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ポジショニングはやはり難しい。

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ちょっと前にも少し書いたのですが、

 

フィッティングサービスに期待しないことが大切。
ロードバイクの場合、サドル高やサドル位置、ハンドル落差など様々なポジショニングが大切。 大切なので、いろんなところで有料フィッティングサービスがありますよね。 これは前にも書いたことがあると思いますが、フィッティングサービスを受けるときには...

 

ちょっと前にサドルを5mmほど後方に下げてみたら、ローラー台では違和感がなかったものの、外に出たら違和感ありすぎだったので元に戻しました。
今度はちょっと実験的に、サドルを3mmほど前に出してみたのですが。

今度は凄くシックリ

ヘタに前に出すと詰まったようなペダリングになりがちですが、今回はサドル高は変えずに3mm程度前に出してみました。
今度は外では凄くシックリ来ました。

 

で、極端な話でいうと、人間の身体ってその日によって調子は違うじゃないですか。
体の柔軟性も、日によってバラツキがある。

 

私は毎日朝にストレッチするのですが、いつもより硬いなと感じる日もあるし、いつもより柔軟性がいいなと感じる日もあります。
この日前に出してみたのは、たぶんいろいろ疲れているからだと思うのですが、なんかいつもより柔軟性が悪いなと思ったから。

 

なのでこのセッティングがずっと相性がいいというわけではなくて、この日はたまたま相性バッチリだったのかなと。

 

バリバリ鍛えている人と、そうでない人でもバラツキはあるのかもしれませんが、日によって微調整するというのもアリなのかもと思いまして。
まあ、たまたまバッチリ相性がよかったからいいですが、これで失敗のポジションだったら、帰宅して直す作業になるわけで、無駄な時間を過ごすだけなんですけどね。

前回の記事について

前回の記事について、ちょっと書き方が悪かったなと思う点もあります。

 

フィッティングサービスに期待しないことが大切。
ロードバイクの場合、サドル高やサドル位置、ハンドル落差など様々なポジショニングが大切。 大切なので、いろんなところで有料フィッティングサービスがありますよね。 これは前にも書いたことがあると思いますが、フィッティングサービスを受けるときには...

 

この点についてうまくフォローしていただいた方もいるので、ご紹介を。

そもそも身体計測だけから統計学的に導き出されただけの数値を「理想値・ゴール」として提供するだけの安価なサービスをフィッティングサービスと呼んでしまうのが問題なのだと思います(基準値提供サービスとでも呼ぶべきでしょうか…).

 

腰痛・膝痛で悩んでいた時にスペシャライズドのフィッティングサービスを,ハンドル幅とクランク長で悩んでいた時にトレックのフィッティングサービスを受けに行ったことがありますが(いずれもペダリング解析まで含む高額なコース),ちゃんとしたフィッティングサービスは統計学的に導き出された数値を「基準値・スタート」として,センサーを付けたうえでの動画解析や,講習を受講し経験を積んだフィッターの目視とライダーからのフィードバックをもとにポジションを調整し,「あなた自身に合わせた結果こうなりました」という数字を出してくれました(その分数時間の時間と数万円の費用がかかりますが…).

 

これらを自分のフィーリングだけで導き出すことも可能だとは思ったのですが,
・目が前にしかついていないので自分のペダリングをリアルタイムで見れない.
・自分のペダリングの状態の良し悪しを判断できるスキルがない.
・試してみるために幅や長さの違うパーツを複数揃えるのは現実的でない.
などの理由からフィッティングサービスを受けに行きました.

 

結果,スペシャライズドでは背中の過度な屈曲と膝の軌道のブレが改善され,腰痛・膝痛が改善,トレックのフィッティングサービスではハンドル幅を2cm狭く,クランク長を5㎜短くした結果,よりラクに乗れるようになりました(「あなた自身に合わせた結果こうなりました」の数値は2社ともほぼ同じでした).

 

長くなってしまいましたが,自分のフィーリングで調整するための「基準値・スタート」を得る,あるいは,自分のフィーリングだけでは得られない解析機材や専門家のスキル,試してみたいサイズのパーツを使わせてもらう等,目的をはっきりさせていけばフィッティングサービスにもメリットがあるかと思いコメントさせて頂きました.

最近、ペダリング解析までしっかりやってくれるサービスもあるわけですが、前にちょっと触れた私の知人のケース。
何社か受けてみて全く違う数字が出てきたり、そのうち一社では

 

いろんな人
いろんな人
フレームサイズが2サイズ小さい

 

フレームサイズが2サイズ小さいと言われたそうです。
これも私が聞いている範囲では、ペダリング解析なども行った上でだったので、なんでこうなるんだろ・・・と疑問に思うところも。

 

一番シックリ来た表現なのですが、

基準値提供サービス

私が言いたいこともコレ。
たぶんですが、

統計学的に導き出された数値を「基準値・スタート」として,センサーを付けたうえでの動画解析や,講習を受講し経験を積んだフィッターの目視とライダーからのフィードバックをもとにポジションを調整し,「あなた自身に合わせた結果こうなりました」という数字を出してくれました

