登りが苦手な人は、休むダンシングを身につけよ。

登り坂、得意ですか?

私の場合、登りは得意ではないのですが、なぜか好きです。
一時期、毎週のように峠に行って走ってました。

長い登りで足がついてしまうという初心者さんは、休むダンシングを身につけるとよいです。

休むダンシング

ダンシングはサドルからケツを上げて、いわゆる立ち漕ぎ状態なんですが、初心者さんに

管理人
管理人
登りが苦手なら、ダンシングで攻略できるよ

と言っても、

いろんな人
いろんな人
ダンシングしたら急速に消耗するから無理

このように言われることがあります。
そりゃ、スプリントみたいなダンシングすれば、一瞬で消耗して終了します。
こちらはスプリント。

そうではなくて、体力を温存して、むしろシッティングよりも楽なダンシングすればいいので、休むダンシングと言われます。
こちらの動画でもありますが、やや腰が前に行って、手は伸びて身体は起きている状態です。

休むダンシングのメリットですが、一番は体勢がラクだということ。
前傾している感じでもないので、呼吸しやすい。
その上で、踏む感じでもなくて、左右のペダルに交互に体重掛けるだけ、みたいなイメージなのかなと。

ダンシングしていると足が上がらなくなる

よくダンシングのコツとして、身体は左右にブレないようにして、バイクを左右に倒すのがいいと言われます。
これ自体はその通りなんですが、休むダンシングのときは、多少身体が左右にブレても、左右のペダルに交互に体重を乗せるみたいなイメージのほうが分かりやすいかと。

下死点付近まで、体重を乗せるイメージです。

ただし、身体が上下動するような動きにはなりません。
これはホント無意味な動きで、単に疲れるだけです。
お尻が上下に動かないようにだけは気をつけておいたほうがいいでしょう。

ハンドルについては、あまり深いことを考えていません。
ごく自然に、という曖昧なことしかいえませんが・・・(引くと言う感覚はないです)

休むダンシングはあくまでもお休み中、パワー溜めている感じなので、速くはありませんw
当たり前の原理として、左右のペダルに同じ方向の力が掛かっていると、自転車は全く進みません。
左のペダルが上死点から下死点に降りる時は、右のペダルは下死点から上死点に上がっていきます。

なので、左で踏み込むときは、左ペダルに体重を乗せて右の荷重を抜く。
右で踏み込むときは、右ペダルに体重を乗せて左の荷重を抜く。

これの連続です。
左ペダルを上死点から下に下げたいときに、右ペダルにも下方向に荷重がかかっていれば、左ペダルを下ろす動作がクソ重く感じます。

当たり前です。
なので左右交互に、単純に体重を乗せるだけでダンシングしましょうというのが休むダンシングのコツで、休むダンシングでは疲労せずに回復期みたいなもんです。

私の登るときのイメージですが、
・シッティングできつくなってくる

・リアを2枚シフトアップして、休むダンシングでごまかす

・シッティングとは違う筋肉を使ったので、だいぶ休める

・シッティングへ(以下繰り返し)

こんなイメージでしょうか。
休むダンシングが苦手な人の場合、ギアの選択が間違っている(軽過ぎても重すぎてもダメ)と、やたら前傾して消耗しているとかそのあたりに問題があるように感じます。
軽過ぎるギアでダンシングすれば、まずタイミングが掴みづらいと言うか、体重乗せるとスコーンと下死点まで下がるので、左右交互に体重乗せて休む感じになりません。
重すぎるギアだと、そもそも消耗してます。

私の場合は、斜度が大きく変化してないならリア2枚くらいシフトアップと同時に休むダンシングに入ってますが、このあたりは使っているスプロケの歯数次第でも違うでしょうし、何度か試していいあたりを探るしかありません。

無意味だなと思った練習法

ずいぶん前になんかの本かネットで、【走行中にサドルレールが折れてサドルが落下したので、それ以降ダンシングで走って帰ってきたらダンシングのコツが分かった】とか書いてあったので、一度サドルを外して外を走りに行ったことがあります。

まあ、案の定と言うか、正直無意味でした。
というのも、サドルがない状態でダンシングすると、恐ろしくバイクの【フリ】が軽くなってしまって、ダンシングしているときのタイミングがチグハグ過ぎて・・・

なので休むダンシングの練習をするときは、峠の登りなどで、パッと見て【あそこの木まではダンシングで頑張ってみよう】とか【次のコーナーまではダンシング縛りで】とか適当に目印作って、そこまではダンシングで持たせるにはどうしたらいいかを考えながらやるのがいいです。

と言っても、今はなかなか峠アタックできる雰囲気ではないですね。
ローラー台とかでダンシングしても、正直なところあまり練習にはならないので、こればかりは実走で掴むしかないです。
休むダンシングを覚えれば、斜度がきつい坂でもずっとダンシングで対処できますし。