としては、難しいしめんどくさいという一つの答えを導きだしたので、スプレーでチェーンのコマだけ狙うのはやめました。

プロはどうしているのか?

フィニッシュラインのオイルなどは、ボトル式で垂らすタイプなので一コマずつ垂らしていくのが容易です。

ワコーズなどはスプレー式のオイルなので、どうしても一コマずつ注油というのが困難です。

実際のところ、プロがどうしているかというと、例えばこちらの動画ではチェーンを回転させながら全体にかけて、その後ふき取りしています。(12分くらいからです)

でも、こういうやり方だと汚れやすくなるのは間違いないです。
じゃあどうしたらいいかというと、オイルをこういうものに移し替えて使えばいいだけです。

これは何でもいいのですが、要はスプレー式オイルをボトル式の垂らすタイプに変換してやればいいだけの話です。
移し替えたのちに一コマずつ垂らしていけばそれでOKです。

注油は、なるべく最小限にするのがポイント

オイルをベタベタとつけすぎる人が多いのですが、チェーンオイルはコマの内部にあればそれで十分なので、実際はかなり少ない量で大丈夫です。
無駄にたくさんつけると、汚れやすくなるだけで特にメリットはありません。

オイルメーカー側がスプレー式を止めてくれるほうがありがたいところですが、なかなかそういうわけにはいかないのでしょうから、自分で工夫してやるしかないでしょう。




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コメント

  1. うろたん より:

    注油後は最低でも一晩は放置して、それから表面の余分なオイルをふき取ります。
    と赤字で記載していますが、一晩の根拠となるデータ等はありますでしょうか?それとも単なる経験則なのでしょうか?

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      データ等とのことですが、ないです。
      要はオイルがチェーン内部のローラー部まで浸透していないと意味がないわけですが、オイルをチェーン表面からかけるやり方ではそれくらい放置しないと浸透しないと某オイルメーカーの方から聞いたのが唯一の根拠です。
      なお、オイルに漬け込みしてやる場合は、この限りではないそうです。

      この辺はオイルの質などにもよるのかもしれませんが、そこまでは知りません。

      逆にお聞きしたいのですが、この表記に何らかの疑義があるのでしょうか?

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