PVアクセスランキング にほんブログ村 当サイトはAmazonアソシエイト等各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
スポンサーリンク

都内各所で当て逃げとひき逃げを繰り返すとか・・・さ。

スポンサーリンク

事故の報道、多いですねぇ・・・

黒い軽ワゴン車はこの事故を起こす前、世田谷区松原や渋谷区初台でも車やポールへの当て逃げ事故を相次いで起こしていました。黒い軽ワゴン車は逃走を続けていましたが、ひき逃げ事故を起こしたおよそ1時間後にJR三鷹駅前で見つかり、1人で運転していた女性の身柄が確保されたということです。

 

女性は取り調べに対し、受け答えができていないということで、警視庁は刑事責任能力が問えるか慎重に調べています。

 

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

怖過ぎるというか。

事故って自分の注意で防げるものと、どう頑張っても防ぎようが無い事故があると思うのですが、この事故の被害者になった方にとっては、どう頑張っても防ぎようが無い事故。

 

ロードバイクに乗っているときに、こういうのが後ろから突っ込んできて逃走・・・なんて考えたくもないですが、実際に当て逃げとひき逃げを繰り返した事実があるわけで、こういう事故に巻き込まれないといえる根拠も無い。

 

まあ、マレなケース・・・であることには変わりないでしょうけど。
稀なケースと言っても、事故に遭ってしまえば確率論とか関係ないんですよね。
0か100かみたいなもんですし。

 

統計上、ある事故に遭う確率が1万分の1以下の確率だったとしても、それに巻き込まれた人にとっては1分の1。

 

で、こういうテロ的事故の場合、被害を受けないようにするにはどうしたらいいか?と考えることが無意味だと思うんです。
強いて言うなら、家から一歩も外に出なければ、交通事故に遭う可能性はゼロです。
まあ、家に大型車が突撃してくる可能性まで考えたら、ゼロにはなりませんが。

ヘルメット論

ロードバイクに乗るときに、ヘルメットを被らないといけないとする法的根拠はありません。
任意です。

厳密に言うと、一部の自治体では条例により自転車に乗るときにはヘルメットが義務化されていますが、罰則はありません。
努力目標みたいなものといえます。

ロードレースで、プロ選手のヘルメットが義務化されたのは2003年。
それ以前は、ヘルメットを被らないのがある種の常識ともいえます。

 

それが今や、ロードバイクに乗るときにはヘルメット被るのが当たり前の世界になってます。
非常識が常識に変わるというパラダイムシフトを遂げたわけです。

 

このように、プロレースはノーヘルが当たり前の時代もありました。
この事故もヘルメット義務化の要因と言われています。

 

私自身はヘルメットを被ってロードバイクに乗ってますが、他人については知ったこっちゃないので、好きにすればいいと思ってます。
ただし、友人や家族がノーヘルで乗るなら、全力で反対します。

 

世の中にはアンチヘルメット派の人もいるわけですが、私が思うに。

 

ヘルメットを被ることって、自分の努力では防げない事故があることを知っているからなんじゃないでしょうか?

 

低速で走れば安全だと思い込んでいる人とかもいるらしいですが、あんまり根拠はありません。
このように、ママチャリであっても事故は普通に起こる。

 

非接触驚愕事故でひき逃げ・・・
なんか最近、自転車関係の事故のニュースって多くないですか? 68歳の女性が道路の左側を自転車で走っていたところ、後ろから来た自転車が、さらに左側から無理矢理追い抜いていきました。女性は驚いて転倒し、頭を打撲する軽傷を負いましたが、追い抜いた...

 

足が地面にベッタリ着くようなママチャリでも、至近距離で追越しされて驚いたら転ぶんですよね。

 

こういう事故もそうですが、自分がどれだけ注意していても、巻き込まれたら事故になる。
どれだけ注意していても、ロードバイクの操縦ミスだってゼロにすることは出来ないし。

 

ヘルメットって、こういう【自分の努力では防ぎようが無い事故】について、最後の砦を求めているんだと思ってまして。

 

ヘルメットを被ったから、よりスピードを上げて爆走しようと思う人もいないでしょう。
普通の感覚だとヘルメットを着用していても、事故れば死ぬことは容易に想定できるので・・・

 

けど、自分の注意ではカバーできない事故が世の中に存在するから、それに対応する最終防御策としてヘルメットを被っているんだと思うんです。

 

ノーヘル推進派の意味不明な人も、世の中にはいます。
そういう人の意見を見ていると、あんな貧弱なヘルメットで頭部を守れるわけが無いとか、ヘルメットを被るとよりスピードを上げても大丈夫と考えるとか、まあ、意味不明な主張になる。

 

誰もヘルメットに絶対の安心感、信頼感なんて持ってないと思うんですよね。
よほどのバカではない限り。

 

