先日の新幹線輪行の件、
たくさんの方にツイッターなどで拡散していただいたようです。
ありがとうございました。
その前にとんでもない間違いを拡散してしまい、申し訳ありませんでした。
その上で、読者様から追加の質問がありました。
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先に一部修正事項から
自由席最後尾の裏スペースについて
前回記事で、特大荷物スペースは特大荷物スペース付き座席を予約した人専用のスペースで、自由席最後尾裏のスペースについては、特に定めがないと書きました。
厳密な定めではないと思いますが、JR東海の資料によると、こうなっています。
Q。車両最後部のスペースには、自由に荷物が置けなくなるのですか?
A.「特大荷物スペースつき座席」をご予約のお客様の専用スペースとなるため、ご予約のないお客様はご利用いただけません。JRでは、荷物の管理はお客さまご自身で、お客様のお手元にて保管いただくようお願いしております。「特大荷物スペースつき座席」の設定がない車両最後部スペースについても、今後はその直前の座席のお客様が優先してご利用いただくスペースとしてご案内してまいります。
お客様ご自身の荷物の盗難防止のほか、最後部座席をご利用のお客様から「他のお客様の荷物でリクライニングできない」等のご意見もいただいていることから、原則として最後部座席に着席されたお客様が優先してご利用いただくよう、ご案内してまいります。お客様のご協力をお願いいたします。東海道・山陽・九州・西九州新幹線への特大荷物のお持ち込みについて東海道新幹線 特大荷物は予め荷物置場付の座席をご予約ください。事前予約制・2020年5月乗車分からスタート!
このようになっていることから、自由席最後尾の裏のスペースについては、最後尾に座っている人に優先権があると考えてください。
これはマナー的には、むしろ今までもこの通りだったと思うのですが、JR側が明文化したことは意味があるかと。
そのスペースに荷物が置かれてなくて、そこに輪行袋を置きたいのであれば、最後尾に座っている人に一声掛けて許可をもらうのがマナーかと。
※自由席最後尾裏のスペースについては、これはルールというよりもマナーに近いのかなと思います。
許可なく置いて、座っている人がリクライニングを倒せないという事態は、人として良くないです。
特大荷物スペースつき座席を予約すれば、最後尾5人の共有とはいえ、5人の占有スペースといえます。
占有権つきの共有スペースとでもいいましょうか。
自由席最後尾裏のスペースについては、占有権というよりも優先権という感じでしょうか。
なのでちょっと意味合いは違うのかなと思います。
しかし、最後尾に座ってない人が荷物を置いているようなら、それに対して何とかしてもらえる可能性もあるということです。
直接言うとトラブルになるので、車掌さんを呼んだほうがいいですが。
指定席がないこだまでの取り扱いについて
Q.東海道新幹線(東京~新大阪)で、「こだま」普通車全車自由席の場合、どうすればよいですか?
A.普通車全車自由席の「こだま」は、ご旅行ではなく主に通勤のお客様にご利用いただいており、特大荷物を持ちになるお客様は少ないと想定しておりますが、出張等でご利用の場合に対応するため、普通車指定席(特大荷物スペースつき座席)を1両、設定することといたしました。
ただし、一部の列車には普通車指定席(特大荷物スペースつき座席)の設定がございませんので、前後の列車のご利用いただくか、グリーン車をご利用いただきますよう、お願いいたします。
なお、山陽新幹線・九州新幹線の各車両・列車については、各社のHP等をご参照ください。
輪行は特大荷物に該当しないので、こだまでも自由席に乗せることが可能です。
どうしても特大荷物スペースに置きたい場合は、こだまにも指定席車両が導入されるようですが、指定席がないこだまもあるようです。
つまり、基本的には今まで通りのルールで、輪行すればいいということです。
特大荷物スペースを使いたいなら指定席最後尾を予約し、自由席でもいいやと思うなら今までどおり迷惑がかからない位置に置くことです。
グリーン車について
安心して輪行したいために、特大荷物スペースつき座席を予約したいけど、ほかの乗客の荷物との兼ね合いでちゃんと輪行袋を置けるか不安(大きさの問題)という声が多いのですが、グリーン車であればその問題はかなり解決されると思われます。
普通車は3人・2人の5人一列ですが、グリーン車は2人・2人の4人一列なので、一人当たりのスペースは大きいからです。
ただし、すべてのグリーン車、すべての指定席車両に特大荷物置き場が設置されるかはまだ未定のようで、時間帯や時期で変更があるかもしれないので、予約時に確認したほうがよさそうです。
恐らく、ネットなどで座席指定するときに、特大荷物スペースつきなのかの表示はあるだろうと思われますが、これについては今後の報道や実際に始まってみないと不明かもしれません。
横型は実質的にNG
JR側から提示されている条件として、輪行袋が縦型、横型という指定はありません。
しかし一般的に考えて、
新幹線に横型は不向きというか、周りの乗客に迷惑がかかる可能性が高いです。
なのでサイクリストの自主規制として、新幹線は特に縦型を当サイトでは推奨します。
これは書くまでもなくご理解いただけるかと思ったのですが、念のため追記しておきます。
低身長女子とかだとつらいとは思いますが、限りあるスペースを乗客みんなで使うわけですので、縦型必須と考えていいかと。(これも今までと何ら変わってないのですが)
計測される??
