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左折専用レーンで、信号機が【←】だけ出てしまった場合の直進方法。

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先日の記事について質問を頂きました。

 

左折専用レーンで直進するロードバイクの動き方。
先日ロードバイクに乗っていたときのこと。 信号待ちで前にいた女性ロード乗り。 おいおい大丈夫か?と思ってみてまして。 左折専用レーン 10m以上車間を開けて走っていたのですが、途中、左折専用レーンが登場×3回。 こんな感じのライン取りで走っ...

 

左折レーンがあって、信号が矢印で直進と左折になっている交差点があります。環七と水戸街道の交差点とか。両方青になるのであれば左折レーンからの直進可能ですけど、この交差点では左折青、直進赤が出ます。直進したい場合管理人さんと同じく左折レーン右寄りほぼ中央で待つわけですが、左折青になった場合、後方からの車をブロックしてしまうことになります。なので左折レーンの前に出るか(この場合停止線オーバーな所まで行かないと危険)、しょうがない左折するわけです。左折すると横断歩道があればそこで待つことが可能ですけど、横断歩道はなく、道路(水戸街道)を渡るためには中川を超えて結構な距離を走らなければなりません。
そんなような信号分離の交差点は、どのように渡るのがいいと管理人さんは思われますか?

場所からするとここ?なのかなと思うのですが。

けどここ、よーく見ると対岸へ渡る横断歩道もあるみたいですので違いますかね??
ちょっと正確な場所がわからないので、一般論として。

左折専用レーンからの直進

道路交通法上では、ロードバイクが直進するには第一通行帯の中から、というのが原則です。
なので左折専用レーンから直進しないといけません。

 

こんな交差点をイメージしてみますか。

第一通行帯が左折専用レーンで、【←】だけ先に出るタイプの信号機がある交差点。

 

ロードバイクが直進したいとして、ここに停止していたらクラクションの嵐になります。

法的な側面は置いといて、実態としてよく見かけるのはこっちで停車ですね。
まあ、法的には違反です。

 

これ、法的な側面を一旦置いといて書きますが、こういう形状の道路(ずっと三車線で、普通に進むと左折専用レーンになってしまうタイプ、A式)と、

こういう形で、左折専用レーンが本線から凸で出てくるタイプ(B式)では違うような気もします(法的にではなくて、危険度という意味)。

どちらも真ん中のレーンに突入しているので、信号待ちの停止位置としては間違いですが・・・
これも交通量次第ですが、A式で車線をまたいで真ん中レーンに行くのはリスクはありますが、B式の場合は、後続車にアピールしておけば真っ直ぐ進むだけですし。

 

実態として、どちらでもロードバイクが真ん中レーンに行くのはよく見かけます。
どちらも厳密には違反。

 

で、交通量が多くて後続車がバンバン来ているなら、

私は怖いので、流れに乗って真っ直ぐ行きたくても一旦左折しちゃいます

 

ただこれも道路幅次第
車線内が広い場合は、停止していても大型車がそのまま通れるところもあるので。
これはかなり路肩が広い場合です。

そして【↑】が出てから、後続車の動きを見ながら進むとか(道路幅が広くて、停車しても後続車の進行を妨げない場合のみ)。

 

けど、道路幅が狭ければこんな位置でいきなり停車されてもクラクションの嵐。
なので臨機応変に、道路幅、信号機の出方、交通量などで対応を変えてますが、初めて通る道路の場合はまあまあ困ったりします。
よく通る道路なら、この先は左折専用レーンに入ってしまうとわかっていますし、信号機の出方もわかる。
初めて通る道路の場合は、【おっ!】と思ったら知らぬ間に左折専用レーンに入っていますし・・・

 

あと、よく知っている道路なら、交差点よりも結構前で一旦左に寄せて停止していて(後続車の邪魔にならないくらい広いことが前提)、

信号機に【↑】が出てから、後続車の状況を見ながらこんな感じで発進するとか。

わかんないときは流れに逆らわずに左折して、それからどこかで戻ってくるようにしてます。

 

けど実態としては、こういうのよく見かけますよね・・・

こういうのも、実はある状況下では法的に正当化できうる余地はあるといえばあるのですが、それについては書くことをやめときますw
信号機が【←】と【↑】の両方が出ている場合には、法的にややグレーですが正当化できるかもと思うところはあるのですが。