最後の最後で多少なりとも守ってくれればいいや、くらいの信頼しかなくて、本当の安全性は走り方とかで追求している。

 

ヘルメットを被ることに大きな害が無いのだから、だったら最後の砦として守るものがあってもいんじゃね?くらいの話なんだと思うんですよ。

 

wikipediaの自転車ヘルメットの項目、誰がこれを書いたのか知りませんが、

自転車の 6 倍の歩行者が交通事故で死亡しているが、交通調査が示すように年間の歩行者の走行距離は自転車の5倍なので、単位距離あたりに歩行者は自転車より危険にさらされている。

 

自転車利用者の負傷のうち頭部負傷の割合は30%で、歩行者のそれと同じである

 

ヘルメット (自転車) - Wikipedia

これを根拠に、歩行者のほうが危険なんだからまず歩行者がヘルメットを被るべき!とか主張する人もいます。
そもそも単位距離あたりでみることの合理性も感じませんが・・・

 

リスク補償という考え方を強調する人もいます。
これは、

ヘルメットを着用すると自転車利用者が安心し、より大きなリスクを取るようになるのではないかとの仮説がある。

 

ヘルメット (自転車) - Wikipedia

ヘルメットを被ると、安心感からスピードが上がるという説なんですが、あくまでも仮説に過ぎないですし。

1990〜1999年に発生した交通事故を対象としたスペインの研究では、事故に遭った自転車利用者のうち、ヘルメットを着用していた人は非着用者より交通違反率が低く、事故時の速度違反については差が無かった。論文の著者は「この調査結果からは、ヘルメット着用者における強いリスク補償作用が確認できなかったが、その存在が否定されたわけではない」と締め括っている。

 

ある実験研究では、ヘルメット着用に慣れている大人はヘルメットを脱ぐと自転車の速度を抑えるが、普段はヘルメットを被らない自転車利用者の場合、ヘルメット着用の有無で自転車の速度は変わらなかった。障害物コースを自分の足で走る子供を対象にした別の実験研究では、子供は安全装備(ヘルメットを含む)を着けている時はより速く、よりリスクを取ることが分かった。

 

ヘルメット (自転車) - Wikipedia

特に立証された考え方でもなかったりする。
ノーヘルのほうが交通違反率が高いという結果にもなっていたりする。

 

まあここで何を言いたいかというと、自分の努力では防げない事故が世の中にはあって、ヘルメットはそれに対する最後の砦みたいなもんだと思うんですね。
ノーヘル推進派の人って、自分の努力で事故に遭わなくすることが出来るとでも思っているのかもしれませんが・・・
【ネ申】の領域なのかもしれませんが、多くの人は一般人なので、被って最終防御策を持っていたほうがいいかと。

 

着けなくても出来ないから大丈夫だよ!出さないから大丈夫だよ!という男は、信用しないほうがいいとK・鷹さんも言っていたはず。

 

最初の報道の事故の件に戻ります。
テロ的に突っ込んでくる車がいたとして、仮にロードバイクに乗っているときに後ろから突っ込まれたとします。
テロ車の速度などによっては、正直なところヘルメットの有無で大きな差にはならないと思います。
それこそ時速120キロで車が突っ込んできたら、ヘルメット被っていようとそうではなかろうと、変わらないでしょう。

 

そういう極端な話で0か100かみたいに考える話ではなくて、ノーヘルよりは何か事故に巻き込まれたときに、多少結果が変わるのではないか?という淡い期待=自転車のヘルメットなんじゃないですかね。
あんなプラスチッキーなものに、絶対的な信頼を寄せている人がいるんですかね?
最終防御としての淡い期待程度で、ヘルメット被っているから何があっても安心だぜ!と思う人がいるとは思えないですし、もしいたらそれはホンモノのバカなのかもしれません。

 

建設工事の現場ではヘルメット着用は義務になっていると思いますが、マンション建設の現場で、上から鉄骨が落ちてきた場合に、ヘルメット着用と非着用で大きく結果は変わらないでしょう。
そういう極端なレベルではなくて、もっと軽微な頭部への打撃であれば、結果は違う可能性がある。
建設現場でヘルメット被っているから、ノーヘル時よりも、よりリスクが高いプレイをするのか?という話なんですよね。

 

最後の砦として守ってくれる可能性に賭けているけど、本当の安全性はそこではないのかなと思ってます。
ここ20年弱の間で、ロードバイクのヘルメットの価値観は大きく変わったと言ってもいいと思うんですが、被りたくない人は、単に被らなければいい。
被っている人のほうが安全意識は強いというか、交通ルール違反率も低いそうですし。

 

今の時代では、ロードバイクに乗るときはヘルメットを被るというのは常識化していますが、以前は常識ではありませんでした。
常識ではないものが常識になってきたという時代の変化。
被るか被らないかは任意ですので、自己判断でどうぞ。




コメント

タイトルとURLをコピーしました