ビアンキのエントリーロード、ヴィアニローネは2021年でも継続です。
2019年モデルからフレームが一新され、ワイヤー内蔵になって3年目。
2020年モデルでは105完成車とソラ完成車だけでしたが、2021年モデルでも同じようです。
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BIANCHI VIA NIRONE 7 105 2021モデル
まず2020年モデルとの比較ですが、カラーリングが微妙に変化してますね。
こちらが2020年モデルですが、
2021モデルでは、フォークにブラックのグラデーションが入っているというか。
105完成車のカラーは、チェレステとブラックの二つ。
ブラックカラーのほうは、フォークに入るグラデーションがチェレステになってます。
105完成車については、2020年モデルが158000円(税別)、2021年モデルは148000円となっているので実質的に値下げです。
これが結構珍しい気がする。
パーツスペックで見比べても、ブレーキが105ではなくシマノR561なのは昨年も同じ。
クランクが105ではなく、シマノRS510なのも同じ。
なので主要なパーツスペックはそのままに、値下げを敢行してきたということですかね。
数年前のニローネって、フォークはアルカーボンだったはずですが、今のフレームになってからはフルカーボンフォークだし。
フレームのほうも、ハイドロフォーミングをかましてキレイに仕上がっているし。
主要スペックはこちら。
フレーム | アルミ |
フォーク | フルカーボンWithケブラー |
STI | 105 |
クランク | シマノFC-RS510 50-34T |
FD,RD | 105 |
スプロケ | 105 11-32T |
ホイール | シマノ WH-RS100 |
タイヤ | VITTORIA ZAFFIRO V 700×25C |
カラー | チェレステ・ブラック |
値段(税別) | 148,000円 |
BIANCHI VIA NIRONE 7 SORA 2021モデル
続いてはソラ完成車。
ソラ完成車も、2020年モデルから見ると1万円の値下げです。
12万⇒11万となり、買いやすくなったわけですね。
主な変更点でいうと、2020年モデルではブレーキがビアンキオリジナルになっていたのが、ソラ(BR-R3000)に変更。
それ以外は大きな変化はないので、実質的にスペックアップしながらも値下げで攻めてきたと言えそうです。
まあ、ソラのブレーキがいいものなのか?と聞かれると、答えには窮するわけですがw
比較論ですね。
フレーム&フォークは105完成車と共通。
カラーも同じですね。
主要スペックはこちら。
フレーム | アルミ |
フォーク | フルカーボンWithケブラー |
STI | ソラ |
クランク | シマノFC-R345 50-34T |
FD,RD | ソラ |
スプロケ | ソラ 11-32T |
ホイール | ビアンキオリジナル手組 |
タイヤ | VITTORIA ZAFFIRO V 700×25C |
カラー | チェレステ・ブラック |
値段(税別) | 11万 |
BIANCHI VIA NIRONE 7 ALLROAD 2021モデル
最後にグラベルロードのニローネ。
こちらも2020年モデルだと188000円でしたが、168000円と2万円も値下げ。
パーツスペックも大きな変化があったわけでもないようで、GRX400系の2×10速コンポ。
ビアンキのサイトでは、クランクが【SHIMANO FC-RX600 46 – 165/170/170/170/172.5mm】と書いてあるのですが、フロントシングルなのではなくて、【46-30】と書く予定で【30】が抜けているっぽい。
そもそも、FC-RX600には、10速用クランクはダブルしかないので(FC-RX600-1というシングルクランクは11速用で40Tのみ)、普通にパーツスペックは変更なしっぽいですね。
ていうよりも、GRXコンポの品番、直したほうがいいと思う。
GRX600系は105グレード扱いなんですが、クランクについては
品番 | 歯数 | リア段数 |
FC-RX600-1 | 40T(シングル) | 11速用 |
FC-RX600-11 | 46-30T(ダブル) | 11速用 |
FC-RX600-10 | 46-30T(ダブル) | 10速用 |
10速用クランクを、FC-RX400にしていれば分かりやすかったと思うんだけどなぁ・・・
まさか、RX600-11とRX600-10が同じものだなんて話でもないんでしょうし。
主要スペックはこちら。
フレーム | アルミ |
フォーク | フルカーボン |
STI | GRX400 |
クランク | シマノFC-RX600 46-30 |
FD,RD | GRX400 |
スプロケ | シマノ 11-34T(10速) |
ホイール | ビアンキオリジナル手組 |
タイヤ | KENDA KWICK TENDRIL 700×32C |
カラー | チェレステ・ブラックチタニウム |
値段(税別) | 16.8万 |
2021モデルの二ローネについては、値下げされスペック的にはほぼ変わってないという扱いです。
ビアンキの場合、今はアルミロードというとニローネしかないので、10万円台でビアンキを検討するとどうしても選択肢が無い。
過去にはエンデュランスモデルのIMPULSO、レーシングモデルのFENICEなどもありましたが、既に消滅・・・
IMPULSOはグラベルでは残っていますが。
ニローネはエンデュランスモデルですので、レーシングモデルのアルミがないというのもやや悲しいところ。
まあ、時代の流れなんですかね。
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