エアロというとメリダのリアクトを外すわけにはいかないほど有名な一台ですが、そんなリアクトが第4世代にモデルチェンジしたようです。
そんなリアクト第4世代を見て行きましょう。
2021 MERIDA REACTO
第三世代が登場したのが2018年なので、3年ぶりのモデルチェンジですね。
エアロロードらしく、より空力を追及した面もあるのですが、近年のトレンドとして、空力を向上させつつも軽量化してオールラウンダーに仕立てる傾向にあります。
第4世代のリアクトについても、前作よりもフレーム重量を85g軽量化して、965gに。
空力向上という面では完全内装のケーブル。
シートクランプをより最適化。
ディスククーラーを流線型に。
空力を向上させつつも、軽量化をさらに図り、かつ快適性も向上させてオールラウンド性を高めた感じです。
タイヤクリアランスは、最近のトレンドに合わせて30mmまで。
シートステーの交点もさらに下がって、コンパクトなリア三角を実現。
オフセットシートステーのメリットは、シートチューブをしならせやすくして快適性を向上させ、かつコンパクトなリア三角が駆動剛性を上げると言われます。
私の興味は、実は全然違うところにあるのですが。
メリダジャパン株式会社?
プレスリリースを見ているときに思ったのですが、
メリダジャパン株式会社
強烈な違和感を感じまして。
あれ??ミヤタサイクルじゃないの??と。
と思って調べたら、今年の7月1日から、ミヤタサイクルはメリダジャパン株式会社に名称変更されていたようで。
前から台湾メリダの子会社だったと思いますが、ついにメリダジャパンか・・・と。
で、ミヤタサイクル株式会社も存在するようです。
ん??と思ってみたら、
(旧)ミヤタサイクル株式会社 ⇒ メリダジャパン株式会社
このように会社名が変更されると同時に、(新)ミヤタサイクル株式会社が発足。
(新)ミヤタサイクルは、メリダジャパンの100%子会社として発足だそうで。
https://www.miyatabike.com/topics/img/200615_3.pdf
比較的どうでもいいところに目が行ってしまいまして。
ミヤタの名前を残さないと、スポーツサイクル以外の部門では困るんでしょうし。
で、第4世代リアクトが誕生したわけですが、近年のエアロロードの傾向として、単にエアロだけを追求せずに、オールラウンダーとして作りたいという意向が強く見えます。
タイヤクリアランスもどんどん広がる傾向ですし、メリダらしい最新のテクノロジーを詰め込んできたような一台。
販売価格が出ていませんが、どうなるんでしょう?
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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