これについてはJR側に聞いてません。
というより、聞いても無駄な気がするので聞いていません(失礼ですが)。
というのも、前の記事でも少し書きましたが、
5月からの特大荷物ルールの件、現場の駅員でもまだ詳しくありません。
仕事上のお客様の中に、某大きな新幹線駅の駅員さんがいるのですが、【全部検査して計測なんて無理。そんな人手はない】と断言しています。
そもそもですが、予約無しで車内に特大荷物(輪行袋は特大荷物ではありません)を持ちこんだ場合に、手数料1000円かかるとアナウンスされています。
そもそも、改札横で計測して、特大荷物と判定された場合には、その場で特大荷物スペースつきの座席に変更を求められるのが正しいルールです。
ですが、何らかの理由で計測漏れが発生してそのままスルーして車内に行ってしまう事例を想定しているから、【予約無しで持ち込んだ場合は手数料1000円】となっているわけです。
このように検査漏れが発生する可能性も含んでいるわけで、改札がごった返している状況では検査されないだろうし、暇なときには確認くらいされるかもしれない。
ケースバイケースで状況が変わりそうなことなので、恐らくは質問しても【臨機応変に】くらいしか回答が無いだろうと思うからです。
で、特大荷物ルールは輪行袋は関係ないのですが、本来、輪行のルールとして
・専用の袋
・縦、横、高さの和が250センチ以内
こういう規定があるわけで、今までであっても、駅員は輪行袋に対して計測する権利を持っているわけです。
しかし、実態としては計測されたことがある人はいないでしょう。
駅員もそんな暇ではないからです。
なので、新ルールが始まったとしても、計測されても文句は言えないわけです。
これまでがナァナァだったという見方も出来ますし。
ということで、計測されるかどうかは駅員の判断次第ではないかと思われます。
ここで大切なのは、計測されても文句は言えないことです。
特大荷物に該当しなくても、250センチ以内という枠組みが消えたわけではない。
250センチ以上になっていれば、堂々と乗車拒否出来る訳ですから。
なので万が一というか計測される可能性も考慮して、時間ギリギリはやめたほうがいいでしょう。
余裕を持って行動しないと。
で、計測されそうになった場合には、恐らくこの一言で終了できるのではないかと。
これは自転車で、前後ともに車輪は外しています。
恐らくはこれで、駅員も【行ってよし】だと思われます。
もし駅員から計測させてくれと言われた場合は、とりあえずこれを伝えて、実際に計測されるかはまた別問題です。
しかし知人の駅員から聞いた話として、大きな駅で計測なんて絶対に無理!という意見は、間違いなくそうでしょう。
東京駅で、新大阪駅で、大きなスーツケースを持った人を全部呼び止めて計測できるのか?という問題があり、個人的な予想ですが、ルールの運用はアバウトになって行きそうな気がします。
そもそも、計測しなくても特大荷物スペースつき座席の切符を持っていれば、それで計測無しでスルーなんじゃないかとも思いますが。
・自転車は特大荷物ルールの適用外です。
・特大荷物ルールに関わらず、250センチ以内という枠組みはあるので、計測されても文句は言えません。
・なので時間に余裕を持って行動したほうがいいかと。
何か勘違いされた方もいるようなのですが
5月以降、東海道、山陽、九州新幹線では特大荷物ルールがありますので、指定席車両の最後尾裏のスペースは、
特大荷物スペースつき座席を予約した人以外は使えません。
特大荷物スペースつき座席は、最後尾の5名分の座席ですので、ここを予約すると勝手に特大荷物スペース利用権が付いてきます。
なのでこの座席以外の指定席の人は、ここに輪行袋を置くことはNGです。
見るからに空いていたとしても、NG。
ただし、車掌さんに相談して、特大荷物スペースつき座席に変更してもらうことは出来ると思われます。
見たところ空いているから使っちゃおう!ということが、今後はNGですので気をつけてください。
特大荷物スペースが全員輪行袋のときは?
