ブレーキの効きが悪い?どうしたらいいの?





ロードバイクに乗る人の悩みで、「ブレーキの効きが悪い」という話をよく聞きます。
これの原因と対処法について書きます。

ブレーキ自体の問題

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ブレーキキャリパーのグレードにより、絶対的な制動力は変わります。
特に、テクトロ、ボントレガーなどのシマノ以外のブレーキは、キャリパー自体の剛性が低く、ストッピングパワーは弱いです。

シマノでも、ティアグラ以下と105以上では差があります。
出来ればブレーキは105以上を推奨します。

タイヤ、ホイールの問題

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ブレーキをかける行為とはどんな状態なのか考えてみましょう。
レバーを握ることで、ワイヤーを介してブレーキキャリパーが閉じる方向に動きます。
ブレーキシューはホイールのリムを挟んで止めようとします。
そして地面とタイヤの摩擦力により、ロードバイクは止まろうとします。

ここで、リムの精度が悪いとか、リムが汚れているだけでもブレーキ力は低下します
雨天時にリムに水滴がついてるだけで、ブレーキの効きが悪くなりますよね?
リアホイールなんかは、チェーンオイルがリムに付着するだけでもブレーキ力は低下します。

ですから、リムはいつもキレイにしておいたほうがいいのです。

リムの精度については、マヴィックは他社よりもはるかによく、マヴィックのホイールにするとガツンと効きやすくなります。
マヴィック以外はそれほど精度が変わらないように感じます。

タイヤについては、安いタイヤはグリップ力が弱く、ブレーキシューがリムを挟んでも、地面とタイヤの間で滑るためブレーキ力は低下します。
タイヤはなるべくいいものを使うのが鉄則です。



セッティングの問題

ブレーキレバーを握ることでブレーキをかけるわけですが、ほとんどの自転車屋は初期設定としてリムとシューの間隔を狭くして納車します
これがどういうことかと言うと、少しレバーを握るだけで、ブレーキシューはリムに当たり、それ以上はブレーキレバーが動きません。

ここで考えてもらいたいのですが、手を開いた状態で力を入れるのと、グーを握った状態で力を入れるのとでは、どちらが力が入りやすいですか?
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やってみればわかりますが、グーを握った状態で力を入れたほうが力が入ります。

これがどういうことかと言うと、レバーを手前まで引けるようなセッティングのほうが、力が入るのです。
そのため、私のバイクはシューとリムの間隔を開け気味にして、レバーを手前まで引けるようなセッティングにしています。
このほうが圧倒的に力が入りますし、何より疲れにくいです。
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上記の画像のように、ちょっとレバーを握っただけでシューに接触してそれ以上引けないようなセッティングなら、力が入らない。
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上記の画像のように、手前まで引けるようなセッティングにすれば力が入りやすい。
次にハンドルの角度。
ハンドルの角度を変えると、レバーの角度も変わります。
「ハンドルを送る」、「ハンドルをしゃくる」と言いますが、これだけでもレバーの握りやすさが大きく変わります。

ブレーキが効かないと悩む人へ

まずやって欲しいのは、セッティングです。
試しに、ハンドルの角度を変えてみて、レバーの握りやすさが変わるかどうかを見ます。
次にシューとリムの間隔を開けてみて、握りやすさが変わるかどうかを見ます。

リムを磨いて見るのも1つです。
マヴィックに「ソフトストーン」という商品がありますが、これでリムを磨くと劇的に変わります。

これだけやってもやはりブレーキの効きが悪いなら、キャリパーをグレードアップさせましょう。

以前、「アルテグラのブレーキが効かないからデュラにしたいけどどう思う?」と質問されたことがあります。
バイクを見させてもらったら、ブレーキのセッティングがその人に合ってないと感じたので、手直ししました。

そうしたら、「全然違う!デュラ要らんね!」と言われました。

結局のところ、デュラでもセッティングが悪いなら、ブレーキは効きません。
たった一ミリ程度の違いでも、ブレーキ力は変わります。
まずはセッティングとメンテナンスから始めましょう。


105ブレーキキャリパー WIGGLE

今なら60%オフですから、105のキャリパーを買っちゃうのもアリですが・・・

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