 

信号機に【←】だけが出るタイプではないなら、このように行くことが多いはず。

別にこれでも違反ではありませんが、後続車から見て先行するロードバイクが左折するものと誤解されかねない。

どちらにせよ、後続車の状況はきちんと確認しておかないと、①では左折巻き込みのリスクがあり、②では本線合流時の追突のリスクがあります。

法律を全て守るのは難しい面もありますが

いいか悪いかは別として、直進するために真ん中レーンに突入して行くロードバイクはしょっちゅう見かけます。

 

こっちは危険度があるのでかなり微妙ですが、それでも見かけます。

こういうのは、法的に許してくれても良さそうな気もするんですが、法解釈としてはアウト。

まあ、交通量が多くて車線数が多い道路ほど、こういう構造ってまあまあ見かけます。
一番ややこしいのは、左折専用レーンの先が高速道路の入り口だった場合など。
流れに従って左折するわけにも行きませんし。

 

神奈川県の国道134号の大磯方面から江ノ島方向に進むと、湘南大橋がありますが、橋を渡りきるあたり。

最終的には左折専用レーンになり、信号機も【←】だけで出ることがあったはず。
ほぼ全てのロードバイクは、真ん中の直進専用レーンから直進しているような印象があります。

 

しかも曲がった先には高速の入り口もあるため、大型車もバンバン左折する。
あんまり好きな交差点ではないですが、こういうのも警察に聞くと、

 

いろんな人
いろんな人
上にある歩道橋を、自転車を押して通行してください

 

こんなオチだったりする。
まあ、実態としてこの交差点も、これに近い形(左に出っ張るように左折専用レーンが出てくる)なので、

真ん中レーンに行くことがそこまで危険とも言えないですが、法を厳守するならアウト。
私がどうしているかというと、この道路自体をなるべく通らないという選択を取ってます。
というよりも、ここを左折した先は高速の入り口だけだとずっと思ってました(地図で見たら一般道もあるようです)。
平日だと交通量もそこまで多くないため難解な交差点とは思いませんが、大型車も結構通行しているのであんまり好きなタイプの交差点ではないですし、内陸側には国道一号線もありますし。

 

ずいぶん前に初めて通ったときに、どうも好きになれなくて。

 

ここ、私が見ている範囲では真ん中レーンから直進するロードバイクがほとんどではないかと・・・
法的にはアウトなんですが、実態としてはそうせざるを得ない部分も正直ある。
実態としては、真ん中レーンから直進するロードバイクがほとんどなのかなと思ってみてますが、違反。
法律を守ると豪語する人なら、やっぱこういうところでも左折専用レーンで待つんですかね。
クラクションを一身に背負いながら・・・なんてわけもないでしょうけど。

 

まあ、左折専用レーンにぶち当たったときにどうするかですが、法律上は左折専用レーンのまま直進しないといけません。
そうなった場合に、信号機が【←】だけ出ると困るので、困ったときは流れに沿って左折しちゃうことが多いです。
歩道の有無、道路幅、交通量、横断歩道の有無などでどうするか変わるのですが、無理と判断した場合は大人しく左折。

 

無理して事故ってもしょうがないので、一番安全そうな選択肢を取るようには心掛けてます。

 

似たような件、前にも書いた気がします。

 

国道134、浜須賀交差点で直進したい場合。
先日のダブル左折レーンやY字路などの話に関連してなんですが、 サイクリストがかなり多い、国道134号浜須賀交差点について質問を頂きました。 ここは比較的通ることが多い道なので、浜須賀と見ただけであれだ!と頭に出てきますw 浜須賀交差点 今回...