このときに、フィッターの主観的要素が入ってくるわけですが、その主観に対して、ライダー側もどこが合う・どこが合わないなど的確なフィードバックが出来ていないと、最終的にはなんだかよく分からない結果になるのではないかと。

 

フィッターがライダーのペダリングを見て、例えば上死点が窮屈そうに見えるとか、膝が開いているなどを見つける。
それを改善するためにサドル高を変えてみるとか、クランク長を変えてみるとか、いくつかのパターンでまたペダリング解析が始まるのだと思いますが、ライダー側の目的意識が曖昧だったり、変えたことでライダーが主観として感じることをうまくフィッターにフィードバックしていないと、結果はおかしくなる。

 

全てを機械で出すわけではなくて、フィッターの主観、ライダーの主観も入ってくるので、そこをうまく合致させていく方向性ならいい結果になるとは思います。

 

あと、違う意見でこういうのもあります。

自分も理想的なサドル高っていうので迷ってGCNの動画を参考にしたらサドル高15ミリ下げる事になりました笑
もちろん最初は違和感半端なくてパワー出ないし違う筋肉疲れるしでいい事無かったんですが冬なのでひたすらズイフトで同じサドル高で乗ってると結局それが楽で疲れないポジションになりました笑
ポジション変えたら違和感あるの当たり前で使う筋肉も変わるので疲れると思いますが結局そのポジションに体が慣れたら良さがわかるみたいな感じなんですかね?
最近は意識して下ハン握るようにしてたら下ハンの方が楽になりましたし笑

サドル高が変われば、ポジションも使う筋肉も変わるので、最初は違和感が出るというご意見です。
あえて違和感を感じるポジションでもそのまましばらく継続したら、むしろ新しいポジションのほうが合うことに気がついたという話。

 

これはややギャンブル的な要素もあると思ってまして、言葉にするのは難しいところなんですが、

 

・良くなりそうな方向性の違和感
・これはナシだなと思える違和感

 

違和感の方向性なのかなと。
違和感があるけどしばらくそれでやってみた結果、膝を痛めた人も知ってます。

 

個人的には、違和感の種類次第なのかなと思うのですが、それを明確に分ける線引きはなくて、何となくのフィーリングとしか言いようが無いです。

 

最初のご意見のほうに戻りますが、一番はフィッティングやペダリング解析などを通じて出てきた数字に、自分自身が納得できるか?というところかもしれません。
何の根拠があるのか分からずに、出てきた数字の通りにすべきだと言われても、なかなか納得出来ない。

 

フィッターとライダーの間でうまくコミュニケーションが取れて、これだ!と思うポイントがお互いに一致したなら、その数字は納得行くでしょうし。

初心者が行うべきフィッティング

何のためにフィッティングをするのか?というところなんですが、初めてロードバイクに乗る人にとっては、初めてのロードバイクなので、こんな前傾なの??と違和感があってもおかしくはないです。
初心者にいきなり、前傾姿勢が強いポジションにするショップは無いでしょうけど。

 

乗り方によっても変わってくるし、習熟度によっても変わってくるでしょうし、どこかに爆弾を抱えているような体ならそれも考慮すべきでしょうし、日によっても変わってくる可能性はあります。
なので単に計測だけするサービスでも、ペダリングまでしっかり見てもらえるサービスであっても、結局は

 

基準値提供サービス

それが絶対ではなくて、ここら辺が最適解に近い可能性がありますよ、というだけなのかもしれません。
3mm変えただけで乗り味は大きく変わるのがロードバイクなので、答えを出すのってなかなか難しいところ。

 

いろいろ試しすぎて沼に嵌るのはオススメしません。
こういうのもショップ選びと同じと言うか、初めて行くショップの場合、店員さんと話して納得すればそこで買うでしょうし、なんか納得しない要素があれば違うショップを選ぶかと。
フィッティングサービスも、出てきた数字に納得できるか?というところですが、フィッターが解析した結果のポジションにしてみる⇒ペダリングしてライダーからフィードバックがある⇒また試す⇒フィードバックする、という繰り返しで、ライダー側もきちんと伝えることは伝えるのが必須。

 

試したいクランク長を試せるとか、そういうところまでしっかり出来るならアリだと思います。

 

原点は

ラクに、速く、快適に走れるならそれが最適解

シンプルに考えるとこうなります。

 

フィッティングサービス・ペダリング解析ってホントややこしい面もあって、

 

・今までどこにも痛みが無かったけど、より良くしようと思って受けたら身体を痛めた
・不自然なポジションになった
・数社で全く違う数字が出てきて混乱中

 

いろんな話を聞くので、あんまりいい印象がありません。
けど読者様のご意見を伺う中で、可能性としては

 

・なぜそういうサービスを受けるのか、どうなりたいのかという目的が曖昧
・ライダー側からのフィードバックで、言うべきことを言わずに曖昧にした結果

 

こういう可能性もあるのかもしれません。
ある程度の基準値は統計学的に出てきても、そこから先ではフィッターの主観も入る要素があるし、ライダーの主観も当然大切。
何となくこんな感じ??みたいな曖昧なフィードバックしかしないと、フィッターも改善点が曖昧になっていき、結論まで曖昧になる可能性もあるのかも。

 




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