LOOKは何年か前から、本国ではグラベルロードを販売してました。
日本では取り扱いが無かったのですが、2021年モデルからは正規に登場するわけです。
2021 LOOK 765 GRAVEL RS

765グラベルですが、上位フレームの765GRAVEL RSと765GRAVELの二種類あります。
LOOKの場合、RSが付いているほうが上位フレーム。
785Huezでも同じように、765グラベルRSもフレームセット販売のみとなります。
765GRAVEL RSですが、フレーム重量が1200g、フォーク重量が390gとなっています(サイズM)。
ハイモジュラスカーボンを使い軽量化を図ったのが765グラベルRS。
定価は28万(税別)。
BB形式はBB386採用で、シートポストは汎用サイズの27.2mm。
最大タイヤ幅は40mmまで。
3D Double Wave technologyにより、あらゆる路面でトラクションを発揮できるように設計したのがポイント。
ちなみに765にはオプティマムプラスというディスクロードもありますが、

決して同じフレームというわけではなく、微妙にジオメトリも異なります。
リアセンター長を420mmと長めに取っている点では共通しているのですが。
正直なところ、日本でグラベルロードのフレームセット販売がどれだけの需要があるのかはわかりません。
そこまでグラベル熱が高いというわけでもないかなと・・・
765のロードバイクのほうは、過去には765のほかに765HM(後に765オプティマムRSと変更)もあって、エンデュランスでもハイモジュラスカーボンの軽いフレームがありました。
いつの間にか消滅してしまいましたが・・・
2021 LOOK 765 GRAVEL

こちらはカーボンのグレードを下げてコストダウンした765グラベル。
こちらは完成車のみで、シマノGRX600の完成車。
スペックは以下の通り。
STI | GRX600 |
クランク | GRX600 46-30T |
FD、RD | GRX810 |
スプロケ | 105 11-34 |
ブレーキ | GRX400 |
ホイール | シマノWH-RS370 |
タイヤ | ハッチンソンオーバーライド38c |
重量は9.1キロ、値段は税別38万。
ミリタリーグリーン一色のようです。
このカラー、好みは分かれそうな気もする。
タイヤはハッチンソンのオーバーライド38c、カタログ値で重量は400g。
チューブレスレディタイヤですが、初期装備ではインナーチューブ入りで来るようです。
ホイールはシマノRS370。
フロント890g、リア1090gで合計が1980gなので重いですが、完成車にいいホイールが付いてくること自体ほとんど無いので、こんなもんでしょう。
タイヤとホイールを変えればすぐに8キロ台には出来そうなスペックです。
LOOKのグラベルロードにどれだけの需要があるのか
ついにLOOKもグラベルロードを販売するわけですが、個人的には需要がどこまであるかについてはやや懐疑的です。
ちなみに本国にはE-765という電動グラベルロードもありますが、そちらの販売はありません。
ちなみにですがLOOK、コロナの影響で製造と流通に大きな支障が出ているようです。
これはどこのメーカーでも多少影響を受けているのでしょうがないところなんですが・・・

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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