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FENICE SPORTに乗っている方からご意見いただきました。

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先日書いた、ビアンキのFENICEについての記事。

なぜか強い人気が出なかった、ビアンキのFENICEシリーズについて今更ながら考察してみる。
ビアンキのスカンジウムフレーム、FENICE(フェニーチェ)が2019年モデルを最後に姿を消しました。 2015年モデルから登場したFENICEでしたが、フレーム重量1040gと金属フレームとしてはかなり軽量で、かつ剛性も高いレーシングバイ...

このFENICEですが、金属フレームとしてはかなり良い出来ですが、世間からの評価はそれほど高かったわけでもないような気がします。
スカンジウムフレームということも、市場から敬遠された要因かもしれません(硬そうなイメージが強い)。
ビアンキだから、という事情もあるかもしれません。

 

そんな中、FENICEはスカンジウムフレームのFENICE PRO以外にも、アルミのグレードを変えてコストダウンしたFENICE ELITE(7046アルミ)、FENICE SPORT(6061アルミ)が確か一年だけ限定でありました。
前回の記事では1年だけだったような・・・と書いたのですが、よくよく調べると2016年と2017年の2年かもしれません。
限定だったというより、勝手に消滅しました。

 

ビアンキのアルミフレームは、今はヴィアニローネ(エンデュランス)だけです。
レーシングジオメトリの車種がないというのも寂しいなと思うのですが、FENICE SPORTに乗っているという方からメールいただきました。

FENICE SPORT

先に、FENICE SPORTについて。
先ほども書いたように、アルミフレームでかつレーシングジオメトリなんですが、最上位のFENICE PROはスカンジウムフレームなのに対し、SPORTでは6061アルミというオーソドックスなエントリーグレードのアルミ素材にすることでコストダウンした一台です。
2017モデルは、コンポがティアグラで147000円(税別)。

 

読者様
読者様
添付写真があるため、ブログのフォームからではなく直接メールさせて頂きます。
最近の記事につきまして、ちょうど私の乗機がFenice sportの2017年モデル(マットグレー)なのでメールします。

 

某大手ショップのYにて2018年の2月に購入しました。
型落ちでチェレステカラーでないからか、完成車販売価格がおよそ90,000円でした。
購入当時、特にBianchiに乗りたいという気持ちはありませんでしたが、自分の身長と予算に合うのがたまたまこれだったからです。

 

上記の通り、Feniceを選んだことに特別な理由はないのですが、2年間乗り続けた今となっては愛着があります。
当初はアップライトなポジションにセッティングしていましたが、慣れていくにつれて前傾を深くとれるようにしていきました。
購入当時は全然考えてもいなかったのですが、エントリークラスのフレームながらもレーシングなジオメトリのおかげです。低身長でサドルをあまり高く出来ない私の場合、エントリークラスにありがちなジオメトリーでは望むハンドル落差を設定できなかったかもしれません。

完成車の初期装備は23cタイヤです。現在はshamal
ultraにコンチのGP4000の25cをつけているのですが、やや特徴的なチェーンステイ形状のためリアのクリアランスがギリギリです。(写真を添付します。)
同じ25cタイヤといってもメーカーや個体によって振れ幅があるはずなので、Bianchiとしては推奨タイヤは23cまでなのかもしれません。
ナローリムが駆逐されていなければ、レーシングジオメトリで23cタイヤのFenice sport、アップライトポジションがとれて25cタイヤのvia
nironeといった具合にエントリークラス2本柱と出来ていたのではないかという考えも頭をよぎります。(仮説に憶測を重ねているのであまり意味はありませんが。)

 

Feniceのアピールポイントといえばスカンジウムフレームというのがおそらく一般的な印象のところ、グレードダウンしたFenice
sportの話となってしまいすみません。
繰り返しになりますが、この価格帯で深く前傾ポジションを取れるフレームというのが結果的に良かっただけに、現在エントリークラスの選択の幅が狭まっているというのは、なんだか不便に感じます。

 

エントリーグレードでレーシングジオメトリとなると、パッと思いつくのはメリダのスクルトゥーラ100とかでしょうか。

 

あとはFELTのFR60とか。

 

まあ、FENICE SPORTも定価は15万くらいしているので、たまたま型落ち特価だったというだけなんですが。

 

ジャイアントのTCR SLとか、トレックのエモンダALR4など13万円台でレーシングジオメトリの車種はありますが、例えばFELTの場合、昔はレーシングバイクがFシリーズ、エンデュランスバイクがZシリーズという分類でした。
Fシリーズのアルミは7000系アルミを使って、味付けとしてはカリカリのレーサーという印象でした。
FRになりちょっと剛性を落とし気味にしているのかなと思うのですが、アルミでバリバリのレーシングバイクって、たぶん今はウケない時代なのかなと。

 

時代はグラベルロードとかタイヤが太めでいろんなところを走れる走破性を求めるユーザーのほうが世界的には多いようですし。
FELTのFRシリーズのアルミも、日本限定モデルです。
日本はアルミロードは売れる国なんですが、世界的にはそうではないようです。
コルナゴのA2-rも日本限定ですし。

 

あと、恐らくですが15万円から18万円くらいのアルミバイクって、どうしてもGUSTOのように安いカーボンフレーム完成車のほうがコスパがいいと思われてしまうのも、もしかしたら売れにくい時代なのかもしれません。
GUSTOの一番安い完成車が18万8千円なので、アルミ完成車が16万くらいだと、もうちょい出してカーボンへ、と考える人もいるのかもしれませんし。

ビアンキのレーシングバイクは

ビアンキのレーシングバイクで最も安い車種は、昨年登場したばかりのSPRINTになります。

 

センプレの後継機にあたるカーボンフレームです。
これがコンポは105で、定価は22万8千円(税別)。

 

スプリント、一度試乗してみたいところなんですが、ビアンキストアにも試乗車がない模様・・・

 

次に安いレーシングバイクとなると、エアロフレームのアリア。

 

一時期、よく走る道路でアリアをよく見かけたのですが、最近あまり見なくなってきました。
寒いからですかね?

 

ビアンキでレーシングジオメトリのロードバイクに乗りたいなと思うと、このように最低ラインがスプリントになるので、10万円台にはありません。
このあたりはアルミフレームも出しているメーカーとしてはやや不親切かなとも思うのですが、今の世界的な流れだとグラベルロードとかE-BIKEが主流になりつつあるそうですので、需要が少ないバイクは作らないということでしょう。

 

日本でも弱虫ペダルブームが終焉し、ロードバイクが売れなくなってきていると聞くのですが、確かに外を走っていても、一時期よりは少ないような気もします。
そもそも、弱虫ペダル自体は全然終焉せずに続いているんですけどねw
弱虫ペダルもMTB編に突入しているようで、これも世界的な流れを汲んでのことでしょうか?

 

ちなみにですが、FENICE(スカンジウム)の在庫って、まだ探すとあります。

 

カンパニョーロのケンタウル完成車とかも、探すとまだあったりします。

 

良質なスカンジウムフレームでレーシングジオメトリのもの、今後は恐らくドンドン減っていく方向性だろうと思うので、欲しい人はラストチャンスかも。
スカンジウムフレームについては、恐らく今後は手を出すメーカーもないでしょう。
軽量で高い剛性がウリですが、時代の流れとはやや方向性が違うといいますか、最近のアルミフレームって、むしろ意図的に剛性は落としている方向なのかなと思うので。




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