その上でですが、最後尾5名の指定席が全員輪行袋だった場合、確実にはみ出る、置けない人が出ますよね。
どうやって解決するのでしょうか?
知らない人同士でかなり驚くと思いますし、そんなレアケースはないのかもしれませんが・・・
質問の趣旨としては、特大荷物ルールが適用されない輪行袋でも、ちゃんと置きたいと思って特大荷物スペースつき座席を予約して車内に入った。
入ってみてビックリ。
5人全員輪行じゃん!というケースですね。
これはJR東海の人もいってましたが、特大荷物として想定しているスーツケースなどのサイズだと、規定どおりのサイズなら5名分置けないということは想定していないようです。
万が一置けない事態が発生した場合は、車掌さんを呼んで話し合いです。
もしかしたら一人だけデッキに置くようにと指示されるかもしれませんし、こればかりは臨機応変にとしか言えないようです。
たぶん、誰か一人がババを引く形になると思うのですが、特大荷物スペースの概念は、【最後尾の5人の占有スペースであり、5人の共有スペース】になっているので、話し合いで解決しかないようです。
自分の座席の真裏が占有空間ではなく、占有的共有空間だとされてますので、特大荷物スペースつき座席を予約したからといって、必ず輪行袋を置けるという保証はありません。
しかしながら、今までも5人全員輪行だったなんてレアケースにあったことがある人はいるのでしょうか?
とんでもない確率でほぼ起こりえない気がするので、これは気にする必要はないのかと。
特大荷物スペースつき座席ではない人が占領していたら?
これは十分ありえます。
で、知人に聞くと、駅員レベルでは翻訳機で伝えるそうですので、恐らく車掌さんも翻訳機を持っているのではないかと思われます。
トラブル防止のため、車掌さんを呼んで解決してください。
国によっては【ルールは破るためにある、バレなきゃなんでもよし、バレても寝たふりすると解決できる】という文化の方々もいるので、車掌さんも大変ですよねw
世の中には日本とは全く違う文化・風習があることを念頭に入れておくことも大切です。
おかしなオッサンに【特大荷物を自由席に持ち込むな!】などと怒鳴られたら
もしかしたら、特大荷物ルールの除外を理解していない乗客から、輪行袋を自由席に持ち込むことを咎められるかもしれません。
もちろん、ルール上は輪行袋は特大荷物に該当しませんので、自由席に持ち込んでも問題はありません。
そういう時はこちらを見せれば解決します。
https://www.jrkyushu.co.jp/railway/ticket/rule/img/tokudai_baggage.pdf
なのでこれ、念のため保存しておくといいかと。
ただし、なぜ自転車が優遇されているのか!とか、チャリンカスが!などと自転車に対して敵意を出してくる方もいるので、あくまでも謙虚にお願いします。
トラブル発生時は車掌さんへ。
輪行以外の特大荷物は、自由席不可
これを勘違いしている人が多いのですが、輪行以外の特大荷物に該当するものは、手数料1000円払っても自由席は不可になります。
ルールでは、特大荷物置き場は指定席にしかなく、特大荷物スペースつき座席が満席の場合は、違う新幹線に乗り換えろです。
だからこそ、改札横で計測があります。
ただし気を付けてほしいのですが、いろいろと条件が重なると、車掌公認で自由席に特大荷物がある可能性もあります。
改札横の測定をスルーして車内に持ち込まれたけど、その新幹線の特大荷物スペース付き座席が満席の場合に、もしかしたら車掌の指示で自由席の最後尾裏のスペースに置いてくださいと指示されている可能性もあるので、間違っても文句付けたりはしないほうがいいです。
改札横の検査で特大荷物と判定されれば、原則はその場で切符買い直しで特大荷物スペースつき座席への変更を求められるわけですが、検査スルーで乗り込まれた場合には、さすがに降りろとは言えないんでしょうし。
