いづれ、またクリンチャー回帰の時代になるんじゃないかと思ったり。

近年、また復活の兆しがあるロードチューブレスタイヤ。
チューブレスの流れは、10年位前にもあったと思うのですが、煩雑さが敬遠されて、いつの間にかほぼ消滅・・・

昔って、ゾンダにも2WAY-FIT があったはずあったはずだけど、とっくの昔に消滅している・・・
この時代はワイドリムなんて無い時代だったので、また意味合いはちょっと違うのですが。
チューブレスでナローリムだと、ホンキで嵌めるのが大変だったりするので。

ROVALもチューブレスを捨ててきましたし、またクリンチャー回帰に向かうのでは?と思ってみたり。

規格論争

チューブレスの弱点は、ビートが上がらないとかそういうところもそうなんですが、

規格が定まらない

こっちの要素もそこそこ大きい気が。
CADEXは独自路線でフックレスリムに行っちゃいましたし、フックレスリムだと使えるタイヤも限られてくる。

インターマックス社が、ZIPP303の新旧モデルを比較して、フックレスリムの効果について説明しています。 旧型は通常のフックリムで、新型の...

ETRTO規格に沿わないリムも続々登場している現実。
MAVICは独自のロードUSTを登場させて、手でも簡単に嵌る、ハンドポンプでビートが上がるのが売りだったはずなのに、それは自社タイヤのみ。
そして自社タイヤでも、カーボンリムだと素手で嵌めるのがキツイという話も。

こういうのを見ているとBBの規格論争と同じような気配すらしてくるわけでして。
ネジ切りのJISかITAしかない時代から、キャノンデール・FSAがBB30規格を登場させ、ジャイアント・シマノはPF86推し、FSAはBB386EVOを出してみたけど、さほど定着しているような気配があるわけでもなく。
一時期、いろんなフレームメーカーではBB30フレームが増えたけど、途中からはBB30フレームなのに最初からアダプター付けて完成車として売ってみたり。

トレックも独自規格のBB90から、T47のネジ切りBBに方向転換中。
ネジ切り回帰は嬉しいところだけど、結局は独自規格かいな!というところはありますが。

10年後のロードバイクって、どの形式が主流なんでしょうね。笑。
考えてみると、結局クリンチャーでよくね??という世界が待っているような。

いったいこの世界、誰か統一する気は無いのでしょうかね?
そういう意味では、シマノが来年出すであろう、デュラエースのホイールがどうなるのかも注目です。
そろそろリムブレーキのカーボンクリンチャーを出すのか、なんか新しいことをやってくるのか?

パナレーサーのチューブレスタイヤは、エア漏れ問題で回収されましたし。

パナレーサーの新作チューブレスタイヤ、RACE A EVO4 TLCがエア漏れ発生とのことで販売中止になっています。 どうも製造不良があっ...

なんだかんだアルミクリンチャー最強説

走行性能でいうならば、カーボンホイールを選んだほうがいいことは確か。
けど総合性能として、メンテナンス性、汎用性、走行性能、値段などをトータルで見ていくと、結局はアルミクリンチャーホイールが最強なんじゃないでしょうか。

某ラボさんの手組みホイールって、アルミリムだとTNI使ってますよね。


軽量リムのAL22なんて、リム幅(内幅)が13.3mmしかありません。
外幅で18.2mm。
重量は393gとなっているので、間違いなく軽量リムだし、人気も高い。

AL22にはワイドリムも登場していますが、


リム幅19mm、外幅が24mmなのでワイドリム。
重量は一気に増量して、445g。

一応チューブレスレディなのと、オフセットリムもあるので、手組み派にはメリットが大きそうなアルミリムです。

アルミリムとしては安いほうの部類だし、軽いのでそこそこ人気はあると思うのですが。

で、思うのですが。
車とかオートバイとかMTBとかもそうですが、チューブレスですよね。
そこそこタイヤが太いから成り立ちやすいのではないかと。
タイヤが太い分、空気圧もロードよりも高圧ではないし。

そういう面がロードチューブレスの難しさで、マヴィックもそこに挑戦するためにUSTを登場させたりしているわけで。
しかし、イマイチ一般化していかない。

ディスクブレーキだとどんどんチューブレスレディのホイールが増えていますが、結局作業性を考えるとクリンチャーでいいや、クリンチャー【が】いいや、という人も出てきそうな。
プロ選手は走行性能だけ考えて、レース中のパンクはメカニックの仕事なんでしょうけど、ホビーライダーは全部自分でやらないといけない。

結局のところ、ある意味最強なのはアルミクリンチャーホイールなのかもしれません。

来年シマノは新型デュラエースを投入するだろうと言われていますが、当然ホイールも一新されるはず。
シマノがどういう規格を持ってくるのかも注目ポイントなんですが、ホイールに関してはシマノはオピニオンリーダーと言うほどの立場ではないので、あんまり関係ないのかもしれませんw
シマノの場合、タイヤについては作る能力が無いので、フックレスリムとか投入してくる可能性は低いと思いますが、どこかのタイヤメーカーと共同制作という可能性も・・・あんまり無さそうですね。


Campagnolo – Zonda (ゾンダ) C17 ホイールセット




コメント

  1. こてつ より:

    はじめまして。お店の人に勧められてキシリウムプロUSTを購入しましたが、どうにも扱いづらく売却してアルミクリンチャーのホイールを買い直しました。
    乗り心地は良かったのですが、出先でパンクした時の苦労を思うと、クリンチャーで良いかなと思います。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      まあ、USTがダメという人もそこそこいるようですね。
      このあたりは、これからどのように製品が進化して行くのかにもよるのでしょうけど、なんだかんだクリンチャーは利便性とか整備性などは最強かと。

  2. ゆき より:

    チューブレスの相性って大きいです。
    ビードが上がらないとかは些細な問題で、致命的なのはハメたら外れない事かと思います。
    うちにあるルビノプロと各社ホイールで試したところ
    トレック純正…指で押すだけで外れる
    マヴィック…頑張ればなんとか外れる。最悪踏めばなんとかなる
    フルクラム…角材かませてウォーターポンププライヤーで挟むと外れる
    こんな感じです。フルクラムにルビノだと外出時にパンクしたら絶望しかありません。
    こういうのまとめてみるとみんな助かるかな?なんて思います。個体差はあるでしょうけど。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      その手の話もよく聞きますね。
      マヴィックのコスミックプロカーボンとかも、全然外れなくなるとか・・・
      プライヤーじゃないと外せないのは、もはや致命的ですねw

      ロードチューブレス、今後どうなっていくんでしょう。

  3. ぽた より:

    チューブがクソ重いMTBならともかく、ロードならばまだまだチューブ式がベストだと思っています。
    競技ならばチューブレスのメリットも大きいかとは思いますが。
    という訳で自分のロードはまだ暫くはチューブ式のままでいきます。
    MTBはチューブレス化を考えましたが、超軽量のポリ系チューブが大分出回ってきたのでチューブレス化はナシになりました。
    シーラントよりもポリ系チューブの方が軽いし。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      ロードチューブレス、まだ問題点も多いですし、トータルで考えるとクリンチャーで十分なのかなと思ってます。
      タイヤを嵌めるのが大変だし、外すのも大変・・・これだとさすがに運用しづらいでしょうしね。