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死角の車両の存在を運転手へ通知する実証実験を開始。

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へー、と思うニュース。

GNSS (該当項目へジャンプします注1) で計測したスマートフォンの位置情報をもとに、自転車・原動機付自転車・自動車が同じ交差点に接近した際にそれぞれの運転手のスマートフォンへ自動通知する機能 (以下 本機能) を開発しました。交差点の死角に隠れている自転車・原動機付自転車・自動車の存在を、安全面に配慮した通知によってそれぞれの運転手が事前に把握することができます。

 

スマホ位置情報で公道での事故を防止
KDDIのニュースリリース スマホ位置情報で公道での事故を防止

2月頭~末までの実証実験だそうな。

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死角にいる車両の存在を事前把握

見通しの悪い交差点付近において、自転車・原動機付自転車・自動車が接近したことをトラッキングサーバーが予測・検知すると、通知音・バイブレーション・警告画面を通じてそれぞれの運転手に自動通知します。

 

スマホ位置情報で公道での事故を防止
KDDIのニュースリリース スマホ位置情報で公道での事故を防止

要はこのように、見通しが悪い交差点で接近する車両を知らせる仕組みのようです。

ただまあ、あえて言っておくと、見通しが悪い交差点に入るときは

 

「徐行義務」(42条)

 

があり、徐行義務が免除されるのは信号がある場合と優先道路を進行する場合のみ。
優先道路=交差点内にセンターラインか車両通行帯がある道路のことです。

 

あくまでも基本があってこそ活きるシステムだと思うので、通知がなかったから徐行義務が免除されるわけもないし、徐行義務と左右確認(目視)を果たした上で、人間の注意力ではまかないきれない部分を補うみたいなイメージじゃないと、事故は防げないと思う。

どの程度の精度なのか?

どの程度の精度なのか?が気になるところですが、それも含めて最近流行りの「実証実験」なんだろうと思います。
最近多いよね。
電動キックボードも実証実験を経た結果だし、サイクルトレインも実証実験していたはず。

 

「交差点の死角には刺客がいる」という大原則から徐行や目視確認が必要になるわけですが、想像の斜め上みたいな高速度進入するアホとかいるし、徐行と目視確認だけじゃ防げない。
けど、基本があってこその話だと理解してないと、やっぱり想像の斜め上みたいな珍事につながりそうな予感。


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