スコットの2022モデルでは、グラベルロードのADDICT GRAVELがリニューアルし新しい設計になりました。
ただまあ、日本のラインアップだとグラベルロードはアルミフレームのSPEEDSTER GARVELしかなかったので、なかなかピンとこない部分もあります。
2022 SCOTT ADDICT GRAVEL
2021のADDICT GRAVELとの違いですが、よりレーシーな方向性にしたということ。
より速く、より用途が広く、より進化的にということで、エアロ性能を向上させ、全体的な空力もよくなっているのがポイント。
ジオメトリも大きく変化しています。
年式 | 2021 | 2022 | 2021 | 2022 | 2021 | 2022 |
サイズ | 49 | 52 | 54 | |||
トップ長 | 505 | 518 | 525 | 534.5 | 545 | 554.5 |
ヘッド長 | 95 | 95 | 120 | 122 | 140 | 140 |
BB下がり | 68 | 71 | 68 | 71 | 68 | 71 |
チェーンステイ長 | 422 | 425 | 422 | 425 | 422 | 425 |
リーチ | 360 | 374.1 | 369 | 378.4 | 378 | 387.1 |
スタック | 521.8 | 519.0 | 545.5 | 544.4 | 564.4 | 565.3 |
ステム長 | 90 | 83 | 100 | 93 | 110 | 103 |
※サイズ56と58もあります。
トップチューブ長が伸びて、その分ステム長は短くなった。
トップチューブを伸ばしてステムを短くすることで、オフロードでのハンドリングの機敏さを向上させつつも、ハンドルーサドル距離は維持したようです。
BBがより低重心化し、リアセンターもわずかに長めに。
なお、ステムとハンドルは一体型で、フル内装です。
Addict Gravel | ScottAddict Gravel
重量は335g。
フレーム重量とフォーク重量はこちら。
フレーム重量 | フォーク重量 |
930g | 395g |
そのほか、フェンダー用の隠しマウントがシートステイにあったり、トップチューブにはトップチューブバッグの取り付けマウントなどもあります。
このあたりはもはやグラベルロードでは当たり前に近いのかと。
日本で販売されるか?
Addict Gravel | ScottAddict Gravel
日本のサイトだと、グラベルロードはアルミフレームのSPEEDSTER GRAVELだけだったので、販売されるのかはやや謎。
日本でもグラベルロードユーザーは着実に増えているので、ここは一つ頑張ってほしいところですが。
ADDICT GRAVELは4つの完成車があるようです。
ADDICT GRAVEL TUNED BIKE | ADDICT GRAVEL10 | ADDICT GRAVEL30 | CONTESSA ADDICT GRAVEL15 | |
カーボン | HMX | HMF | ||
コンポ | SRAM RED AXS 24 Speed(パワーメーター付) | SRAM FORCE AXS 24 Speed | GRX RX810/600 Disc 22 Speed | GRX RX810 Disc 22 Speed |
ホイール | DT Swiss GRC 1100 Disc | DT Swiss GRC 1400 Disc | Syncros RP2.0 Disc | Syncros RP2.0 Disc |
タイヤ | Schwalbe G-ONE Race Evolution 45c | Schwalbe G-ONE Bite 45c | ||
値段 | 7999ユーロ | 5199ユーロ | 2399ユーロ | 2399ユーロ |
2399ユーロで31万ちょっとなので、ADDICT GRAVEL 30 あたりが売れ筋になりそうな。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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