このようなご時世なので、ローラー台を使う人は増えていると思いますが、前から思っていたこととして、
コレが気になってました。
外を走る分には、1時間だろうと2時間だろうと連続で乗っていても、ケツが痛いと思ったことがないのですが、ローラー台は45分くらいでケツが限界迎えます。
その理由を考えて行きます。
ローラー台と実走の差
私が使っているのは、ミノウラのFG220、ハイブリッドローラーと呼ばれるタイプです。
フロントフォークが固定で、リアが3本ローラーのようになっているタイプです。
で、外を走っていて、ケツが痛いと思ったことがないのですが、ローラー台と外を走ることの大きな差で言うと、ローラー台では仮想路面の凹凸がないので、ケツが上下動することがない、これが一番の要素ではないかと思ってます。
外を走る分には、路面は多少なりとも凹凸があるので、その度にバイク自体がある程度は上下動する。
上下動したときに、ケツとサドルの圧迫力が一瞬変化することが大きいのかなと思ったりしてます。
信号待ちがあれば、そのときにケツの圧力がゼロになることもあるのかなとは思いますが・・・
ローラー台の場合、私が使っているハイブリッド式では、左右への微妙な動きはあります。
この左右への動きは、ペダリングでフレームに生じる歪みを逃がしているのですが、上下には動いていないわけです。
それにより、外を走るときに比べてケツへの圧迫力が一定すぎることが、ケツが痛む原因なのかなと・・・
もしかしたら無意識に、フォーク側に荷重がかからないように意識しちゃっている可能性もあります。
無理さえしなければ大丈夫でしょうけど、フォークに荷重かけるのはちょっと不安だったりするので・・・
もしかしたらタイヤの空気圧をもうちょっと下げてみれば変わるのかなと思ったりしたんですが、そもそもローラー台の仮想路面は凹凸がないので、振動吸収するわけでもないでしょうから、無意味なのかなと・・・
ズイフト長時間やっている人、ある意味凄いなと
一応レーパン履いてローラー台やってますが、最近ズイフトでとんでもない長時間乗っている人もいるらしく、ある意味凄いなと思ってみてます。
45分も乗ればいい感じにケツが痛くなってくる私にとっては、ローラー台だけで80キロ走行とか不可能な域に近い。
まあ、単純な対策なんですが、10分に一回くらい一度サドルからケツを上げる。
これをしてみたら、ケツが痛いなと思うことはなくなりました。
世の中っていろんな人がいるんだなぁと最近ホント思います。
読者様から教えてもらった件ですが、外走行で年間7万キロ走る一般人がいるそうです。
365日毎日乗ったとしても、一日当たり191キロちょっと乗らないと年間7万キロは無理です。
まあ、雨だとか体調不良だとか、どうしても乗れない日が年間10日あったとしても、一日あたり197キロ走行ですからね・・・
【ある意味】、凄いなと思ってます。
ある意味については、ここではあえて書きませんが、よっぽど暇なのか、ウソなのか以外ではなかなか達成出来ませんからね。
こういうレベルの人は、被災地などで電気の供給が止まったときには、発電できそうですね。
一日中ペダルを回して発電してもらえるわけですので、災害には強そう。
昨年の台風のときに、千葉だったかで、競輪選手が発電していたというニュースもありましたし・・・
君津停電で給油が出来ない中プロの競輪選手が君津市民の為に頑張ってくれてますw#停電 #山賀雅仁 #競輪選手 #台風 pic.twitter.com/vOJaQlohSJ
— おらら (@orara3249) September 11, 2019
ズイフトと発電の両方出来るスマートトレーナーを開発すれば、趣味と実益の両方を兼ね備えた素晴らしい結果になりそうだなと考える私も、どこか不謹慎なような・・・
ズイフトで600キロとかやっている人もいるらしいですし。
ということで、レーパン&ケツ上げ
ローラー台でケツが痛いという人は、レーパン履いてローラー台をやるとの同時に、定期的にケツを上げることが大切。
あと、ローラー台だけで速くなってもしょうがないので、外を走るのと同じようなペダリングを心がけることも大切かと。
ちょっと前にある会社が、こんなパーツを紹介してくれないか?と持ちかけてきたことがあります。
なにこれ??と思う人がいると思いますが、こうやって使うモノだそうです。
シートポストとサドルの間に挟んで、クッション性を高めるものらしいですが、こんなカッコ悪いものは使えないということと、これが走行中に折れたら大惨事にしかならないと思ったので、もちろん断りました。
というより、ほかにも理由はあるのですが、この会社とは縁を切りました。
こういうのって、万が一折れたときのことを考えて、ストッパー的な防御装置を付けるもんですが、それがない時点で怖くて使えません。
このパーツを最初見たときに、ビアンキのサスペンションフォークすっぽ抜け事件を思い出しました。
https://roadbike-navi.xyz/archives/12760/
あれも、サスが分離しないようなアンカーボルトが一つ入っていれば防げた事故と言われてます。
話が盛大に逸れましたが、安価なパーツを選ぶときは、壊れそうなものなのか、壊れた場合に重大な被害に繋がりそうなのか、と言う観点で考えたほうがいいかもしれません。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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