ロードバイクにつけるベルって規格とかあるの?と質問を頂いたのですが、

規格とか決まりはないので、一般的に「ベル」だと認められるモノであれば問題なし。
決まりはないので、自由です。
Contents
変わり種の自転車ベル
ぶっちゃけた話、ロードバイクに乗っていてベルを鳴らす場面自体がほぼないです。
あえて変わり種のベルをいくつかご紹介。
東京ベル製作所 ウッドベル
まずは「ウッドベル」。
メーカーサイトによると、木製独特の音が響くとありますが、あれですかね。
木魚みたいな感じ(?)ですかね。
木材独特の心地良い「ポンポン」とした音が響きます
自転車用ベル
ていうか、理屈の上では木魚をハンドル付近に設置しても警音器となり得ます。
あまりおかしなモノを自転車に載せていると、ヤベー奴扱いされて友達が減る危険性がありますから、全くオススメしません。
東京ベル製作所 ミニコンパス付きベル
次に同じく東京ベル製作所のミニコンパス付きの自転車ベル。
方位磁石付きなので、道に迷ったときや遭難した際にも安心です。
GPS?
そんな軟弱なモノに頼っちゃダメですよ。
漢は迷わず方位磁石と星の位置のみで進行する。
電子機器なんて、バッテリーがなければ何の役にも立たないことを思い知るいいキッカケになるでしょう。
扇工業 バーエンドベル
次は「バーエンドベル」。
キャニオンにも同じようにバーエンドベルがありますが、バーエンドを有効活用したい人にはたまらない逸品。

扇工業 ファッションミラーベル
次は禁断のミラー付きベル。
ミラーといっても後方確認用ではなく、身だしなみのチェック用だそうです。
自分がキマっているかチェックしたいナルシスト系サイクリストにも最適。
走行中の使用は単なる前方不注視ですので、あくまでも身だしなみのチェックは停車中にお願いします。
扇工業 シャトリン
最後は空力を大事にするサイクリスト向けのベル、シャトリン。
一見してベルには見えない構造なのと、なんとなく空力が良さそうに見えます。
※風洞実験は未実施。
一般的なベルは空力なんて一切考慮されていませんが、シャトリンに関してはエアロデザイン。
空力悪化を恐れるサイクリストのニーズに応えてくれるスグレモノと言えそうですが、おそらくバーエンドベルのほうが空力性能は高いでしょう。
何でもよい
ほとんどの都道府県では公安委員会規則によってベルの装備義務があるため、装備してないだけで道路交通法違反になってしまいます。
全然使うタイミングがないくせに付けろなんて理不尽な気もするけど。
ロードバイク界のトレンドはエアロデザイン。
今後は空力性能を高めたベルが市場に投入される可能性がありますが、暇な人が様々なベルを風洞実験して比較する日はおそらく来ないでしょう。
理屈の上では木魚をハンドルに設置して警音器だと言い張っても問題はないと思われますが、いかんせんエアロでは不利。
操作性の面やビジュアル的にもヤベー奴扱いされかねないため、やはり専用品から選ぶのが良さそうです。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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