ロードバイクに乗る人なら、必ず持っていなければならないのが携帯ポンプ(空気入れ)。
出先でパンクしたとき、これがないと復旧できません。
パンクしたときに、すぐ近くに自転車屋がある確率はほぼゼロだと考えましょう。
峠でパンクしたら、電車で帰ってくることもできません。
なので必ず持っておかなければならないのが携帯用ポンプです。
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当たり前ですが、携帯ポンプだけあっても意味はありません
ロードバイクでパンクした場合、基本的にはチューブごと交換します。
なので替えのチューブ(新品)がないと、携帯用ポンプがあっても意味がありません。
あと、パンクしたチューブを交換するのに、タイヤレバーがないとタイヤを外すことが困難です。
一応、レバーなしでも慣れれば外せますが、ぶっちゃけ時間の無駄です。
必ずチューブとタイヤレバー、携帯ポンプの三点セットは持ちましょう。
携帯用ポンプに多くを求めないほうがいい
恐らくは皆さんも、様々なサイトでいろいろ調べてから、当サイトをご覧いただいていると思います。
携帯用ポンプには、例えば空気圧が測れるケージ付きのものもありますし、足踏みがあってフロアポンプ的な使い方ができるものもあります。
私が最初に使っていたのは、これです。
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【TOPEAK】(トピーク)ターボ モーフG ダイアルゲージ付き PPF02100【携帯ポンプ】
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トピークのターボモーフGです。
これの利点ですが、画像のように足踏み台をセットしてフロアポンプのように体重をかけて使うことができます。
あと、空気圧を計測するケージ付きですね。
わたしがこれを買った理由ですが、ズバリ楽できると思ったからです。
その前に、こんなやつを持っていたことがありました。
TOPEAK(トピーク) ポケット ロケット マスターブラスター
これだと、手が筋肉痛レベルになりますし、そもそも途中から重くて空気が押し込めません。
私はパワーがかなりあるほうですが、これは一回使っただけで無理と判断しました。
それに比べたら、ターボモーフGは空気が入れやすいと言えますが、フロアポンプと比べてしまうとかなり空気が入れにくいです。
特に、5BARを超えたあたりから、死ぬほど体重をかけないと押し込めません。
繰り返しますが、私はかなりパワーがあるほうですが、ターボモーフGでも拷問レベルです。
あと、デカいのでフレームにつけるとカッコ悪いのも難点です。
似たような商品で、パナレーサーのミニフロアポンプがあります。
パナレーサー ミニフロアポンプ 空気圧ゲージ付 BMP-N21AGF2-S
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これはトピークのやつよりも安いです。
これも知人から借りて使ったことがありますが、拷問レベルです。つらいです。
あと、ケージ付きの携帯ポンプなのですが、私が見ている限りでは非常に不正確な数字が出ます。
実際に測ると、0.5~1BAR程度はズレてます。
出先でパンクしたとき、「いつもの最適な空気圧」まで上げようと考えるほうが間違いで、とりあえず走れるレベルまで復旧することを最優先すべきです。
触ってみてカチカチなら、それで十分です。
前後両方同時にパンクすることなんてほぼありえないので、パンクしてないほうのタイヤと触り比べてみればそれで済むのです。
不正確な数字である上に、そもそも「いつもの空気圧」にこだわる必要性がないので、正直ケージ付きはオススメしません。
私なりに考えるベスト
ぶっちゃけて書きますが、ベテランローディーはほとんどの人が携帯用ポンプではなく、Co2インフレーターで空気を入れます。
TNI(ティーエヌアイ) CO2 ボンベセット (バルブタイプ) 2600462
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パンクした後、新しいチューブに交換するとき、最初に少しだけ空気を入れてチューブを膨らますと思います。
私はこの、最初に少し膨らます時しか携帯用ポンプを使いません。
そのため、今フレームにセットしている携帯ポンプは、こちらです。
TOPEAK(トピーク)RaceRocket HPX MasterBlaster ブラック
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これ、ホースが伸びるので使いやすいです。
あと、フレームにつけてもかさばらないのもグッド。
私の場合、携帯ポンプ、タイヤレバー、替えチューブ×2本、Co2インフレーター(ボンベ×2本)が常備されています。
チューブとボンベが2個ずつしか持っていないため、両方使いはたしてしまったらチューブがないため、現実的には携帯用ポンプで最後まで入れるという機会は全くありません。
時々、「Co2だと失敗したときに困る」という話を聞くのですが、あれをどうやったら失敗してしまうのかが全く理解できません。
私の知り合いでも、失敗例を聞いたとこがありません。
恐らく、失敗する人は最初の「チューブを膨らます段階」でもCo2を使い、空気を入れすぎてしまうとかではないのでしょうか?
それでもCo2に頼りたくない人はこれ
実際に使ったことはないのですが、これが空気が入れやすいと聞きます。
ディズナのフルートポンプです。
DIXNA(ディズナ) フルートポンプ V23P031 ブラック
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上にも書きましたが、どんな携帯ポンプでも、5BAR超えたあたりからは死ぬほど重くなります。
その時に、ミニフロアポンプ的に体重をかけるタイプか、このように長さがあって空気をたくさん押し込めるかがカギになります。
フルートポンプは、ポンプ先端を壁に押し付けるようにしてやるとやりやすいです。
絶対にしてはならないこと、背中に携帯ポンプを入れる
ベテランローディほど背中のポケットに携帯ポンプを入れているような傾向がありますが、実はこれは絶対にNGなプレイです。
なぜNGかですが、万が一落車して背中を強打したときに、背中に携帯ポンプがあると背骨を骨折します。
背骨の骨折は、背骨のどこが折れたかにもよりますが、後遺症になることもあります。
背中に入れる人は、恐らくは美的感覚の問題からフレームにつけたくないとか、フレームに傷をつけたくないとかそんな理由です。
そんな問題と、背骨の骨折、どっちを選びますか?
あえて、携帯ポンプ&Co2一体型を勧めない理由
トピークが出している商品で、ポンプとしても使えるCO2インフレーターがあります。
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別にこれでもいいのですが、上に挙げたTNIのCo2インフレーターのほうが使いやすいので、ポンプはポンプ、Co2はCo2で分けていてもいいと思います。
TNI(ティーエヌアイ) CO2 ボンベセット (バルブタイプ) 2600462
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TNIのCo2インフレーターが使いやすい理由ですが、バルブを捻ることでCo2が出てくるので、失敗しにくいからです。
プッシュ式のものよりも使いやすいです。
このTNIのCo2インフレーターと、適当に3000円程度の細身の携帯ポンプを持っていくことをオススメします。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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