そういうときに、車掌さんが【特大荷物スペースつき座席が満席だから、そこの自由席最後尾裏に置いてくれ】と指示を出すケースもあるかもしれません。
ということは、車掌さんって大変ですね。
揉めそうな要素は多い新ルール
特大荷物ルールが出来た背景は、某国を中心とした方々による、【早い者勝ち精神】の結果という側面はあるようです。
日本人的感覚だと、最後尾裏は最後尾の人のスペースのような雰囲気は確実にあったと思うのですが、文化風習の違いから、早い者勝ち、ルールは破ってなんぼ、バレたら日本語分からないふり、寝たふり推奨、ということの結果かと。
改札横で計測されそうになったら拒否は出来ませんので、
これは自転車で、前後ともに車輪外しています。
と伝えてください。
駅員も本音としては面倒な計測なんかしたくないはずですし。
ちなみにですが、自転車に興味がないJR職員に【輪行】と伝えても意味が分からないようです。
リンコウ??なんですか??というのが自転車に興味がない人の本音。
自転車と言ったほうが確実です。
サイクリストにとってはむしろ歓迎すべきルール
特大荷物ルールですが、私からするとサイクリストが輪行する分には、むしろメリットしかないような気がするんです。
だって元々、最後尾座席って人気が高く、一番最初に埋まってしまう場所です。
裏のスペースを使いたい人は昔から多かったわけです。
そして今までも最後尾を指定席で取っていても、その裏のスペースに確実に荷物を置ける保証なんてなかった。
私も経験がありますが、最後尾の指定席取って輪行しようと乗り込んだら、全然関係ない席の人が荷物置いていたこともありました。
ところが特大荷物スペースとしてルール化されたことで、【最後尾の5名しか置けませんよ】となったわけで、それ以外の人がもし特大荷物スペースに荷物を置いていたら、規則として撤去してもらうようにお願い出来ます。
今まではそれができなかった(せいぜいお願いする程度)ので、むしろ輪行する人にはメリットしかないような気がします。
特大荷物を持ってない人でもこの座席は予約可能ですが、それも今までと同じですし。
なので特大荷物ペースに輪行袋を置けない可能性(ほかの人の荷物が大き過ぎる)についても、【今までもそうだったじゃん】ということでなんら変わりません。
ルール化は輪行サイクリストにとっては、むしろプラスに捉えていいのではないでしょうか?
ところが、輪行ではなく一般的な旅行で特大荷物を持ち込む人には、デメリットが生まれかねません。
というのも、特大荷物は特大荷物スペースつき座席を予約しないといけないので、特大荷物スペースつきの座席が満席なら、その新幹線は乗れません。
強いて言うなら、改札での検査をスルーして乗り込んでしまった場合には、さすがに降りろとは言われないでしょうけど。
例えば9時東京発の新幹線に大きなスーツケースを持ち込もうとして、改札横の検査で引っかかったとします。
当然、特大荷物スペースつき座席へ変更を求められるのですが、特大荷物スペースつきの座席の空きがあるのが、次は14時東京発の新幹線まで空きが無いとすると、ずっと待っているしかないわけです。
そういう意味では、スーツケースなどの人は、早めに特大荷物スペースつき座席を予約して置かないととんでもないことになりかねません。
これも総合して考えると、輪行はむしろ恵まれてます。
サイクリストの輪行袋はルール上、自由席にも持ち込めるけど、一般旅行者の大きなスーツケースはお金を払っても自由席には持ち込めない。
輪行は特大荷物には該当しないとなっているので、スーツケースの人みたいに待ちぼうけにされることもない。
だからサイクリストにはむしろ優遇されたルールではないでしょうか?