 

お話を頂いた交差点がイマイチどこなのかよくわからなかったのですが、左折しちゃうと川を越えないと戻ってこれないとのこと。
移動手段として自転車に乗っているときは微妙ですが、趣味としてロードバイクに乗っているときは、その分余分に距離を走れたとプラスに考えてます。
左折専用レーンに入ってしまい、信号機に【←】だけが出てしまったら、道路幅が広いときはそのまま停止していても問題ないこともありますが、道路幅が狭いときは諦めて左折しちゃうしかないでしょう。

 

後続車の進路を邪魔しないことと、自分の安全、法律の全てを考えると、無理せず左折するしかないのでは?
もちろん、後続車の有無によっても変わりますが・・・

 

左折専用レーンと、信号機の【←】だけが先行して出る交差点は、ロードバイク泣かせなのは間違いないです。
左折した結果ちょっと長く走ることになったとしても、危険なプレイをするよりはマシ・・・とプラスに考えたほうがいいのかも。
あと、上で取り上げた青戸8丁目交差点ですが、事故件数ワースト2位と出てきました。
それだけ危険性を含んでいて事故多発地帯のようなので、なおさら無理しないことが大切だと思います。




コメント

  1. 大川原 より:

    取り上げてくださってありがとうございます。
    お詫びです。おっしゃるように事実誤認があり、左折したところに横断歩道がありました。記憶では橋渡って水戸街道を渡り、もう一度戻ってきたような。後ろに車がいて、横断歩道見つけた時に止まるの危険と判断してそのまま直進したのかもしれません。すいませんでした。
    「左折した結果ちょっと長く走ることになったとしても、危険なプレイをするよりはマシ・・・とプラスに考えたほうがいいのかも」については全く同感です。事故なく長く楽しみたいものです。

    • roadbikenavi roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      やっぱりありましたか。
      横断歩道があったとしても、この道路を初めて通る際には気が付きにくい可能性もありますし、一瞬の判断で歩道側に乗り上げるのが危険な可能性もあります。
      なので普段から通り慣れている場合は別ですが、そうでない場合は結局は困る結果になるのかと思いますね。

      まあ、道路構造はロードバイクのことなんて一切考えていないので、困るといえば困りますが・・・

  2. ぬるべぇ より:

    ロードバイクの左折レーン直進問題は難しいですね。毎日トラックを転がしていると、日本の道路はそもそもロードバイクの事なんて全く考えて造られてないというのを痛感します。
    自分の場合は完全にケースバイケースです。ソロライドだと、事前に右側による事も多いですが、ソロではない場合は管理人さんと同じく一旦左折してから横断歩道を渡るパターンが多くてが多いです。やはり左折レーンから右に寄るのはリスクを伴うので、2名以上のグループライドではあまりやらないようにしています。
    ただ左折後すぐに横断歩道などがあれば良いのですが、そうではない事も多々あります。
    こんな時は歩道橋のある交差点ならば、下車して歩道橋を担ぐ事を初心者には勧めています。まだロードバイクに乗り始めた初心者でフラペの人にはこれが一番だと思っています。安全面でももちろんですが、ママチャリにないロードバイクの魅力を身体で知ってもらうにも良い機会だと考えてます、歩道橋を担いで登るなど、ママチャリでは考えられない事でも、車重10㎏に満たないロードバイクなら簡単に出来てしまいます。動力性能でロードバイクの魅力を感じてもらうにはリスクが付いてまわりますが、こういう所でも軽さという武器を体感してもらえる事でしょう。
    フラペを卒業しちゃうと階段はなかなかツライものがありますが、それでもママチャリを担ぐという苦行に比べるとまだマシだと思いますw

    • roadbikenavi roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      歩道橋を渡ることは全く頭にありませんでした。
      横断歩道がなくても、いつかは渡れるポイントが出てくるだろうと思いそのまま左折して進むほうがいいかなと思ってましたが、歩道橋もケースバイケースではありかなと思いました。

      歩道橋の場合、特に降りるときに踏み外すと悲劇が待っていると思います。
      悲劇は本人だけが痛い思いをするならいいんですが、歩道橋の下にいる人まで巻き込む可能性もあるので、スロープがあるようなところならあり、普通の歩道橋だったらむしろ渡れるポイントが出現するまでそのまま進んだほうが良さそうかなと・・・

      あと、いわゆる一般的な歩道橋の場合ですが、普通くらいの身長の男性なら問題ないと思いますが、低身長女子とかだとバイク自体を引きずるようにガツガツぶつける結果になるかもしれません。

      けど私の頭には全く無い発想だったので、なるほどなと思いました。
      ありがとうございます。

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