【自粛派】VS【3密厳守で外走る派】の無駄な論争は、どこかアレに似ている。

ある方からメールいただいたのですが、簡単にいうと、

・ロードバイクで外を走ってきた(3密厳守でどこにも立ち寄らずに一人で)

・SNSでそれを書いたら、自粛すべきだと非難された

・3密厳守で事故が起こらないように相当気を付けているのに、非難されるのは不愉快

こういうお話なんですが。

【自粛派】VS【3密厳守で外走る派】

コロナ騒動でロード乗りとしての問題は、主に二つありますよね。

1、感染拡大防止
2、事故に遭った時の医療崩壊の加速(まともな医療が期待できるとは限らない)

で、自粛派の方は、3密厳守でも事故リスクをゼロにすることはできないから、自粛しているわけです。
3密厳守で外を走る派は、3密厳守なら感染拡大リスクはほぼゼロだし、事故についてはいつも以上に気を付けているという話ですよね。

で、こういう論争、どっちも正解なんで答えが出るわけでもありません。
絶対に事故が起こらないと言い切れる根拠はないし、普通に外を歩いていても事故に遭うリスクはゼロでもないし。
ただ、私が思うことなんですが、この論争は永遠に答えは出ません。
その上で、外を走るのは良くないと考えて自粛している人もいるんだから、SNSで外を走ってきたと書けば、不愉快に思う人もいるわけで、そういう人が叩いてくることは想定できます。

だから、そういうのをSNSに書かなければ、お互いにハッピーなのではないでしょうか?

無駄な争いするだけ、疲れるだけです。
もちろんここでいうロードバイクで外を走るというのは、あくまでも趣味の話で、感染拡大防止のための自転車通勤などは含みません。

世の中、何かにつけて文句言いたい人もいますし、正義感からそういうアドバイスをしてくる人もいます。
自粛派からすれば、外を走る人を不快に感じる可能性は十分あるので、そういう人たちを刺激する必要もないのかなと。

あといくら口で3密厳守したと言っても、本当にそうなのか?と疑いの目で見る人もいます。
いろんな人がいるなぁと最近感じますが、例えばサイクリング中にコンビニによるのは控えるべきというなら、サイクリング中以外にコンビニに寄るのもNGなのか?みたいな話もありました。

これについてですが、生活に必要な買い物をする目的と、生活に必ずしも必要ではないサイクリング中の補給では意味合いが違うでしょ?というところと、運動による疲労から免疫力が下がっている可能性があり、感染リスクが高まっている状態ということですかね。

東日本大震災の時

東日本大震災の時、私は神奈川県在住でした。
実家は仙台なのですが、津波被害を受けるような地域でもないので、インフラが長期間止まった程度の被害です。
具体的にいうと、電気が数日、水道は2週間、ガスは1ヶ月止まっていたようです。

幸い、実家は給湯設備が電気なので、風呂は水道が復旧した2週間後には入れたわけです。
逆にいうと、2週間風呂に入れない生活です。

この水道が復旧したタイミングで、神奈川にいる知人から、強く言われたことがありまして。

仙台って福島の隣なんだから、水道は放射能汚染されている可能性が高いよ。
実家に電話して、水道使うなって強く言ったほうがいいよ。

この人は、その人なりに考えて、親切心として言っていることはわかります。
ただね、2週間も水道がなかった状態で生活した人に、水道使うべきではないなんて言えないですよ。

ちなみにですが、福島第一とうちの実家は、距離にすると120キロくらい離れてます。
福島第一と宇都宮はだいたい150キロくらいの距離らしいので、大して変わんないです。
宇都宮在住の人にも同じことを言うのだろうか?とも考えてしまいましたし、親切心とはいえ言われた内容にはちょっと怒りすら覚えたのですが、その場ではありがとうとだけ言っておきました。

コロナ問題とは全く性質が違いますが、どこまで気を付けるべきかの考え方って、ホント人それぞれです。
ほかにも、当時私は神奈川県内で友達が経営する会社で働いてましたが、原発騒動で、友人が会社を畳んで、西のほうへ疎開するとか言い出したことがあります。

会社は福島第一から300キロくらい離れていると思いますが、友人にとっては危険な距離だったんでしょう。
私にとってはそうは思いませんでしたし、何より会社のお客様に対する責任はないのか?と相当疑問に感じました。

例えとしては不適切でしょうけど

たまにある話ですが、

着けなくても、外に出せば大丈夫だよ

という人がいます。
この人は、過去の体験からそう言っているんでしょうけど、着けたほうが間違いは起こりにくい。
もちろん、着けたとしてもリスクはゼロにはなりませんが。

大変不適切なこと承知で書きますが、なんかこういう話とどこか似ているなと感じてしまいまして。

フランスでは、既にジョギングすら禁止されています。
元々は1時間までのジョギングは許可されていたそうですが、禁止になりました。

これもそもそもなんですが、ジョギング自体が感染リスクが高いという話ではないんですよね。
ジョギングして、友人知人に会って、立ち止まって話したり、密集を避けるべきなのにジョギングする人が増えて密集度が高まってきたから禁止なんですよね。

3密避けよう!と言いながらも、なんだかんだそれが出来ない人もいる。
ジョギング中に友人に会っても、会釈して通り過ぎるだけとか、人が多いなら今日は止めておこうとか、そういう感じだったらまた違っていたのではないかと思うところです。

先日も書きましたが、

サイクリングにおける他者との距離はどれくらい取るべきか?湘南ベルマーレサイクリングチームの方針も。

ロードバイクで時速30キロ走行しているときは、前のロードバイクとは15m間隔を空けるようにとしています。

ジョギングでも、一定の距離を空けるようにとしてます。

そういうことを徹底した上で、事故リスクも相当気を遣うなら、外を走ることが必ずしも悪だとは思いません。
ただし、事故起こした時には、相当叩かれることは目に見えてますし、まともな治療を受けられる保証もありません。

そういうリスクをゼロにするために、自粛してローラー台のみの方もいます。

お互いを非難しあっても意味はないのですが、こういう時代だから、3密厳守で相当気を遣って外を走ったとしても、SNSで書かなくてもいいんじゃね?と思うわけです。

ローラー台も、悪くないもんですよ。

筒香選手の本は、練習できないときに何をすべきかを考えさせられると思った話。

新たにローラー台を始める人が注意したほうがいい4つのポイント。

元々は、雨で外を走れないときに使うためにローラー台を買ってますが、まさかこんな時代に役立つとも思ってませんでした。