ただし、特大荷物スペースつき座席は今まで以上に争奪戦になる可能性も秘めているので、そこに輪行袋を置きたい人には激しい争奪戦に巻き込まれますが、今までも最後尾座席は争奪戦でしたし・・・
これから特大荷物ルールが始まり、トラブルに巻き込まれる可能性もゼロではないので、まずは正しいルールを知ることが大切です。
そして最後にまとめ。
・輪行については特大荷物ルールが適用されないので、今までとなんら変わらず新幹線に乗れます。
・特大荷物スペースを使いたい場合は、指定席の最後尾の座席を予約すればよい。
ただこれだけです。
あまり難しく考えずに、【今までどおりで何も変わってない】と考えたほうがラクかもしれません。
最後に
5月からの東海道、山陽、九州新幹線での特大荷物ルールの話ですが、一番大切なのは【今現在の確定事項に過ぎない】という点です。
もしかしたら変更されうる可能性もあります。
そのときはまた調べて正確な情報を提供できるようにします。
前回の記事ですが、どうも違う意味に理解された方もいたようで、伝える難しさについては痛感しています。
例えば、JR西日本とJR九州のHPは確かに自転車が特大荷物ではないと書いてあるが、JR東海のHPにはその記載が無いから、JR東海管内ではルールが違うと見なすべきだという意見も頂いたのですが、これについてはJR東海にきちんと確認して、【前に聞いた情報とは違うが、どっちが正しいのか?】と質問して、一旦電話が保留になって再度確認してもらったりなど、かなり念を入れて確認しているので大丈夫です。
まあ、一度誤報を流した私が言う【大丈夫】って信用できない人もいるかもしれませんが、そこはご容赦を。
例えばですが、特大荷物ルールの開始により、ベビーカーが増えるだろうから輪行はしづらくなるという意見を頂いたりもしたのですが、すみません。
どうしてベビーカーが増えると思ったのかがよくわからなくて。
というのも、ベビーカーを新幹線に載せる人って、昔から最後尾の座席を取ろうと必死でした。
確実性を求めて指定席を取る方が多いと思いますし、指定席で最後尾が全部埋まっていたら、自由席を並んで最後尾に座ろうとしているお母様方ばかりです。
特大荷物ルールではベビーカーも特大荷物ではないとされているので、何も変わらないのです。
以前から、指定席の最後尾は争奪戦だったという事実、自由席の最後尾も争奪戦だったという事実。
特大荷物ルールが始まっても、これ自体は何も変化が無いでしょう。
ベビーカーも特大荷物ではないので、別にデッキに置いても構わないわけです。
むしろ、今までは最後尾に座った人以外でも勝手に荷物置いたりされて困ることがあったのが、最後尾裏のスペースは最後尾座席の人専用ですよ、とルール化してもらえたというだけの話だと思うんです。
必要以上にこの問題を警戒する必要はないのではないかと思ってます。
多少、最後尾座席の予約が今までよりも激化する可能性はありますが、ここは昔から激戦ですし。
この特大荷物ルールですが、意味合いとしては荷物の持込を制限したいという意味では無さそうでして、要は最後尾裏のスペースに、最後尾以外の人が勝手に荷物を置いて、その結果最後尾の人がリクライニングを倒せないなどトラブルが多かったことが原因のようです。
単に、最後尾裏のスペースは最後尾の人のもの、とルール化しただけだと思ったほうがいいかもしれません。
だからサイクリストが輪行する分には、むしろ歓迎すべきルールなのではないかと思うのですが、この特大荷物ルール、恐らくですが気にしているのはサイクリストとかだけであって、一般旅行者はそもそも知らない可能性があります。
なのでおかしなトラブルが発生する懸念だけはあるので、おかしいなと思ったら車掌を呼ぶ。
これだけ要注意です。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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