先日の件ですが、
こういうのに固定して運べるなら、普通の輪行袋でも可能です。
固定して安定するのかは知りません。
そもそも必要?
前回紹介したのは飛行機などの遠征目的がメインのバッグでして、自転車に乗りながらシーコンを持つことは不可能です。
今回のキャリーについても、自転車に乗るときには駅のコインロッカーや宿泊先に置いておくしかないので、行動範囲が限られます。
そもそも、転がしたいのですかね。
持ち歩く時間なんて駅構内の短時間ですし、大半は電車内に置きっぱなしですよ。
ちなみに某社の後輪を外さないタイプはこのようなプレイも可能ですが、
JRなどは禁止プレイにしてますし、そもそも後輪外さないタイプはオススメしません。
一部の鉄道会社やフェリーなどでは規則が緩いので使えますが、JRなどはサイズオーバーしてますし。
まあ、計測方法を変えれば問題ない!などと言い張る人すらいますし、そりゃ駅員もトラブル回避のためには注意自体しなくなるわな笑。
世の中、想像の斜め上過ぎる屁理屈で反論してくる人なんていくらでもいるので、注意しない、関わらないほうがマシと考える駅員がいても何ら不思議はない。
人身事故で止まっているのに、駅員に詰め寄り「俺は急いでいる!早く動かせ!」などと怒鳴り散らす人とかいるけど、駅員が運転再開のゴーサインを出すわけじゃないし、駅員がかわいそうにすら思える。
無人駅で車椅子運べ!今日ね!と言い張った人もいましたが、即日対応が難しいことくらい理解してあげないと。
ダメですよ。
吉野家で「牛丼並盛、肉だく米だく」なんて無茶振りしたりしちゃ。
それは大盛か特盛なのだから。
バッグの話
先日の記事にご意見を頂きました。
キャスター付きの輪行袋、「安全第一」という商品は初めて見ましたが、
シーコンに関しては、周りに使っている人も多いです。
完全に飛行機輪行用ですね。
クルマに積んで、あるいは、大型荷物置き場がある空港行の特急列車に積んで、
空港まで行って、飛行機に乗せる用です。
トライアスロン関係では、大会に行くのに飛行機に乗る機会が多いです。(沖縄行ったり海外行ったり、そうでなくても宮崎のように飛行機アクセスが非常に便利な地方に行ったり)
なので、通常の輪行袋のように、バイクで走って、電車に乗るときに輪行袋を使うというのとは用途が全く違うと思います。
同じ飛行機に乗せる用途では、他に以下のようなのがあります。●オストリッチのトラベルバッグ
リンクこちらはキャスターなし。折りたためます。といっても、担いでバイクを漕ぐのは、不可能ではないがやりたくないレベル。
●バイクポーター
リンク簡単に言って、プラスチック製の段ボール箱です。キャスターは後付け。
これらは飛行機輪行で使用できますが、ヤマト・佐川・西濃などの自転車を送れる宅配便では、四角い箱型のものしか受けてくれません。バイクポーターはOKですが、それ以外のものは、NG。ただ、各社とも、自転車を送る用の段ボール(普通の紙製で、自転車用のサイズ)を買うことができます。
別の投稿になりますが、ペダルを外す外さないでいうと、
普通の輪行袋で外したことがありません。
上記の飛行機用で言えば、
・シーコンは外さない。
・オストリッチのトラベルバッグは外す。
・バイクポーター(や段ボール箱)は外す。
という形状と、入る入らない(収まりの関係)になってます。
ところで、話は飛びますが、しばらく見ないうちに、
以前は、商品情報すらまともに掲載されてなかった
オストリッチの公式WEBサイトが、ちゃんとしたWEBサイトになってました。
「輪行のマナー」などというページもあり、輪行のマナー | OSTRICH(オーストリッチ)公式ホームページ|自転車用バッグ、輪行袋、自転車用アクセサリの製造|アズマ産業株式会社OSTRICH(オーストリッチ)/アズマ産業株式会社は国産の自転車用バッグメーカーです。自転車用バッグ、輪行袋、自転車用アクセサリの製造、また、国内主要レーシングチーム、個人に機材サポートをしています。ちゃんと、前後輪とも外す輪行を推奨しています。
(と言いながら、前輪だけ外すタイプの輪行袋もまだ販売している矛盾)
結局、キャスター付きは基本的に飛行機などの遠征用なので、いわゆる輪行には向かない。
後輪外さないタイプが販売されているのは、一部鉄道会社やフェリーによっては問題にならないからかと。
まあ、わざわざシートポストを抜く人なんていないし、シートポストを抜くのと後輪外すのなら後輪外すほうが圧倒的に楽だし。
持ち運びやスペースの関係から前後輪外しの縦型が最も楽ですが、後輪外すことに抵抗がある人もいますよね。
プロショップの店員でも、「後輪外さないタイプ」「サドルやタイヤむき出し」「どうせ注意されないし」みたいなルールをガン無視している人もいますが、ルールをガン無視する人が電動アシスト自転車のルールについて違反がどうのこうの語っているのを見ると、いやいやあんたルールについて語れる立場じゃないでしょと思ったりします。
刑法と民事ルールの違いはあれど、根底にあるのは
「どうせ注意されないし」
なのだから。
話はそれましたが、キャスター付きとかは宿泊先やコインロッカーに収めることができる場合に限られますし、持ち歩く時間なんてたいしたことないので、転がせる必要はないかと。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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