2022年モデルのビアンキ完成車には、謎のパーツブランドVELOMANNのものがてんこ盛りされてます。
前から気になって調べていたのですが、ビアンキ本国ページにはVELOMANNへのリンクがあるものの、詳細な情報はありません。
読者様から、実測重量を頂きました。
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VELOMANNの重量
読者様のバイクは、ビアンキのスプリント、サイズ50。
スペック表を見ると、以下のようになっています。
ステム | VELOMANN ALLOY 6061, RISE +/ – 7°, HEIGHT 38MM, OVERSIZE, 1.1/8″, EXT: 70MM-44CM, 90MM-47/50CM, 100MM-53CM, 110MM-55/57CM |
ハンドル | VELOMANN COMPACT, FLAT TOP, ALLOY 6061 DIAM. 31,8MM, REACH 80MM, DROP 130MM, SIZE: 400MM-44/53CM, 420MM-55/57CM |
シートポスト | VELOMANN ALLOY SHAFT AL6061, ALLOY HEAD, 15MM OFFSET, 27,2MM, LENGTH: 300MM-44CM, 350MM-47/57CM |
読者様の実測重量はこちら。
ステム(90mm) | 130g |
ハンドル(400mm) | 326g |
シートポスト(350mm) | 314g |
完成車に付属するパーツは、よほどの高級車以外は似たり寄ったりな気がします。
基本的な概念は、安い、重い、頑丈。
三拍子揃った逸材というわけではなくて、とりあえず自転車として乗れる状態にするために、頑張って安いパーツを探しました!みたいなのがお決まりコース。
特に完成車価格が30万以下だと、ステム、ハンドル、シートポストの三点にお金を掛けている完成車はほぼなくて、安い、重い、頑丈の三拍子を重視した構成になります。
ただまあ、普通に使う分には困ることはありませんし、質が悪いわけではありません。
上を見たらキリがないですから。

Deda ZERO 100に変えたところ、全部で140g程度軽くなりました。(ステムはZERO2で重さ変わらず。)
Deda ZERO 2だとそれほど変わらないかもしれません。
重量だけが全てではありませんが、そんなに悪いものでは無いかなと。
ちなみに私のスプリントは50サイズですが、ホイールをゾンダ、サドルをSelle Italia、クランク、ブレーキをR7000、シートポスト、ハンドル、ステムをDedaに変えたところ、7.85kg(ペダル、ボトルゲージ含む)になりました。
効果が大きい順は、ホイール、クランク、サドル、ハンドル、シートポストでした。
重量比較の参考までに
軽量ステムを使う私が断言しますが、ステムが40g軽くなったところで走りが軽くなるわけもなく、気持ちの高揚感が凄いわけもなく、気分的に違う程度の話です。
まあ、軽量化は全体的にちょこちょこして達成するわけなので、そういう意味ではステムが軽くなることにも意味はありますけど。
軽量化は漢のロマンであり、ロードバイクなんて趣味なので自己満足度を高める作業なわけですが、完成車付属のパーツは重量が公開されてないことも多いです。
軽量化したい人の、参考までにどうぞ。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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